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    オリックス・バファローズ(オリックス・ブルーウェーブ時代も含む)をまとめてます。

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    阪神タイガースをまとめてます

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2008年 埼玉西武ライオンズ(優勝・日本一)

まさかの松井稼頭央監督休養となってしまった2024年の埼玉西武ライオンズ。私もこの報道を聞いてびっくりしました。代行は現在はGMをしている渡辺久信となったわけですが、そんな渡辺久信監督が就任1年目、2008年の埼玉西武ライオンズを見てみましょう。 2007オフから開幕まで西武ライオンズから埼玉西武ライオンズと名前を変えた2008年。 前年5位となり25年連続Aクラスの記録が途絶えた伊東勤監督が責任を取って退任。後任は2軍監督だった渡辺久信が就任しました。 コーチ陣は黒江透修

    • 2017年 福岡ソフトバンクホークス(優勝・日本一)

      これを書いている時点で28勝10敗2分の勝率.737と勝ちに勝ちまくっている2024年の福岡ソフトバンクホークス。普段阪神を見ている私でさえ、別リーグのソフトバンクの躍進ぶりには戦々恐々としています。 そんなソフトバンク、2017年には143試合制になって以降最高の94勝をしています。2位西武に13.5ゲーム差と大差をつけて優勝したこの年のソフトバンクを振り返りましょう。 悪夢のV逸からの巻き返し 2016年は前半戦を首位で独走。日本球界最速でのマジック点灯が話題になるく

      • 2011年 千葉ロッテマリーンズ(6位)

        前年は3位ながらもCSを勝ち進み、日本シリーズで中日と鎬を削る戦いを見せ4勝3敗で日本一となった千葉ロッテマリーンズ。 目指すは真の優勝そして2年連続の日本一 でしたが… 2010日本一達成から2011年シーズンまで 前年首位打者、最多安打のタイトルを獲得した走攻守三拍子揃った切り込み隊長の西岡剛がポスティングでメジャーへ。さらに前年29Sを挙げた小林宏之がFAで阪神に移籍(なおその後)。 こうして不動の1番とクローザーがチームを去ると、西村徳文監督は前年わずか46試合の

        • 2010年 阪神タイガース(2位)

          2010年のプロ野球はどこも打高投低でした。中でも阪神タイガースは12球団1の得点数である718得点を記録。圧倒的な攻撃力有する打線は「第4次ダイナマイト打線」と言われていました。そんな2010年の阪神を振り返りましょう。 2010年シーズン前(09オフ) 前年大怪我を負い、わずか9年という短い期間ながらその現役生活で381盗塁を記録した不動のセンター・赤星憲広が引退。さらに2003年,2005年優勝の立役者ではあるものの成績が下降していた今岡誠が構想外に。そして藤本敦士

        2008年 埼玉西武ライオンズ(優勝・日本一)

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          1996年 中日ドラゴンズ(2位)

          今は中日2軍の本拠地となっているナゴヤ球場。1996年までは中日1軍が本拠地として使用していました。前年は10.8決戦の雪辱を果たすべく臨みましたが5位フィニッシュ。監督は1991年までの5年間チームを率いた星野仙一が再就任しました。 95年オフ~開幕まで 95年オフ、監督に再就任した星野仙一は早速大型トレードを実施します。 まずは中日からは仁村徹・酒井忠晴・山本保司を放出しロッテから前田幸長・平沼定晴・樋口一紀を獲得する3対3のトレード。 次は中日から若林隆信を放出し5

          1996年 中日ドラゴンズ(2位)

          2009年 東北楽天ゴールデンイーグルス(2位)

          今年で記念すべき20年目のシーズンとなる東北楽天ゴールデンイーグルス。 2004年の近鉄、オリックスの合併問題の結果生まれた球団で、これまでプロ野球チームのなかった東北地方の宮城県仙台市を拠点としています。 当然当時の楽天は寄せ集め集団に近く、設立から1~2年は最下位に沈んでいました。しかし2007年に4位と最下位を脱出。そしてこの2009年、球団初のCSに進出したシーズンになるわけです。 野手陣 2009年の楽天ですがあまり打撃成績は良くないです。打率は.267とリーグ

          2009年 東北楽天ゴールデンイーグルス(2位)

          2002年 読売ジャイアンツ(優勝・日本一)

          今年で設立90周年を迎える読売ジャイアンツ。今でこそ2年連続Bクラスですがみなさんご存知の通り球界の盟主と言われ、リーグ優勝47回、日本一22回と圧倒的な強さを持ち合わせた強豪です。そんな巨人ですが個人的に1番強いと思うシーズンがあります。それが2002年の巨人です。 野手陣 2001年まで監督を務めた長嶋茂雄監督からバトンを受けたのは「若大将」原辰徳監督。原監督は最終的に17年間巨人を率いるわけですがこの年が1年目です。2002年の巨人を語る上でまず外せないのは松井秀喜

