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中国・トルコがプーチン裏切り「ロシアに興味なし」【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】プーチン急遽中国訪問へ【最新】ウ軍亀戦車の撃退はじめる|ロシア資産まず5兆円没収へ


【5月4日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:08 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:21 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
2:31 ドイツ最新レーダーを追加で6基ウクライナ提供へ
3:21 G7ロシア資産5兆円没収→ウクライナへ軍事支援
4:01 中国、トルコも遂に脱ロシア 貿易統計急減「ロシアに興味なし」
5:30 各地域の戦況
5:45 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
8:22 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:48 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから
ちょうど800日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1270名
戦車22両
装甲戦闘車33両
砲58門
防空システム2基
ドローン19機
その他車両47両
となっています
戦線全体で一日で134回の地上戦の報告が
ありました
ロシア軍は5月7日の
プーチン大統領の就任式、9日の
ロシア戦勝記念日に向けて攻勢を強めています
そして、視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数と
ロシア軍の損失数の比率は、
1対3.0で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその3倍になります
ロシア側の損失は戦車が特に多く、
前線で突破を図ろうとしている可能性があります
反対にウクライナ側は砲が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを


簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます
1番目
ドイツ防衛企業のヘンソルト社は、
TRML4Dレーダーを追加で6基
ウクライナに納入すると発表しました
報告書によると、ウクライナはすでに9基、
同じレーダーを使う
IRIS-T防空ミサイルシステムが3基あり、
ウクライナ空軍で必須の装備になっています
このレーダーは窒化ガリウムを使った
アクティブフェーズドアレイアンテナを備えた
最新のデジタルレーダーで、
最大探知距離は250キロ、
目標を自動的に分類してネットワーク機能で
情報をリアルタイムに交換できます
費用は合計で1億ユーロ(160億円)、
ドイツ政府が負担する見込みで
年内に納入予定です
2番目
ブルームバーグによると、
アメリカは凍結したロシア資産から
500億ドル(7兆5000億円)を
ウクライナに配分するようG7各国と
交渉していると伝えています
現在の案では、
アメリカが主導してG7とEU各国で
凍結されている2800億ドル(42兆円)を
新たに設立する基金に移し、
まず5兆ドルの債券を発行して
ウクライナ支援に使うことを計画しています
返済は凍結資産の利息が充てられ、
西側各国のウクライナ支援の負担が
大きく減少することになります
3番目
ロシアは中国、トルコとのビジネスが
ますます困難になっています
中国税関によると3月の中国からロシアの輸出は
前年比15.7%減少し、
トルコの第1四半期のロシア輸出は
33.7%も減少しました
ロイターが
中国の電機メーカーに取材したところ、
ワンという名前の社長は
「ロシアへの支払い処理が数日から
数ヶ月に長期化した
ロシアと取引をおこなった場合には、
アメリカの制裁に該当する可能性がある」
としてロシアビジネスを放棄しました
また中国南東部にある業界団体の会長は、
「ロシアとのビジネスは公式ルートで
全く不可能となった取引は
地下ルートでおこなわれるが、
非常に危険を伴う」と語り、
トルコ機械輸出業者協会のオグル会長は
「制裁は曖昧で対象が急速に拡大しているため、
ロシアビジネスを維持することは
不可能となった」と述べるなど、
制裁で失うビジネスチャンスが
大きいことから、ロシアとの取引を
縮小している実態を明らかにしました
一方ロシアはこの問題に対する解決策を
見つけられず、
ロシア中央銀行によると、
3月の輸入量は前年比18%も減少しました

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面


スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ベレストーベ周辺で12回、
スバトベ・クレミンナ線で15回、
シベルスク周辺とバフムト方面で22回
攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


連日お伝えしているキスリフカでは、
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍が隣のコトリャリフカの集落に
攻撃を仕掛け、
前進しました
お見せしているのはロシア軍の
第1戦車軍のもので、
戦車が建物に向かって砲撃している
ところとなっています
この場所はクピャンスクに通じる
高速道路上にあるという以外、
戦略的な重要性はあまりありませんが、
ウクライナ軍の戦力を分散させるのが
目的であろうと思われます
この付近をウクライナ軍の支配地から、
ロシア軍の占領地に戦況図を更新しました

