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僕も歩けばサブカルにあたる

こないだから湯遊ワンダーランドというドラマを見てる。コミックが原作らしく、主演はともさかりえ。なんと17年ぶりのドラマ主演らしい。まぁたしかに最近全然見たイメージないし、まだ芸能活動してたんだって感じ。

なんとなくTVerのCMで流れてきて気になったので見てみたら、これが結構おもしろくてハマってる。

原作を描いてるのはまんきつ(a.k.a.まんしゅうきつこ)。この人のことは名前くらいしか知らなかったけど、なんとなく清野とおるとかあの辺りと近い人なんだろうなと思って調べたらやっぱり交流があるみたい。いわゆるサブカル系漫画家の一人。

サブカルな漫画家たち

ドラマのクレジットを見るまでは気にしてなかったけど、原作者の名前を見て妙に納得。やっぱり僕が気になるものっていつも自然とサブカルよりのものになるらしい(笑)

世間的なところでいうサブカル(漫画・アニメ)と僕の感じてるサブカルの微妙な違いについての記事は前にも書いたことがあるけど、今回の湯遊ワンダーランドも当然僕の感じるサブカル寄りのドラマ。

漫画家だとさっきも描いた清野とおるとか渋谷直角、辛酸なめ子あたりがこの系譜なのかな。まぁこの中では単行本だと渋谷直角のカフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生くらいしか読んだことないけど。

清野とおるは昔ヤンジャン買ってた時にデビュー作の青春ヒヒヒが始まってなんとなくそっち系のにおいがする人だなと思ってたら、山田 孝之がドラマやった東京都北区赤羽で一気に注目されるようになった。壇蜜と結婚したのもなんとなく分かる感じ。タモリ倶楽部とか見てたら壇蜜もわりとサブカル色強かったもんね。

まぁでも83年生まれの僕ら世代でサブカル漫画家といえばやっぱり漫⭐︎画太郎。珍遊記はリアルタイムで読んでて、最初のころは小学生向けの下品な漫画(当時は小学生だから普通に好きだった)だと思ってたけど、その頃から電気グルーヴが作中に出てたり既にサブカル色はあったからさ。

大人になった今もあの独特の雰囲気が一貫して好きなんだけど、若いころ上司に好きな画太郎好きを伝えて怪訝な顔をされたことあるから、それから人には言わなくなった(笑)

僕はサブカルクソ野郎ではないらしい

若いころ同じように会社の先輩と話してたときに言われたことで今でも覚えてるのが、「オレはサブカルクソ野郎だけどお前は違う」って発言。

いや、まぁ自分で自分のことをそんな風に思ったこともないんだけど、(それがステータスと思ってる)自称サブカルクソ野郎さんからわざわざ「お前は違う」認定されたから違うんでしょう(笑)

薄っぺらい偽物と思われたのか、よりディープな本物だと思われたのか、先輩のその言葉の真意は今も分からないままだけどね。

ただ、好きなものは自然とサブカル色強めになるから、自分が傾向的にそういうものが好きなのは間違いない。それは思春期の頃から自分でもよく分かってる。

まぁ「サブカルだから好き」なんじゃなくて「好きなものが自然にサブカル」なだけだから、「サブカル好きな自分」それ自体については特にステータスを感じてないけどさ。


そんなわけで最近ハマってるドラマの話から広げて、今日はまた僕とサブカル関連について少し書いてみた。今回も気になったものがそっち系だったってことで、やっぱり僕の内面にはそんな血が流れてるらしい。

まぁでも自然体で好きなものについて変に意識しても仕方ないし、好きなものは好きくらいの感覚でいいと思うけどね。

これからも僕はいまと変わらない距離感で自分の好きなものを追っていくんだと思う。

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