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なにか間違えたことをしたときに「知らなかった」とは言わないほうがいい

こんばんは。

もしかしたら、これに似たような話を以前も書いたかもしれませんが、そうだとしてもまた書きます。

そして、話は最初から脱線します。

今日、駅構内で勧誘行為を受けました。駅構内で勧誘行為をしてはいけません。無人駅レベルではわかりませんが、ある程度の大きさを有する駅であれば、必ずどこかに「勧誘禁止」といったことが書かれた掲示物があると思います。

勧誘行為の禁止は、鉄道営業法に書かれています。鉄道営業法第35条にはこのようなことが書かれています。

鉄道係員ノ許諾ヲ受ケスシテ車内、停車場其ノ他鉄道地内ニ於テ旅客又ハ公衆ニ対シ寄附ヲ請ヒ、物品ノ購買ヲ求メ、物品ヲ配付シ其ノ他演説勧誘等ノ所為ヲ為シタル者ハ科料ニ処ス

鉄道営業法第三十五条

この書きぶりを見れば一目瞭然ですが、かなり昔からある法律です。明治時代からあるそうです。調べていないのでデタラメ言うな! ということは言わないでほしいですが、このようなことが法律で決められているのは、おそらくそういう行為が横行したからでしょうね。それか、横行すると予想されたからでしょう。詳しいことは、下記のページをご覧ください。

JRの駅構内にキヨスクがあると思いますが、機会がありましたら店員さんが身に着けている名札やパスケースをご覧ください。必ず、許可証があります。これは、JRの規則として運営されているから着けているとは思うのですが、法律上許可が必要であるため、許可を受けていることを示す意図もあるはずです。わたしみたいな鉄道営業法のその文言を知っている人なら、許可証を着けていない人を見たら、途端身構えますから。

こんな話をするのは、今日は、駅で勧誘を受けたからです。基本、道端で歩いているときに声をかけられても、挨拶ぐらいしますが歩く足を止めません。その人のために時間を割くのは億劫ですから。

しかし、駅構内であれば話が変わってきます。それは、先に述べたように鉄道営業法の話がありますから。わたしにとって、おもちゃが話しかけてきたようなものです。時間が許す限り、遊びます。

わたしの経験上、駅構内で勧誘行為する人で許可証を持っていたことはありません。名を名乗らない人も多いです。ですから、まずは名刺と許可証を見せてもらいます。まず、ここで全員逆上して「もういい」となります。ですが、今日は一味違いました。「知りませんでした」とも言ってきました。

「知らなかった」と述べることで相手になにを求めているのでしょうか? 過ちに対する救済ですか? であれば、悪手です。その知らなかったは、知らなければ私は悪いことでもなんでもする、と言っているのと同じです。それと同時に、自分で物事の善悪を考えないと述べていることにも繋がります。そして、今回のわたしの出来事とはあまり関係ないですが、知らなかったは自己都合なんですよね。謝罪を求められている状況でなら最悪です。過ちを認められていないわけですから。

みなさん、なにかやらかしたときに知らなかったと述べるのはやめましょう。知らなくても、やるもやらないもあなたが判断したわけです。

ちなみに今日は、相手から有形力の行使をされました(リュックをつかまれてわたしの行動を制限してきました)ので、だいぶ悪質です。初対面の人間に暴力ですから、恋人や配偶者がいたらきっと暴力をふるっています。

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