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私は本が読めない

知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる。

夏目漱石の草枕。ずっと昔に読みました。好きな一文です。好きな文を沢山こころで覚えています。

昔の私は本の虫で夢は小説家でした。抗精神薬を服薬しだしてから本が読めなくなりました。以前のように文章を理解できないのです。

それはそれは悲しかったです。夢も諦めました。

昔の勘を頼りに文章を書いているため読みにくかったらごめんなさい。

ひとりだけスルスルと頭に入ってくる文体の執筆家/小説家がいます。誰かは内緒。

オーディブルも読書ですが紙で読むのとはまた違いますよね。そして集中力がなくなったためオーディブルも少しずつ、少しずつしか聴けません。

noteに出会えてよかった。クオリティの高い文章がここには沢山。短い文章なら理解できるのです。

繋がってくださったみなさんありがとうございます。

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