キスリフカ

○チャシフヤール方面


この方面ではボホダニフカとイワニフスケで
ウクライナ軍の抵抗が強く、
イワニフスケはロシア軍が
占領できていないことから
側面攻撃ができないとみて
町の正面から攻撃を開始しました
クレムリンは当初
5月9日の戦勝記念日までの占領を命じていた
と言われていましたが、
5月15日前後にプーチン大統領が
中国を訪問するのにあわせて
結果を出すように変更された
との情報があります

ボホダニフカ/イワニフスケ


1番目
カナルでは、
ロシア軍は北東の地図で示した
住宅地に熱気化爆弾を投射して
地上攻撃を開始しましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍は前進できていません

カナル


2番目
カナルの南の、
水路が地下を通っているところでも
ロシア軍は歩兵の突撃をおこなっていますが、
こちらもウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍は運河の西側に拠点を作ることが
できませんでした

カナルの南


3番目
クリシチフカの北では、
位置情報つきの映像によると、
郊外でロシア軍が攻撃をおこない、
やはり撃退されました
こちらも戦況図に変更はありません

リシチフカの北

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は4度、最高気温は22度
今日の天気予報も、はれとなっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は50回
攻撃をおこないました
ロシアの軍事ブロガーは、
アメリカの軍事援助が到着する前に、
ロシア軍はできるだけ前進し、
足がかりを築く必要があると指摘しましたが、
ニューヨークタイムズによると、
砲弾、
ミサイルなどは今週第2弾が
ウクライナに到着したものの、
歩兵戦闘車など主要な軍事装備の到着は
夏の終わりまで到着しないと伝えています
1番目
アルカンヘルスケでは、
戦況図に変更はありませんが、
ロシア軍は1日20回から30回の空爆をおこない、
激しく攻撃をおこなっています
アルカンヘルスケの地形について
簡単に説明すると、
集落は標高170メートルの低地にあり、
ウクライナ軍は西、
北、
東の標高200メートルの高地に陣地を構築し、
町を見下ろすようにして
防衛をおこなっています
ロシア軍がアルカンヘルスケに入った際には、
ウクライナ軍は3方向から
集中砲火を浴びせることが可能となっています
そのためロシア軍は、
まず西側の防衛陣地を2方向から
攻撃していますが、
今のところは戦況図に変化はありません

アルカンヘルスケ


2番目
それ以外のオチェレティネの北西の方向、
ソロヴィオヴェからソキルに向かう
攻撃軸などでは、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退していて、
戦況図に変更はありません
3番目
2週間ほど前にお伝えした
ペルヴォマイスケの南では、
位置情報つきの映像によると、
地図で示した植樹林で
ウクライナ軍のドローンが攻撃を
おこなっていて、
この場所がロシア軍の支配下にあることが
判明しました
この場所を係争地から一部ロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積は1.5平方キロほどになります
この南には川を越えた先に
ネベルスケがあり、
ロシア軍は南北から挟み撃ちにしてしまおう
としていると思われます

チェレティネ/ソロヴィオヴェ/ソキル

○マリンカ方面
○ブフレダール方面


この方面でロシア軍は16回
攻撃をおこないました

マリンカ/ブフレダール


1番目
クラスノホリフカの東側では、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍が地図で示した場所に砲撃をおこなっていて、
この場所がウクライナ軍の最前線
となっていることがわかります
従ってこの東側の防衛線までを
ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は4平方キロほどになります

クラスノホリフカの東側で


2番目
また同じクラスノホリフカの南側では
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は南東から大規模な車列を組んで
攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍が砲撃で応戦し、
線路に来るまでに撃退されました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
戦況図に変更はありません

クラスノホリフカの南側


3番目
ポビエダでは、
ロシア軍の亀の子戦車が
放棄された情報があり、
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍が2発の自爆ドローンで
撃退しました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所で、
ロシア兵が亀の子戦車から逃げている
様子となっています
亀の子戦車は続々登場していますが、
ウクライナ軍は1発目のドローンで外殻を破壊し、
2発目のドローンで
戦車本体を攻撃することで撃破しています

ポビエダ

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで2回
攻撃をおこない、
クリンキーに8回の攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
戦況の分析やニュースの感想など
是非コメント欄にお寄せください
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました


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