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スタートアップ1年目の学び@令和トラベル

こんにちは、令和トラベルの受田です!昨年の創業から1年が経ちました。
右も左もわからない中でしたが、この丸一年経験してきたことからの学びをいくつかまとめてみました。読んでいただいた方に少しでも参考になればと思います。

また、NEWTのアドベントカレンダー11日目を担当します。ぜひ、他noteも会社のことがわかる内容になっているので、読んでみてください!

1.NEWT(ニュート)がリリース

そしてまずお知らせとして、この4月5日に海外旅行をスマートに予約できるアプリ「NEWT(ニュート)」をリリースしました!!もうすでにダウンロードいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、まずはハワイからスタートです。

また、先日ハワイツアーセールを行ったのですが、3つのツアーが完売。最安値のツアーはなんと開始35秒で即完売しました。当初は、まだ世の中の空気としても海外旅行はまだなのではないかと社内で話したりしていましたが、予想に反した売れ行きで嬉しい驚きでした。

予約実績としても、90%が2名以下で、1名での予約も20%とカップル/ご夫婦、一人旅での少人数での旅行ニーズが高まっているのだと感じました。ハワイにおいては韓国も戻り始めているのですが、予約傾向としてはハネムーンやカップルから戻ってきているとのこと。

今後もハワイだけでなく、次回はグアムとオープンセールを続々と行っていきますのでぜひダウンロードして、情報キャッチいただけると嬉しいです!

2.スタートアップ1年目の学び

この1年間、創業からすぐに22.5億円の資金調達、海外ツアーの0からの立ち上げ、組織の急拡大、そしてアプリリリースとこれまでにない怒涛の1年でした。その中で、たくさんの気づきや学び、壁にぶつかりました。(壁がなくなることはないのですが、、、w)
全部書き出すと切りがなくなってしまうので、強く印象に残った学び3つに絞って書いていければと思います。

2-1.戦略はセンスではない

当初、戦略とはなにか大胆でかつ大きく状況を打開するようなものであり、それはセンスによってつくられているものだと思っていました。(もちろん状況を打開するような道筋、別の略す道を見出すようなものを求められることはあります。また、どこにゴールを置くのかなどはある程度センスもあるかもしれません。)

しかし、実際はそうではなく、戦略とは脳汗をひたすらかきながら、あーでもないこーでもないとスクラップアンドビルドを繰り返し、根拠となる数値、それを実現するための道筋、確からしさ、あらゆるパターンを積み上げていきつくっていき、ミッション/ビジョンそして事業計画を最短で達成するための論理だてられたものであるということ。

ミッショントライアングル

逆に根拠やWhyのない戦略は、ミッショントライアングルの上下にあるビジョン、戦術への連動性が見えず、効果がでない、情勢の変化等で軌道修正するにしてもなにを元に行っていくのかもわからない状態、かつ問われたとしても明確な答えがあるわけではないのでメンバーからも戦略に不信感がおきチームの士気に影響を与えてしまいます。

そのため、戦略の数値や登り方含め、感覚ではなく、なぜその数値なのか、なぜその登り方なのか細部までなぜ?を問われたとしても、軸、根拠があり答えられるかつメンバー含め納得いくものになっていないといけません。

学び:『戦略とは、脳汗をかき積み上げられた論理の賜物。』

2-2.自分ではなく、チーム/組織の成果を最大化する

これまでは、新卒で入社したLoco Partners(Reluxの運営会社)も、Taste Localもチームは持っていたものの、個人として動くことが多く、いかに個人の成果を最大化させるのかにどちらかといえばこだわってコミットしていました。(また、チームを持ったとしても新卒メンバーで新規営業をするなどちからというと、みんなが同じような価値観で、同じ方向を向いて一直線に行動していくようなものでした。)

そうした中で、現在は旅行企画G、アライアンスGと2つのGを見ており、自分の成果だけを伸ばしたとて、チームとしての成果や目標を達成することは到底できません。チーム全体で、いかに成果を最大化させ、高い目標を達成するかが重要になってきました。

個人ではなくチームとして考えたとき、よく言われることですが、チームとしての強み/弱みの理解、成果が出せる環境を整えていくということ。成果を出すために現状のメンバーだけだと足りないのであれば採用する、体制がそもそも属人的になっておりスピード感がでないのであれば体制そのものを変える、グループをまたいでの連携強化など成果を出すためのチームづくりを進めていきました。(ここはまだ発展途上なので、今後より強化していく)

