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横浜BC 選手/コーチ陣 去就予想(5/17 updated)

2024-25シーズンに向けて横浜ビーコルセアーズの選手/コーチ陣の去就の個人的な予想(あくまで予想であり、個人的希望ではありません)をアップしていきます。

残留 or 移籍
自信度
A 自信度80%
B 自信度50%
C 自信度20%


2023-24 所属選手

ユトフ:移籍/自信度B ➡️5/13 退団発表

シューターとしてのみならず、河村勇輝と並ぶダブルエースとして獲得したはずだったが、スリー確率32.7%は期待外れと言わざるを得ない。フィジカルが弱く、スピードもないため、勝負局面で1on1での打開が難しく、河村、森井からのパスを受けての固定砲台としての使い方となってしまったのがきつかった。外国籍3人の中では残る可能性は最も高いと見るが、海外リーグからのオファーもあるようで、移籍の可能性が高いのではないか。

田中力:移籍/自信度A ➡️5/14 退団発表

ビーコルユース出身、アメリカでは苦労したが、今後の伸び代を確認するための特別査定契約だったと思われる。大人しい性格の選手が多い中で気持ちを全面に出す点は長所だが、チームのシステムの中で噛み合った動きがなかなかできず、オフボールでは足が止まってしまう課題も見えた。またアウトサイドのシュート(特にスリーは13%)にも課題があり、B1は現状の実力では足りない。B2、B3でプレータイムを確保しつつ成長し、青森で必要な選手となったホールモネアレックスのように居場所を確保していくことが今後とても大切。

河村勇輝:残留/自信度A ➡️5/17 継続発表 

最終日の2つのコメントを分析。試合後帰港式でのファンへのコメントでは、「このシーズンを無駄にすることなくチームとして学び、このシーズンがあったからこそ優勝することができたと思えるシーズンを過ごしていきたいと思いますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。」とコメント。来季こそ日本で優勝し今季のリベンジを果たしたいという決意の表れのように聞こえた。
一方で、試合後記者会見では、「世界的に見れば僕の年齢は若くない。挑戦できるタイミングは多くはない。ビーコルとしっかり話し合いながら進めていきたい」とコメント。この記者会見の方は、言葉通りいつ海外にチャレンジするかをビーコルと話し合うと言っているだけという受け止め方と、このオフにチャレンジしたいとビーコルに伝えるという受け止め方の両方の可能性がありそう。ただもしこのオフにチャレンジすることを決意しているなら、頭の良い河村だけに、あのようなファンへのメッセージを出すことに対してもっと慎重になるのではないかとも思われる。上記を踏まえた現状の私の予想としては、来季1年間をビーコルでプレーして優勝を目指し、そして来シーズン終了後に海外挑戦をするという計画を近いうちに記者会見か何かで発表するのではないかと予想する。
Updated 🆙 5/11のファン感謝デーにて、複数のブースターに対して「来シーズン、ビーコルで優勝します」、「横浜で絶対に優勝したい」といったこのオフの残留を仄めかす発言をしたという情報あり。

杉浦佑成:移籍/自信度B ➡️5/17 継続発表

高さとフィジカルのある貴重なシューター。ビーコルでは結果を残している割にはなかなかプレータイムを増やしてもらえなかったこともあり、1月1日より届いているはずの他チームからの移籍オファーによって交渉がかなり進んでしまっている可能性が高い。

カイソット:移籍/自信度B

B1リーグの中で並外れたポテンシャルを秘めていることは間違いないが、メンタル面での波が大きく、また若さゆえでは済まされないわがままさも時折り垣間見え、チームの輪を乱しかねない。来季優勝を目指すチームを作るにあたっては大きな不安要素となってしまう可能性も。また広島がオーストラリアリーグから彼を引き抜いてきたことを考慮すると、その契約金は莫大であることが予想され、費用対効果を考慮すると判断が非常に難しい。

西野曜:移籍/自信度A ➡️5/13 退団発表

杉浦と同様になかなかプレータイムを与えられず、横浜では本来の実力を発揮することができなかった。神奈川ダービー最終戦でのパフォーマンスが西野の本来の持ち味なのだが時すでに遅し。1月解禁の他チームからの引き抜きオファーで移籍交渉が進んでいる可能性は極めて高い。

大庭岳輝:残留/自信度B ➡️5/17 継続発表

大怪我のためチームに貢献できなかったが、強いメンタルで自分の仕事をやり切る職人として貴重な人材。他チームからの引き抜きは怖いが、怪我明けということもあり高額オファーは来ないのではないかと予想。ビーコルとしては現状維持のサラリー提示となるだろう。

