「ククク…キサマに”音の違い”がわかるかな」

って秋葉原の街が語りかけてきた

秋葉原って、RPGでいうと4面のボスっぽいよね
序盤のダンジョンはチュートリアルがわりのオーソドックスなやつで、中盤からトリッキーになってくるタイプの
5面は下北沢あたり

そんなわけで、今日は秋葉原探訪記です


イヤホンよ永遠に…

休日のマックは大繁盛で、ピークを過ぎても子ども連れでにぎわっていた
近くで祭りでもやっているのか、はっぴ姿の子どもたちもチラホラ

その日、それは突然やってきた
YouTube を見ていたら片耳のイヤホンが聞こえなくなったのだ
再起動しようが繋ぎ直そうが治らない
店内ではしゃぐ子どもたちの声が耳をつんざく
享年17か月。短い命だった。
故イヤホンは生前、低音から高音までクリアに鳴らし、ユーザーである俺を楽しませませてくれました。南無

というわけで、新しいイヤホン買うよ!
イヤホンは試聴せんとわからんので品揃え豊富なイヤホン専門店へいざ
電気街に位置する e☆イヤホン本店
そこで住岡が目にしたものとは……!?(ここでCM挟まる)

イヤホン選びはヤワじゃない

2時間近くもワイヤレスイヤホンコーナーを物色すれば気に入ったヤツもみつかるわけだけど問題はここから
そう、予算
なんとなく「3万円以下でいいヤツないかな~」と物色していたけど、ものはためしと3万6千円のハイエンド機種に手を伸ばしたのがいけなかった
オーディオ界隈、沼すぎる

そりゃあ、高い金を出せばいい物は手に入る
でもな~3万6千円か~
下位グレードのヤツでも音質や装着感はいいんだけど……
でもやっぱり高いやつのが質がいいんだよな~~~~~~

という問答を脳内で繰り返した挙句、2万7千円のミドルクラス機にした
我ながら良い妥協のしかたをした
オーディオ界隈、上を見ればキリがないからいかに妥協するかが問題なんだな。理解

Technics AZ60M2


やっぱ大手だわ

2時間も視聴して気づいた、大手のモノを買えば失敗しない、と

あんまり有名じゃないメーカーのイヤホンはだいたい脳内一次選考落ち
音がくもってたり、シンバルが耳に刺さったり
それに比べて大手はスゴイ!

多摩地域からの買い物客はこう語ります
「二流メーカーの製品には不満を感じることが多いけど、日本の有名なメーカーの製品はパーフェクトだね!」
外国人観光客に喜んでもらえる日本の製品はやっぱりスゴイですね!
…………多摩が外国になっちゃった

「日本スゴイ!」動画は置いといて、実際 脳内最終選考に残ったのは

Technics (=Panasonic)
SONY

の大手二社。
二次選考に進んだイヤホンのなかでもAudioTechnica や Sennheiser もよかった。けど、前者は音がフラットすぎておもんないし後者は装着感が 65点くらいだった
アンプで有名な Marshall のヤツも音が良かった
と、まぁ大手のヤツ買っとけば外さないよという話でした

夏がおわる

店を出ると17時を回っていた
季節のうつろいを一番映し出すのは朝夕だと思う
その仮説を裏付けるようにこの日の夕方は涼しかった
夏が終わる、と思った
一駅分歩いて帰ることにした

電気街を抜け万世橋をわたり神田へ
通りにはメイド服やらを着て呼び込みする若い女の子がいっぱいいた
街路灯が付きはじめた
自然と足が速くなる
駅に入ると同時に電車も到着した
そろそろ就活始めないとなぁ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?