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した方が悪い、された方が悪い問題

いじめ、浮気、詐欺、性加害、殺人…色々あると思いますが、した方が悪いのか、された方が悪いのか問題ってありますよね。

した方が悪いという意見もあれば、された方が悪い、あるいはされた方「も」悪い、ケースバイケースだという意見など、色々あると思います。

私の中では、明確にこうだ…という答えを持っているのですが、皆さんはどうでしょうか?

少しだけ考えてみてください。









私は、どんな理由であれ、100%した側が悪いと思っています。

この手のテーマを議題にすると「される方が悪い」という意見の方の大半は「原因と結果」論をお話になります。

原因があるから結果が起きる。

いじめられる原因があるから、いじめられたんだ。浮気される原因があるから、浮気されたんだ。

と、いうやつですね。確かに、一理あります。

油断していたから詐欺られたんだ。詐欺られた方が悪いと思わなきゃ、また詐欺られるぞ。

確かに、筋は通っているように思えます。

しかし、この意見には、私としては大事な事が抜けているように感じます。

それは『した理由であって、やっていい理由では無い』です。

例えば、目の見えない方に1万円札を5千円札2枚に替えてくれと言われたとします。

千円札2枚を渡し、騙す事は可能です。
でも、ただ両替する事も可能ですよね。

仮にこの方が、何度も両替を頼み、何度も騙されていても同じです。

騙した方が悪いんです。

じゃあ、ずっと騙され続けるじゃん!って思われるかもしれませんが、その通りです。

「騙される方が悪い」とか「騙される方にも原因がある」というのは、被害者本人が思う事であって、加害者や第三者が思う事では無いんです。

特に、加害者が言うと、ただの言い訳です。

その言い訳・言い分が、仮に100人いたら100人同情してしまうような理由であっても同じです。

過去にいじめられたから、いじめ返しました。
浮気されたから浮気し返しました。
詐欺られたから詐欺し返しました。

もちろん、気持ちはわかります。
私だって、仮に家族が殺されたら、生涯をかけて、相手を苦しめ続ける方法を実行するでしょう。

でもそれは、私や第三者が『それは仕方ない。当然だ』と主張していいものでは無いんです。

ミニスカート履いてる女性が階段を昇る時に、盗撮されたとします。
そんな格好でいるなよ…という意見を聞いた事がありますが、そんな馬鹿な話はありません。

盗撮した側が悪いに決まっています。
でも、された側は「もうちょっと長めのスカート履こうかな」と思えば被害に遭う確率は下がるでしょう。

でも加害者や第三者が「そんな格好してるのが悪い」と言うのはお門違いです。

私の中では、100%、加害者が悪いです。
理由がなんであれ、100%です。

同情の余地や被害者自身に隙があったかはまた別の話で、それは被害者本人が思う事で、加害者や第三者が思う事では断じて無い。


いかがでしょうか?
自分なりの意見をお考えいただけたでしょうか?

最近『それはやった理由であって、やっていい理由じゃないでしょ?』と思う出来事があったのでこんな記事になりました。

当たり前ですが、正解は無い話だと思います。
だからと言って考えないのはまた違うと思いますので、毎度の事ですが、あなたにとって、何かのきっかけになれば嬉しいです。

二人の障害児の父
すけじろう

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