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パートナーを責めていた私が、本当の意味で思いやりある関係を築けるようになるまで

パートナーシップを学ぶコミュニティ「ふたりの教室」で、実際にパートナーシップが変わったメンバーに話を聞くインタビューシリーズ。

ふたりの教室に入会後、話し合いのスキルやご自愛の方法を学び、思いやりを土台にしたパートナーシップを築いているSayaさん(38)。今回は、「ふたりの教室」に入会してどのようにパートナーシップが変化していったのかお話を伺いました。

「私ばっかり」「なんで考えてくれないの」の繰り返しだった

ーふたりの教室に入ったきっかけを教えてください

ふたりの教室に入る前は、パートナーと仲はいいけれど、家庭運営にモヤモヤを抱える日々が続いていました。1年半前の引越しを機に、二人三脚で家庭を運営していると感じられなくなってしまって。家を建てるという大きい目標に向かってふたりで頑張ってきたのですが、無事達成できてからは目標がなくなり、燃え尽きた感じになってしまったんですよね。引越してからがスタートなのに、家事などについての問題が山積みで解決できず、考え方のすれ違いが見えることも増えて、ふたりの関係性もギクシャクしてしまいました。婚姻届を出した時の「一緒に頑張っていこう」という気持ちに戻りたくて、パートナーシップについて勉強・相談できる「ふたりの教室」に入会しました。

ーどのようにギクシャクしてしまったのでしょうか?

楽観的な夫の行動に「なんで私ばっかり考えてるの」「もっとあなたも主体的に考えてよ」とイライラすることが増えてしまったんですよね。その時は不満が溜まってもうまく伝えられなくて、「夫は仕事が忙しいから自分が考えて家事をやるのは仕方ない」と思ってしまっていました。でも心のどこかではやはり、自分ばっかり家のことを頑張っている、負担が偏っていると思っていたんです夫に改善を求めるあまり、口を開けば文句を言ってしまい、時に不満が爆発してしまうこともありました。

ふたりの理想の人生にフォーカスした話し合いができるようになった

ーふたりの教室に入ってからどんな変化がありましたか?

一番はご自愛ができるようになって、夫に対して本当の思いやりを持てたことだと思っています。自分を大事にすることが大切なのはわかっていたけどやり方がわからなくて。ふたりの教室メンバーにジャーナリングをオススメしてもらって、日々の頑張りを書き留めるようになってからは自分のことを認められるようになりました。自分の好きなことをすることにも罪悪感がなく、家事なども区切りをつけられるようになったり。それまでは家のやるべきことで頭がいっぱいで、なんとなく心が休まらなくて毎日不安定だったのですが、自分を褒めて認められるようになってからは気持ちが安定しました。
以前は「私はこんなにたくさん家事してるんだからあなたもやってよ!」と思ってしまっていたけど、仕事が忙しい夫に対して本心から「休んでね」と言えるようになりました。自分を犠牲にして夫を気づかうのではなく、まず自分を大事にすることで夫のことも本当に大事にできる、と気づいたのが大きかったです。「ふたりとも頑張ったから、ふたりでゆっくり休もう」という考え方に変わりました。

ーふたりの教室での学びが活かせた例はありますか?

パートナーシップをスキルと捉えて対話の仕方や考え方を学ぶことで、自分の考えを押し付けたり責めたりすることが少なくなりました。夫婦でも違う人間で、その人の考え方を変えさせるのは違うと学んだので。

たとえば、以前は夫が夜更かしを続けることが理解できなくて「早く寝た方がいいよ」と一方的に伝えていました。ですが、そもそも人は基本的欲求が違うことを知って、夫は寝る時間(生存の欲求)よりも自由時間(自由の欲求)を確保したいということ、私は生存の欲求が強いからこそ早く寝ることを”あなたのため”と押し付けていたことに気がつきました。
基本的欲求の違いを理解できるようになってからは「夜更かしはやめたほうがいいよ」ではなく「健康に気をつけて一緒に長生きしたい、一緒に寝る時間が欲しい」と二人の理想にフォーカスした伝え方ができるようになりました。

あと、もう一つ。激務で仕事の帰りが遅い夫に対して、以前から早く帰って来てほしいことは伝えていたのですが、「もう少し早く帰って来てくれたらゆっくり料理したり、ふたりの好きなお酒もゆっくり飲めるようになる、平日に一緒に家事ができれば、その分週末は手が空いてもっと楽しい時間を増やせるよね」と相手の好きなことに合わせて伝え方を変えられるようになりました。その結果、夫も帰宅時間や就寝時間を自分から調整してくれるようになったんです!

ー主語をweにした話し合いができるようになったことが素晴らしいです!

どっちが忙しいとか、たくさん家事をやったかとかを競ったり責めたりするんじゃなくて、「ふたりで仕組みを作って生活を回していきたいよね」という方向にだんだん変わっていった気がします。「ふたりの生活や人生を考えるとこれが理想だよね」という将来をみすえた話もできるようになりました。

結婚はゴールではない。パートナーシップはスキルだと教えてくれる場所

ーふたりの教室に入ってみての感想を教えてください

今までは”実は困っていること”を相談できる相手がいませんでした。ふたりの教室ではどんな相談でもメンバーが答えてくれて、その内容も親身で温かいので安心しました。共感だけでなく、具体的な解決策を記事の紹介なども含めて返してくださったのが嬉しかったです!
パートナーシップは愛情とか気持ちの問題だと思っていましたが、対話や考え方を学べるイベントを通して、それだけではなくスキルも大切なんだと気づきました。実際の生活に活かせるイメージが沸いたのもよかったです。

ーふたりの教室はどんな人におすすめですか?

結婚して少し日が経って、気持ちが薄れたり家庭運営がうまくいかないなと感じたりしている人に入ってほしいです。結婚当初って、気持ちが盛り上がっていたり新鮮だったりするので何でも楽しいと思うけど、実際は楽しいことだけじゃないし日を重ねるごとに相手との間に違和感を感じることもあったりするので続けていくことの方が難しいです。愛情や好きという気持ちだけでは途中で道に迷ってしまうこともあるので、「これから先上手くいくんだろうか」という不安を感じたらパートナーシップを学んでみてほしいです!結婚がゴールではなく、その先の人生をふたりが気持ちよく過ごすことが大事だと気づくことができるんじゃないかと思います。

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「ふたりの教室」は、結婚や夫婦関係、家庭とキャリアの両立など、お互いを尊重しあえるパートナーシップを学ぶ会員制コミュニティです。95%が「良好なパートナーシップ形成に役立った」と回答しています。

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