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空が綺麗だと思える幸せ

心が疲れている時、普通の感覚が分からなくなる。当たり前に感じていたことが当たり前に思えなくなる。
私にとってそれは空が綺麗だと思えること。

仕事が上手くいかなかったり、人間関係で悩んだり、はたまた自分自身が分からなくて悩んだり。生きていれば毎日上手くいくことの方が圧倒的に少なくて、何かしらで悩んで、ストレスを抱えている。
そういう時に見る空の綺麗さほど私は辛くなる。

なんでこんなに空が綺麗なのに、
私の人生上手くいかないんだろう。

天気が良ければいいほど、空の青さを知れば知るほど自分となぜか比較してしまう。比較しても無意味なはずなのに。
でも今の私は、空が綺麗で嬉しいとさえ思える。人混みが苦手なので出かけたいとは思えないけど、空が綺麗なことがただただ嬉しくなる。なんだか、得をした気分になるのだ。
だから何を言いたいんだって話なんだけど、自分が辛い時って、普段当たり前のように感じていたことが苦しくなったりする。好きだったことが出来なくなる。そんなふうになってしまった時は、自分は今辛いんだなって気づくことが大事だと思うんだよね。辛いと思っている自分をまずは受け止める。そしてとことん休む。当たり前の感覚と元の自分を取り戻すために。
でも、休むことに抵抗がある人や休むことが逃げだと思っている人もいると思う。

でも心と身体が壊れると短時間でも働けなくなるし、普通の生活は送れなくなる。1度壊れてしまったものを戻すのって相当な時間が要る。それに心と頭はつながっている。だから無理をしちゃいけない、どうか休んでほしい。

私がなぜ急にこんなことを話したかと言うと、空を見てたら辛かった自分を思い出したんだよね。あの頃の自分は、こんなふうに思えてなかったなって。今でこそ楽しいことも楽しいと思えるようになったし、心から笑えるようになった。でも当時の私は自分も人も嫌いで、大好きだった笑うことができなくなった。読書も、趣味も何もかもが嫌でたまらなくなり、普通の生活が送れなくなった時がある。でも周りの人が助けてくれたおかげで笑えるようになった。確かに、休むことで迷惑がかかるかもしれないし、辞めると言ったら誰かに何か言われるかもしれない。でも休んで誰かに何かを言われる恐怖よりも、自分が自分で居られなくなることの方が私は怖かった。だから、そこから離れる決意をした。もちろんこの決断は間違いじゃなかった。休むことを自分で選んだから今の笑えてる私がいる。

私は周りからの印象と実際の自分が違うことにずっと悩んでた。(これは後ほど別で書こうと思ってる)でも休んだことで自分ととことん向き合う時間が作れたし、自己理解と対処法を知ったことで人生が好転したと実感してるんだよね。

辛い時こそしっかり休んで、自分と向き合う時間を作る。それがストレス社会で生きる上でラクに生きる方法の一つだと思う。
これからも当たり前の感覚を大事にして自分を大切にしながら生きていきたいな。

…と、車の窓から見る空を見ながら思い、書きなぐってみた。今日も空が綺麗だ。そう思えることは幸せだなぁ。

※写真はつい最近車から撮った虹🌈🍀

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