また、チームとしてそもそも大事だなと感じたのは、健康・やりがい・サポーティブな体制の3つ。これが成り立たないと個人、チームの根底から崩れてしまいます。そのため、その3つを組織の当たり前とするべく、私自身もこれまでの働き方や当たり前をアンラーニングし、各メンバーの働き方や価値観を理解してコミュニケーションを行うよう心がけるようにしました。

特にリモート環境だとそういった健康ややりがい、サポーティブだと感じているかどうかなどわかりづらいので、隔週の1on1やそもそもそういったことを言い出せないや言いにくいというコミュニケーションの壁をチームとして解消できるよう雑談ができるSlackチャネル times_bizや働き方や価値観についてチームで理解を進められるような場をつくったりと、不安や不満を思ったときにすぐに相談やコミュニケーションできるような関係づくりをとても大事にするようになりました。

全社でD&Iのワークショップを定期的に行っています

そうすることで、私含め各メンバーが得意なところを伸ばしつつ、不得手なところは相互補助できるような関係を通じて、チームとしての成果を最大化していければと考えています。(事業開発チームのイメージは、サバンナにいる群れで、お互いプロフェッショナルでたくましく生きつつも、なにかあったときなどはサポートし合えるようなそんな関係を想像しています。)

学び:『チームの根底は、健康・やりがい・サポーティブな体制』

2-3.組織を役割で考える

しのさん(代表篠塚)が以前から社内で良く言っているのですが、組織は球体であり、部署や役職、雇用形態に上下はなく、その球の面をメンバー全員でカバーしあっている状況であるということ。そして、サービスが成長することで、その球自体が大きくなり、一人ひとりのカバー範囲が大きくなったり、もしくはあたらしいメンバーに入ってもらったりすることで球の面を補っていくという考え方です。

グアムに行ったときのビーチ写真。またグアム行きたいな、、、

部署/G、役職を組織図で見るとなにか定義されているようで違和感があります。しかし、組織やポジションを役割で見ると、そして俯瞰してみると、会社として自分に求められること、逆に今行っていないが役割として求められそうなことに気づくことができます。

私自身も会社の所属メンバーの一員としてどういう役割を求められているのかを常々考えるようにしています。学びの1、2で記載した戦略を立て指標を決めること、その実行を一緒に推進していくことやチームの成果を最大化させるための働きなどはまさしく今の自分の役割なのだと思います。また、求められる役割も会社のフェーズや状況において変わっていきます。そのため、役割という概念が欠けると、私自身が組織において形骸化した存在になってしまいます。

そうならないためにも、いま組織やチームの役割として何がいま求められているのか?俯瞰してみたとき何か欠けているところはないか?を考え続ける必要があります。また、逆に自分がやらなくても/やらないほうが良いことは何なのかというのも同時に考える必要があります。

事業開発部では、事業開発部としてまず会社全体においてどういう役割なのか(今上期の部署テーマは、クライアント価値の最大化)、そして、各Gの役割は、そして個人の役割はというふうにブレイクダウンして理解していくとわかりやすいです。

学び:『組織は球体であり、各メンバーが球の面をカバーしあっている。』

3.さいごに

冒頭でも書いたとおり、良いこともあれば、苦しいこともあった、これまでに味わったことのない怒涛の1年でした。

これまでの自分と大きく変わったなと感じるのは、学びでも書いたとおり、個人ではなくチームとして、組織として、会社としてすごい成果を残したいと心から思えたということです。個人としての成長は常にし続けていくのは前提のもと、各領域においてプロフェッショナルで知見もあり、優秀なみんなで、月並みの表現ですが、すごいことを達成できればよいのだなと気づきました。

アプリリリースし、ここからが本当の意味でスタートです。
あらゆる高い壁を乗り越え、目標に向けて頑張っていきます!

NEWTのアプリリリース時にみんなで記念撮影!

長々とお付き合いいただきありがとうございました!
(ちなみに、実の仕事ではアライアンスや団体旅行なども担当しているので、提携や旅行・出張などあればライトにご相談ください\(^o^)/)

そして、さいごのさいごに、、、
恒例ではありますが、サービスを急拡大していくために、引き続き採用を全方位募集しています!!!

楽しいことばかりではないですが、高い壁を乗り越えることや変化の激しい中いい意味でのカオスさにワクワクを感じていただける方であれば楽しめる環境であることは間違いありません。ぜひ、少しでも興味があるという方がいらっしゃればDMなりでもご連絡ください!

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