Sumiko K @アルゼンチン⇔北海道

アルゼンチン・ブエノスアイレスから一時帰国中。レイキティーチャー、ヒプノセラピーセラピ…

Sumiko K @アルゼンチン⇔北海道

アルゼンチン・ブエノスアイレスから一時帰国中。レイキティーチャー、ヒプノセラピーセラピスト。アルゼンチンタンゴ、ブエノスアイレスの暮らしを楽しむ日々を一時中断して、親の介護を目的に実家暮らしを始めました。好きなこと:アルゼンチンタンゴ、写真、食べ物、街並み、旅行、空

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記事一覧

桜の季節のアルハイママと杖つきパパ、そしてわたし

5月。北海道の桜の季節、我が家の食卓からは桜が見える。 うちの横は児童公園だ。 過疎化地域の公園は、もう何年も前から遊ぶ子供も居なくて、朽ち果てた遊具はすっかり撤…

【ぼちぼち往復書簡】1分間の仮想プチスピーチ From すみこ

ようこちゃん、親孝行だねぇ。偉いなー。ご両親にとっては、アテンド付きのコンサートのプレゼントも嬉しかったでしょうが、ようこちゃんと一緒にお出掛けというのが何より…

アルハイママ米寿88歳になりました

アルツハイマーの母が88歳の誕生日を迎えました。 最近、症状の波がどんどん激しくなり、調子の悪い日も増えてきた母ですが、無事に88歳を祝えてよかった。 この日は…

真夜中に女中部屋に轟くピーッ

女中部屋。 日本に育つと聞きなれない言葉だと思う。わたしもアルゼンチンに行くまで知らなかった。 現在の、国民の半分が貧困層、インフレ200パーセント超えというア…

【ぼちぼち往復書簡】大地の春と夢の中で新しい体験するわたし From すみこ

ようこちゃん、楽しそう!お花見外パン。桜の季節到来ですねー。 北海道の桜はまだ先で、やっと地面から春が始まって来たところです。ふきのとうや、福寿草が綺麗だよ。 …

つるんと剥けたゆでたまごと、おでんの思い出

つるんと剥けたゆで玉子は気持ち良い。 昨年末に姉が家事をやりに来てくれた時、わたしが作り置きしたおでんの玉子は酷いものだった。全然綺麗に剥けなかったのだ。旅立ち…

親を見守る姉とわたしの連絡帳

年末年始と、わたしは親の見守り介護からお休みをもらって海外旅行を楽しんできた。その間は、東京から札幌へ引っ越したばかりの姉夫婦がやってきて、我が家の面倒を見てく…

遠隔レイキヒーリングを連続して受け取って分かった自分のこと

師匠がレイキ講座を開催していたので、オブサーバー参加をさせてもらった。講座の中で、わたしの経験をコメントさせてもらう場面もあったけれど、貰った恩恵の方がはるかに…

アルハイママの🎶ファソラファソ

アルツハイマーの母は、時々、チャチャチャチャチャという独り言が止まらなくなる。 どんなに観察していても、それがどういうタイミングで始まるのか、どういう状況だと止…

【ぼちぼち往復書簡】今年は制限かけないで生きてみたい From すみこ

ようこちゃん、「星は夜空に開いた穴」説。ロマンだねー。好きだわ、それ。 わたしは久しぶりに二カ国へ連続して海外旅行をして、るんるん気分の年明けです。 やっぱり、…

パリにじんわり染み込むニッポンスピリットとジャムの蓋

フランスでのセラピストとしての体験を綴っておこう。 わたしのレイキの教え子マスターさんは、フランスでとても勢力的に活動している。ヒーリングも伝授もすごい数をこな…

アルハイママのTV感情移入が激しすぎて

12月は毎年、母の通院している精神科で長谷川式認知症スケールで検査を行う。今年のスコアは11/ 30。 去年と同じだった。 今年一年はみるみる母の記憶力が落ちてきている…

【ぼちぼち往復書簡】学期始まりに叱られた思い出をポイッ From すみこ

ようこちゃん、すごいねー。掛け持ち交換日記って。 若い頃から日記は三日坊主で全然続けられなかったわたしには、掛け持ちなんて驚異的です。 小学生の頃は夏休みに、絵…

師であり友である元うつ病患者は著者になった。『ぱなりな』三浦美穂(著)

セラピストとしてわたしが、苦しい状況にいるクライアントさんや、友達に、「大丈夫。きっと好転するときがくる。」と確信を持って伝えることができているのは、この人を長…

とりあえず、を呪文のように呟きながらやってみた。YouTube。

夏はお疲れ気味のわたしだったけれど、秋は何かを始めたくなる。 秋分を過ぎたらむくむくと元気が湧いてきて、勢いに乗ってはじめてみた。youtube。 いつかいつかブエノス…

アルハイママ、アート教室からの卒業

この10月、母は通っていたアート教室から卒業することにした。 アートと言っても塗り絵教室で、見本の作品に沿って下絵に色鉛筆で色彩を入れて行くものだ。 もともとは…