          2002年 読売ジャイアンツ(優勝・日本一)

          2006年 北海道日本ハムファイターズ(優勝・日本一)

          去年で北海道移転から20年。この北海道に移転してからは5度の優勝と2度の日本一となった北海道日本ハムファイターズ。ここ最近では最後にAクラスになったのは2018年と少し苦しんでいますが、今年は現時点で2位につけており好調ではあります。そんな日本ハムが北海道移転後初の優勝そして日本一になったシーズンを振り返っていきましょう。 野手陣 前年は5位に終わった日本ハムですが、24歳の森本稀哲が100試合以上に出場したり、高卒ルーキーのダルビッシュ有が14登板で5勝を挙げるなど若手

          2006年 北海道日本ハムファイターズ(優勝・日本一)

          1996年 広島東洋カープ(3位)

          横浜のマシンガン打線、阪神のダイナマイト打線、西武の山賊打線などなどものすごい成績を残した打線は伝説のように語られ、通称ができてしまうほどです。そんな中、今回紹介するのは1996年の広島東洋カープの「ビッグレッドマシン」です。 野手陣 まず野手陣ですが非常に強力です。なにせスタメン8人が全員規定到達。2番の正田耕三以外OPSが7を上回っており、4番の江藤智はOPS1.047、7番を打つ金本知憲はOPSが.951と非常に高いものとなっております。 1番の緒方孝市は23HR放

          1996年 広島東洋カープ(3位)

          1999年 西武ライオンズ

          この年の打線が俗に言う「白にゃんこ打線」です。こういう場合、低調な野手陣に引っ張られてチームも低迷…ってこともよくあるものですがこの年は投手陣の頑張りで2位に入ってます。 野手陣 前年リーグ優勝を決め、連覇といきたいところでしたが、前年30HRを放ったドミンゴ・マルティネスが退団して長距離砲不足という課題が露呈します。 チーム内HR王は松井稼頭央、垣内哲也の15HR。それに13HRの鈴木健、外国人補強の期限ギリギリで獲得したC.ポールが12HRと2桁ホームランは4人のみ。

          1999年 西武ライオンズ

          2011年 福岡ソフトバンクホークス(優勝・日本一)

          2024年のシーズンが始まって言われ続けている「あれ?今年ボール飛ばなくね?」状態。何せ昨日(2024年4月18日)まで1試合における平均ホームラン数が0.80本となんと1を割る結果に。 なんと2011年~2012年まで使われた統一球を下回っていたのです。 後の隠蔽問題もあって非常に注目された統一球問題ですが、それが導入された年・2011年に日本一になったのは福岡ソフトバンクホークスでした。 野手陣まずこの年のソフトバンクのホームラン数は90本。「少なっ」って思うかもしれま

          2011年 福岡ソフトバンクホークス(優勝・日本一)

          2006年 阪神タイガース(2位)

          2023年、再び監督に就任した岡田彰布のもと18年ぶりの優勝と38年ぶりの日本一を果たした阪神タイガース。 こうなると次なる目標は連覇となってくるのですが、阪神は球団史において連覇をしたことがありません。ということで前々回の優勝した2005年の翌年である2006年の阪神タイガースを振り返っていきましょう。 ほとんどの主力選手は2005年とは変わりません。(しいて言うなら新外国人のオクスプリングくらいか) しかし明確に変わったところといえば前年147打点を挙げた今岡誠の調子が

          2006年 阪神タイガース(2位)

          1995年 オリックス・ブルーウェーブ(優勝)

          今回は1995年のオリックス・ブルーウェーブ。 この年の1月17日、阪神淡路大震災が発生。オリックスの本拠地である神戸一帯が大きな被害を受けました。 「がんばろうKOBE」をスローガンに始まった1995年シーズン。前半戦にして貯金20に到達&マジックが点灯しました。 そして9月19日に優勝しました。日本シリーズではセ・リーグ優勝のヤクルトに1勝4敗で敗れたものの、被災地である神戸に大きな感動を与えたことに違いないでしょう。 この年の野手陣を語るうえで外せないのはやっぱりイチ

          1995年 オリックス・ブルーウェーブ(優勝)

          2017年 横浜DeNAベイスターズ(3位)

          2017年の横浜DeNAベイスターズです。 この年のDeNAと言えば3位ながらCSで2位の阪神、優勝した広島を破り下剋上で日本シリーズに進出した年です。 2017年の横浜DeNAベイスターズ(3位) 監督:アレックス・ラミレス(2年目) シーズン成績 73勝65敗5分 勝率 .529 交流戦7位 9勝9敗 本拠地 横浜スタジアム

          2017年 横浜DeNAベイスターズ(3位)