オリバー:移籍/自信度A ➡️5/13 退団発表

高いボールプッシュの能力と合わせからのカットインが持ち味の選手。チャールズジャクソンやアウダがリバウンドをしっかり確保してくれる中で活きるプレースタイルだったが、インサイドが機能しなかった今季はオリバーの長所を発揮しづらく、シーズン中盤からはボールマンディフェンスが甘いところを各チームに狙われてしまった。高いオフェンス能力にもムラがあるため、B1でのスカウティングも進んでしまった現状での再契約は厳しいと思われる。

本人からも移籍を覚悟したコメントあり

森井健太:残留/自信度A ➡️5/17 継続発表

キャプテンとしてチームを率いてリーダーシップを発揮した。しかしチームとしてのオフェンスシステムの作り方が悪かったため、森井のパスファーストの持ち味がなかなか活かされず、逆にそれが課題点として目立ってしまうことが多かったのが残念。リーグトップクラスの守備職人としてのニーズは高く、他チームからのオファーもあると思うが、横浜への愛着でギリギリ残留するのではないかとと見ている。

5月9日の記事内容と森井本人のツイートから残留の自信度をCからAに変更

キング開:移籍/自信度C ➡️5/17 継続発表

須藤と同じくビーコルのフランチャイズプレイヤー、そして河村勇輝の相棒として大きな飛躍を期待されたが、期待していたような活躍はできず、スタッツも落としてしまった。明るいキャラクターのように見えるが、根がとても真面目で、悩みを内に秘めるタイプに見える。今後の飛躍のために、一度慣れ親しんだ環境から離れ、厳しい環境で1人鍛え直すのが今後の彼のためにも良いようにも思える。ビーコルがどう判断するかは非常に難しい。

松崎裕樹:残留/自信度A ➡️5/17 継続発表

シーズン通してアウトサイドシュートの確率が上がらずにかなり苦しんだが、最終戦では持ち味を発揮した。2年目のジンクスを経ての成長期待で、サラリー現状維持で横浜に残留と見る。来季はバスケ選手としての人生をかけた勝負の年となるだろう。
Updated 🆙 5/11 感謝祭にて「来年も応援してください」とのコメントあり

須藤昂矢:残留/自信度A ➡️5/17 継続発表

ビーコルがフランチャイズプレイヤーとして時間をかけて育ててきた選手。昨季からスタッツがあまり伸びてないのは残念だが、重要なシュートを打つ機会は増えた。フィジカルを活かしたディフェンスも頼れる。エナジーを見える形にしてベンチを明るく盛りあげること、安定してシュートをクリエイト(アテンプトを作る)することができるようになると他チームからの引き抜きも怖いが、そこはまだ伸び代であり、残留濃厚と見る。

スコット:移籍/自信度A ➡️5/13 退団発表

昨年の怪我の影響なのか、全盛期の動きを全く取り戻すことができないままシーズンが終了してしまった。インサイドの要として期待されたが、ゴール下の力強さを発揮できず、またディフェンスでも足がなく、ピックアンドポップの餌食となることが多かった。帰化の噂もあったが、現状ではまだ達成できておらず、外国籍として横浜に残留するのは極めて難しい。

コーチ陣、GM

青木勇人HC:退任/自信度A ➡️ 5/14 退団発表

自立した選手が多く完成度の高いチームで、余計な改革を求められてないような状況で活きるヘッドコーチ。今季、獲得した選手、特に外国籍選手が想定していた結果を出せなかったことに同情の余地はあるものの、課題が山積みで変革のリーダーシップが求められた今季のビーコルを率いるにはかなり荷が重かった。来季も大改革が求められるため、ヘッドコーチを継続して任せるのは厳しい。

ジャレAC:退任/自信度B

青木政権交代に伴い、退団が濃厚だが、新HCの意向次第か。

山田謙治AC兼AGM:退任or役職変更/自信度B

青木政権交代に伴い、ACとしては退職濃厚。竹田謙GMの後釜としてGM就任の可能性あり。ビーコル生え抜き選手として、将来のHCまたはGMとして長年育ててきたことをウエインズグループ宮原代表がどう考えるかに注目。

竹田謙GM:退任or役職変更/自信度B

今季のチーム編成失敗の責任を取らざるを得ないと本人が一番考えているのではないか。既に4月より青山学院大学HCにも就任していることを考慮すると、名誉GM的な役職としてなんらかの形でビーコルに残るのではないかと予想する。

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