桜の季節のアルハイママと杖つきパパ、そしてわたし

桜の季節のアルハイママと杖つきパパ、そしてわたし

5月。北海道の桜の季節、我が家の食卓からは桜が見える。

うちの横は児童公園だ。
過疎化地域の公園は、もう何年も前から遊ぶ子供も居なくて、朽ち果てた遊具はすっかり撤去されてしまっている。しかしながら、そこに植えられた桜の木は立派に育って、美しい。

我が家にとっては、贅沢の極み。
誰も通らない公園側のカーテンを開け放して、花と緑の光景を楽しむ。

アルツハイマーの母は、毎朝、毎晩そこから見える桜を

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【ぼちぼち往復書簡】1分間の仮想プチスピーチ From すみこ

【ぼちぼち往復書簡】1分間の仮想プチスピーチ From すみこ

ようこちゃん、親孝行だねぇ。偉いなー。ご両親にとっては、アテンド付きのコンサートのプレゼントも嬉しかったでしょうが、ようこちゃんと一緒にお出掛けというのが何より楽しかったんじゃないかな。ほんと、貴重な時間を大事にしたいよね。

ようこちゃんの文章の中に出てきた『ジャーナリング』。
それ何?って思って検索しちゃいました。ふむふむ、瞑想の書くバージョンなんだね。

解説によると、まとめたり考察したりし

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アルハイママ米寿88歳になりました

アルハイママ米寿88歳になりました

アルツハイマーの母が88歳の誕生日を迎えました。

最近、症状の波がどんどん激しくなり、調子の悪い日も増えてきた母ですが、無事に88歳を祝えてよかった。

この日は姉夫婦も札幌からやってきて、家族揃って近場の温泉宿に宿泊。

お宿が部屋に、ゴールドのちゃんちゃんこと帽子、座布団を用意してくれたので、母にはそれを身につけてもらい、88の数字がしっかり入るように飾り付けをして、華やかに楽しく記念撮影を

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真夜中に女中部屋に轟くピーッ

真夜中に女中部屋に轟くピーッ

女中部屋。
日本に育つと聞きなれない言葉だと思う。わたしもアルゼンチンに行くまで知らなかった。

現在の、国民の半分が貧困層、インフレ200パーセント超えというアルゼンチンの現状を思うと、信じられないような話だけれども、その昔、アルゼンチンは経済大国で非常に豊かな国だった。
その頃の裕福層のお宅には住み込みの女中がいて、その部屋は大抵の場合、台所のすぐ横にあったのだ。
ブエノスに住んで居る間に伺っ

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【ぼちぼち往復書簡】大地の春と夢の中で新しい体験するわたし From すみこ

【ぼちぼち往復書簡】大地の春と夢の中で新しい体験するわたし From すみこ

ようこちゃん、楽しそう!お花見外パン。桜の季節到来ですねー。
北海道の桜はまだ先で、やっと地面から春が始まって来たところです。ふきのとうや、福寿草が綺麗だよ。

ようこちゃんが書いていた『新しい体験と時間経過感覚の関係』、興味深いなーと思いました。

わたしにおいての新しい体験はどうかな?と思ったときに、それは眠っている間に起きているのかもしれない。という気付きに繋がりました。

あのね、夢ってね

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つるんと剥けたゆでたまごと、おでんの思い出

つるんと剥けたゆでたまごと、おでんの思い出

つるんと剥けたゆで玉子は気持ち良い。

昨年末に姉が家事をやりに来てくれた時、わたしが作り置きしたおでんの玉子は酷いものだった。全然綺麗に剥けなかったのだ。旅立ち前でバタバタしながらやったせいか、気持ちここにあらずが玉子に伝わってしまったか。
仕方がないから、ガタガタで見栄えが悪く白身の分量が極端に少ない玉子が入ったおでんを姉に引き継いだ。

その後、姉がプレゼントしてくれたのは、卵に穴を開ける秘

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親を見守る姉とわたしの連絡帳

親を見守る姉とわたしの連絡帳

年末年始と、わたしは親の見守り介護からお休みをもらって海外旅行を楽しんできた。その間は、東京から札幌へ引っ越したばかりの姉夫婦がやってきて、我が家の面倒を見てくれた。

姉弟3人、それぞれ親との関わり方というのは違うものである。

わたしは出来るだけ自分で手を下さない派。介護保険を利用したデイサービスやリハビリの予定をどんどん入れて、割と放置。ヒーリングもするけれど、それもレイキに全託。という感じ

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遠隔レイキヒーリングを連続して受け取って分かった自分のこと

遠隔レイキヒーリングを連続して受け取って分かった自分のこと

師匠がレイキ講座を開催していたので、オブサーバー参加をさせてもらった。講座の中で、わたしの経験をコメントさせてもらう場面もあったけれど、貰った恩恵の方がはるかに多い。感謝です。

レイキ講座レベル2では遠隔ヒーリングを学ぶので、その実践練習は次の講座までの宿題になる。
受講者6人の総当たりの、送って、受け取っての遠隔ヒーリング祭りはかなりいい経験になった。

