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12年自担を貶し愛してる奴の思考回路どうなってんだよ

誰の事を言っているのかって?

私だよ!!!!!


推しのウィークポイントを愛でるのが好きだ。暗いだとか、無気力だとか、超潔癖だとか、性格が捻くれてるだとか、コミュ力が低いだとか、運動神経が悪いだとか、ファッションセンスが致命的だとか、下ネタ耐性が5歳レベルだとか、そういう一般的によろしくないとされているところにめちゃくちゃ惹かれる。何なら推しの凄いところとかよりも魅力的に見えてしまう。

周りからイジり倒されている推しなんて最高すぎて「このくだりを担当したシェフを呼んでくれないかね!」と手を叩いてしまいそうになる。ちなみに推しに対する感情は巷でよく聞く「こういうところも可愛いよね!」ではなくシンプルに「ヤバッ!」「ダサッ!」「キショ!」のフルコースだ。

勿論(本人たちに扇動されない限り)オンラインに書き込むだなんてそんな野暮なことはしない。それは貶し愛リストとして三流だ。心だけに留め、ささやかに沸き、決して他のファンを傷つけないのが一流の証。一流の貶し愛リストなのだ。貶し愛リストって何?

しかし、ただ推しのダメなところが好きだという訳ではないというのははっきり表明しておこう。

私は推しが「意図的に」お出ししているであろうウィークポイントが好きなのだ。推しが出した「俺のこういうとこがな〜」に対して常に「まあ、せやろな!」のテンションでいたいのだ。逆に否定したくない。推しのそういうところをそのまま受け入れたい。それごと見ていたいのだ。

その上で「ウィークポイントをストロングポイントに近しいものに変えてしまうブランディング」をしてしまう奴が好きすぎる。そう、シェフは推しだった。塩かけて食いたい、推しに。でもあくまでベースは完璧アイドルであってほしいので、彼らから勝手に漏れ出てくるようなダメ要素であってはならない。自分の駄目なところを自覚し、それをどう料理すればプラスに作用する人間的愛嬌に変化するのかを理解し、実行するアイドルはマジで最高。炙って食べたい。旨い!旨すぎる!

ただ、これを普通に料理としてお出しすると「貶し愛」になってしまって世知辛い。あくまで隠れ家的レストランで静かに食べていよう。

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