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グループホーム経営が軌道に乗った後の話

今日まで、障害福祉業界のお話やグループホーム(GH)を実際に経営すると得られる利益、支出、純利益、GH利用者さんの(将来の子供の)月額生活費・・・なんかを書いてきました。

今日は、皆さんがGH事業を開業され、軌道に乗った後についてお話していきます。

実は、弊社が開業支援をしているのはGHだけではありません。
訪問看護事業、生活介護事業、作業所事業もやっています。
その中で、なぜGH事業に特化したような事を書いているかと言いますと、障害福祉事業をする上でGH事業から開始するのが一番効率的で、尚且つ安全だからです。

昔から介護・福祉事業というのは、携わる人の「ボランティア精神」に甘えてきた歴史があります。
しかし、経営者・従業員に限らず家族や生活があるのですから、「お金」は切っても切れません。

何より、事業において大事なのは「安定供給」です。
あなたの子供さんがせっかく入ったGHが、従業員の給与が低い事が原因で潰れたらどう思いますか?
逆に従業員に給料を払いすぎて、会社が立ち行かなくなったとしたらどうですか?

もしかしたらここは潰れるかもしれない・・・そう思ったら安心して生活できますか?

古くからある大手福祉法人が経営している事業所のメリットはここにあるのですが、その分そこに胡坐をかいている法人が多いのも事実です。

では、弊社が開業支援をさせてもらった方々はどうしているのか?
しっかりと利益を上げている訳です。
もちろん、以前にも書いた通りGH事業だけでも相当な利益が見込めます。
より大きくしたい、もっとたくさんの利用者さんを受け入れたい、そう思う方はGHの数を増やしていきます。

それとは別の方向から、法人を大きくするやり方があるんですね。
それが、先程上記しました

訪問看護、生活介護、B型作業所

になります。

訪問看護と聞くと、利用者さんはご高齢の方というイメージをお持ちかもしれませんが、そんな事はありません。
障害者の方でも、痰の吸引が必要な方はたくさんいらっしゃいますし、精神障害者さんだったら定期的な通院・投薬があったりしますので、訪問看護サービスがかなり喜ばれます。

仮に、あなたが作ったGHに12人の利用者さんがおられたとします。
知的障害をお持ちの方の中には、てんかんをお持ちの方が結構いらっしゃいます。
てんかんは訪問看護サービスを受けれます。
また、知的・精神障害共にお持ちの方も数多くおられます。
この方も同様に、訪問看護サービスを受けれます。

あなたのGHの利用者さん12人の内、半分の6人が訪問看護サービス対象者だとしましょう。
あなたが訪問看護事業を開始したら、初月から6人分の売上があるって事ですよね。

それが、生活介護ならどうでしょう?
B型作業所ならどうでしょう?

同じですよね。
GH事業というのは他の福祉事業との相性が抜群に良いんです。

最初にGH事業をする理由にはなってない?


いえいえ、そんな事はありません。
以前の記事を見ていただければわかりますが、開業までの資金・ランニングコストがこんなに安いのはGH事業だけです。

将来我が子が、自分の経営するGHに入居し、自分の経営する作業所で、子供がやりたい仕事に就く事が出来たらどうでしょうか?

自分の経営する訪問看護事業所で、信頼のおける看護師さんに見守ってもらえたらどうでしょうか?

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


二人の障害児の父
すけじろう

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