特にヒーリングを受け取るという面におい

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アルハイママの🎶ファソラファソ

アルハイママの🎶ファソラファソ

アルツハイマーの母は、時々、チャチャチャチャチャという独り言が止まらなくなる。

どんなに観察していても、それがどういうタイミングで始まるのか、どういう状況だと止まらないのか、全然わからない。
タクシーに乗っているときや病院の待合室にいる時だと、わたしも人の目が気になったりするけれど、老人比率の多いこの田舎町は他人の目も優しい。

通院先の先生に、この症状を話したことはあるけれど、アルツハイマーの

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【ぼちぼち往復書簡】今年は制限かけないで生きてみたい From すみこ

【ぼちぼち往復書簡】今年は制限かけないで生きてみたい From すみこ

ようこちゃん、「星は夜空に開いた穴」説。ロマンだねー。好きだわ、それ。

わたしは久しぶりに二カ国へ連続して海外旅行をして、るんるん気分の年明けです。

やっぱり、旅は良い。

北海道に暮らしてから、なんだか不自由な気持ちをずっと抱えていたけれども、制限かけていたのは自分だなぁと思ったよ。
今年は、もっと自由に生きたいと思う。

バンコクでは、また新たにコスプレ写真を増やしましたのよ。
今回はタイ

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パリにじんわり染み込むニッポンスピリットとジャムの蓋

パリにじんわり染み込むニッポンスピリットとジャムの蓋

フランスでのセラピストとしての体験を綴っておこう。

わたしのレイキの教え子マスターさんは、フランスでとても勢力的に活動している。ヒーリングも伝授もすごい数をこなしていて、教え子さん達を集めての練習会も定期的に行なっている。
マスターさんのその姿勢や、どんどん輝きを増して高みへと進む姿には、いつも尊敬と眩しさを感じる。
さらに、時折送られてくる活動報告や、疑問、質問などのメッセージは、わたしにとっ

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アルハイママのTV感情移入が激しすぎて

アルハイママのTV感情移入が激しすぎて

12月は毎年、母の通院している精神科で長谷川式認知症スケールで検査を行う。今年のスコアは11/ 30。

去年と同じだった。

今年一年はみるみる母の記憶力が落ちてきているので、さぞかしスコアも悪いことと思っていたので、意外な結果。

「ふーん」という顔をしているわたしを見て、ドクターは「この数値だけでは測れない症状があるのはわかります。」と言った。
だからといって他の検査をする訳でもないし、同じ

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【ぼちぼち往復書簡】学期始まりに叱られた思い出をポイッ From すみこ

【ぼちぼち往復書簡】学期始まりに叱られた思い出をポイッ From すみこ

ようこちゃん、すごいねー。掛け持ち交換日記って。

若い頃から日記は三日坊主で全然続けられなかったわたしには、掛け持ちなんて驚異的です。

小学生の頃は夏休みに、絵日記の宿題が出ていたんだけどね、それも全然出来なくて、最後の最後に、泣きながらまとめて書き上げていたものです。

そんな時にはさー、父から叱られたわけ。
「どうして、コツコツ毎日やらなかったのか!」ってね。

ところがね、最近よく観察し

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師であり友である元うつ病患者は著者になった。『ぱなりな』三浦美穂(著)

師であり友である元うつ病患者は著者になった。『ぱなりな』三浦美穂(著)

セラピストとしてわたしが、苦しい状況にいるクライアントさんや、友達に、「大丈夫。きっと好転するときがくる。」と確信を持って伝えることができているのは、この人を長く長く見てきたからだ。

三浦美穂ちゃん。
わたしたちは短大時代の同級生で、もうかれこれ35年の付き合いになる。

彼女はずっとわたしにとっては頼りになる存在で、悩んだ時の話し相手で、困った時に最高の助言をくれる人。

そんな彼女がうつ病を

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とりあえず、を呪文のように呟きながらやってみた。YouTube。

とりあえず、を呪文のように呟きながらやってみた。YouTube。

夏はお疲れ気味のわたしだったけれど、秋は何かを始めたくなる。
秋分を過ぎたらむくむくと元気が湧いてきて、勢いに乗ってはじめてみた。youtube。

いつかいつかブエノスアイレスに戻ったら、町歩きの動画配信やりたいな。とずっと心に抱いてた。
その為には、あれ買って、これ準備して。。。とユーチューバーになるための装備のあれこれを調べたり、夢見たりしていた。
それはずーっとずーと長いこと温めていた想い

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アルハイママ、アート教室からの卒業

アルハイママ、アート教室からの卒業

この10月、母は通っていたアート教室から卒業することにした。

アートと言っても塗り絵教室で、見本の作品に沿って下絵に色鉛筆で色彩を入れて行くものだ。
もともとは母のアルツハイマーのリハビリ目的で、父が付き添って通い始めたもので、かれこれ6〜7年は通ったのかもしれない。
仕上がる度に先生が額に入れてラッピングしてくれる作品は、我が家のあちらこちらに溢れている。

月に二回、2時間程度のことだし、ず

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