予備校なしで自称進学校から現役で早慶全勝して東工大情報理工学院に受かった話

はじめに

まず、このnoteを開いてくださりありがとうございます。
頑張って私の高校三年間をできる限り簡潔にまとめてみたので、最後まで読んでくれると嬉しいです^^ 
X(Twitter):@suisuiarukuyo 

自己紹介

2005年生まれ 18歳 東京都出身
趣味:ゲーム、野球、サッカー 

受験結果

🌸東京工業大学 情報理工学院
🌸慶應義塾大学 経済学部(A方式)
🌸慶應義塾大学 理工学部
🌸早稲田大学 教育学部
🌸早稲田大学 基幹理工学部
🌸東京理科大学 創域理工学部
🌸明治大学 情報コミュニケーション学部(共テ利用)
🌸明治大学 理工学部(共テ利用)

現役で決めようとしすぎた結果、保険に保険を重ねたような感じになりましたが、この受験の仕方が早慶全勝東工大に繋がったと言っても過言ではありません。(一旦信じてくれ😭)その理由は後ほど。

高校生活

三年間一切部活に入らなかったので、まっっっじで暇でした。もし部活に入っていたら、多分MARCH辺りに行っていたと思います。ここからは模試の成績を振り返りながら、一日のルーティーンを振り返っていきます。

6:00  起床
     (朝支度)
6:30  家を出る
     (通学中のバスで英単語覚える)
7:30  学校到着
     (HRが始まるまで勉強)
8:30  HR
     (授業)
15:30 学校終わり
     (帰りのバスも英単語)
17:00 帰宅
17:30 塾(自習室)
     (学校の授業の予習&復習)
22:00 帰宅
     (就寝準備)
22:30 ゲーム開始
0:00  就寝

高校に入学してからこの生活(6時間勉強/日)を1年続けると、全く苦じゃなくなるどころか、義務感に駆られて、サボることが怖くなります。まあ全然サボる日もありましたが。

ちなみに、通っていた高校は65-69(みん高調べ)の私立高校で、3年に一人くらい現役東大合格者が出る、”ガチの自称進学校”です。

そんな高校に通い、頑張って勉強していた私の高1秋の進研模試↓

高2秋の進研模試↓

ちゃんと勉強した成果は出ています。高3になるまではひたすら基礎固めをしていて、具体的には速読英単語(必修編と上級編)やパス単準一級をひたすらやって英検準一級を取ったり、学校で配られた青チャートをぶん回したり、学校で配られた化学と物理のセミナーをぶんぶん回したりしていました。

まさに学校の奴隷でしたし、ちなみに、定期テストも2週間前くらいからガチガチに対策していました。基礎に関しては、巨人の内野陣の守備くらいガチガチだったと思います。サッカーで言えば、カイルウォーカー。

高3になってからは、まず夏までに高校範囲を全部終わらせることを目標にしていました。物理は宇宙一わかりやすいシリーズを使ったり、化学はヨビノリさんや超抜ける高校化学さんの動画を見たり、数学は青チャートを使い倒したり、、、。

そして迎えた、7月東工大本番レベル模試がこちら

恐ろしいですね。威風堂々としたE。まあでも現役生はこんなもんです。数物化は見事に死んでいますが、英語だけは善戦しています。英検準一級のおかげですね。

11月の東工大オープン模試での復讐を誓いながら、夏を過ごします。(8月の勉強時間は約270時間)夏はヨビノリさんの毎週積分#1〜#100など少しずつ受験数学に傾いていったり、化学や物理の重要問題集のB問題をやり始めたりしました。

秋になると、遂に私は自称進の呪縛から解き放たれます。

ここら辺から、高校範囲が終わり、授業全内職モード突入です。😤
数学では、上級問題精巧(数Ⅲ)、掌握(赤)などで解法テクニックを覚えながら、東工大の数学20ヶ年や東大の数学25ヶ年を進めていきます。

この時、同じ東工大志望のLizさん(?)という方のnoteや有名なCHOCOさんの数学まとめノートを参考にしながら、自分も数学のまとめノートを作っていました。理科はまだまだ完成しておらず、赤ちゃんがようやくハイハイできるようになったくらいです。

そして、迎えた11月東工大オープンがこちら。

いやービビりましたね。余裕のD判定。これ、行く大学無いんじゃね?と本気で焦り始めたのがこの時(もう12月)です。その結果、最初のチキりまくり共テ利用明治大学だったり、早稲田大学の教育学部を受けることになったのです。

12月からはぼちぼち共通テスト対策を始めます。東工大志望の人は共通テストを軽視しがちですが、私は理科の全範囲の知識の穴埋めキャンペーンだと思って特に理科はかなり勉強しました。

そして迎えた、共通テスト本番、驚異の点数(個人的)を叩き出します。

数学も確かに良い結果ですが、化学100点は脱ハイハイを表しており、遂に、知識の穴埋めに成功したのです。(物理は知らん)  

国語はまぐれです。何も対策してない。

この結果で自信をかなり取り戻せたので、「まあ早慶4つ受けたらどれか一個くらいは受かるな。」とかなり楽観的になりました。こんな感じです。

(試験会場に向かう自分)

五条悟モードに入った結果、早慶の入試本番では一切緊張しなくなり、自分のベストを出すことができたのです。

「まあどっか受かればいいや」という怠慢から生まれた”失敗しても良い”という安心感は本番で効果を発揮します。

東工大の入試本番でも、「落ちたら慶應行くで〜」というまたもや五条悟モードでした。物理が激ムズでしたが、正直、次の化学の事しか考えていなかったので、これも自分のベストが出た要因の一つだと思います。

「やばい、このままじゃ行く大学ない」という危機感から生まれた私立の半乱れ打ちによって、私は五条悟となったのです。

これが早慶全勝東工大を勝ち取った理由の一つだと考えています。

他にも、数学まとめノートが効いて、似たような問題が出たことなど色々あります。(長くなるので割愛)

現役ブーストは凄いですね。

数学の勉強法(主に高1、高2向け)

予習  

まず、Youtubeで数学力向上チャンネルさんや河野玄斗さん、パスラボさんなどの動画を見て、予習をします。無料で見れることに感謝しましょう。とりあえずさらっと感触を掴むだけでも良いです。無料なのがエグい。

定着

ある程度理解が進んできたら、演習もしていきましょう。教科書レベルでいいので、4STEPなどの教科書傍用問題集や青チャートの簡単(〜コンパス2)な問題に触れてみましょう。

学校の授業

学校の授業を受ける頃には半分くらい忘れているので、ここで思い出していきましょう。暇だったら演習をしながらでもいいと思います。内職のバレないコツはたまに聞いているフリをすることです。

テスト前(一番大事)

ここで教科書レベルを完璧にして(解けない問題が無いくらい)、さらに応用レベルに触れていきましょう。青チャートのコンパス4、5で用いる考え方などを知っておくのが大事です。さらに、プラチカ(解説が少ないのであまりお勧めしない)や一対一対応の演習、上級問題精巧などの問題に手を出せるとなお良しです。テスト前にどんどん深く掘り下げていきましょう。

このように3〜4段階で勉強すると、勉強したことがかなり定着するので後々苦労しません。 

テストなども終わってきて、受験期を迎えると過去問フィーバーです。やりまくりましょう。

主に使った本:4STEP、青チャート、プラチカ、上級問題精巧(数Ⅲのみ)、掌握(赤のみ)、東工大の数学20ヶ年、東大の数学25ヶ年

掌握の赤は東工大志望にもお勧めです。

英語の勉強法

英単語

正直、英語は単語力(ボキャブラリー)で決まります。東工大を受ける人でも、英検準一級に受かるくらいの単語力は必要なので、地道に頑張りましょう。パス単準一級は難易度的にもちょうどいいと思います。 

英文和訳(和文英訳)

学校の授業(英コミュ)の予習として英語の教科書(CROWNシリーズ)を全部和訳していたので、東工大の和訳問題はマジで簡単でした。学校の授業の予習として和訳をするのはかなり効くと思います。和文英訳も、学校の授業(英語表現、今は論理表現)の予習として普段から英訳していたので、チョロかったです。

英検準一級に受かる実力があれば、あとはいろんな大学の過去問を解いているだけで、勝手にできるようになります。透視図もお勧めです。私は透視図を全部和訳しました。  

参考までに言うと、英検準一級のリーディングは満点で、東工大の英語はいつも100〜120くらいでした。

主に使った本(参考にならないかも):合格英熟語300(かなりお勧め)、速読英単語(必修編、上級編)、パス単準一級、旺文社の英検過去問集(二級、準一級)、透視図、早慶の過去問、東工大の過去問

化学の勉強法

高1、高2の頃は数学と同じような流れで勉強していましたが、受験期になると、全く違う勉強法を取り入れました。それは間違いリスト作りです。 

例えばこんな感じです。
1、酢酸はヨードホルム反応を示すか  A:示さない
2、尿素の構造式を書け        A:〜
                         
重問や共テの過去問、東北大や東工大の過去問で間違えた問題をリスト化して何回も復習するとマジで忘れなくなります。最終的に500個くらいにはなりましたが、どんどん積み重ねていくと、勉強の効率も格段に上がります。2023東工大化学で130点を取れたり、共テ化学で満点を取れたりしたのは間違いなく、このリストのおかげです。ルーズリーフを2枚用意して片方に問題だけを書き、もう片方に、対応した答えや補足説明だけを書くのがいいと思います。

主に使った本:セミナー(理論だけ)、重要問題集、東北大の化学15ヶ年、東工大の化学20ヶ年 

物理の勉強法

私は物理がそんなに得意じゃなかったし、2024東工大の物理が難しすぎて合否に全く関係なかったと思うので、割愛します。宇宙一→セミナー、エッセンス→重要問題集、名門(半分くらいだけ)→過去問

重問のB問題はかなり難しいので、過去問に入った時期くらいから平行してやるのを勧めます。B問題はやばいです。難易度はセミナー<名門の赤問題<重問A<名門赤以外≦重問Bだと思います。

おわりに

東工大2023と2024(自己採)の得点を載せておきます。
    2023   2024
数学   110    200 
英語   105    120
物理    90     50
化学   130     80
     435    450  

あと、受験期になって焦って詰め込みすぎるよりは、毎日30分くらいソシャゲをやりながら勉強するのが精神衛生的にもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️ 
これからよろしくお願いします🙇







おまけ 

2/24(東工大入試1日前)のメモ

(遺書)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?