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犯罪捜査ゲーム『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』感想

会社の同僚に教えてもらったボックス入りの犯罪捜査ゲーム『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』を、休日に奥さんと2人でクリアしたのでその感想。

どんなゲームか?

購入するとボックスの中に様々な紙の捜査資料や写真等が入っており、それらを手掛かりにして犯罪捜査を行い、犯人を見つけ出すゲーム。
直木賞受賞歴のある作家の方がシナリオを執筆しているため、ミステリーとしても本格的。

ボックスの中身

推奨プレイ人数1〜4名、想定所要時間3〜4時間となっており、複数人で楽しむことが出来るので、家族や友達とはもちろん、会社の同僚とチームビルディングの一環としてやっても良さそう。

あらすじとしては、とある寺で過去に発生した未解決殺人事件の捜査協力をルポライターから依頼され、当時の捜査資料を手掛かりとして6名の関係者の中から犯人を見つけていくというもの。

まず最初は捜査資料をもとに犯人の手掛かりとなる情報を特定することから始まる。突き止めた事実は資料に記載されたURLにスマホやPCからアクセスし、サイトから入力することでストーリーが進行していく仕組みになっている。

基本はボックスのほかPCかスマホだけあれば問題ないものの、途中一度だけ火を使う場面が出てくるため、要注意。

クリア後の感想

二人でやって、何度か詰まったところもありクリアまでに想定所要時間よりも多く5時間以上かかった。

若干今の証拠でそう言い切るには証拠足りないだろと思う部分はあったものの、総じて推理が正解したときのアハ体験は非常に気持ちが良く、クリアしたときはまさに映画か小説の登場人物の一人としてエンディングを迎えたような満足感に満たされた。

難易度は難しすぎず、易しすぎずの良いバランスで、膨大な資料を机に広げて何度も読み返しながら複数の情報を紐づけて一つの真実を探り当てている過程は非常に良く設計されていると感じた。

さいごに

最初、テレビゲームでもいいんじゃ?と思ったものの、実際にやってみて、膨大な資料を机に広げて二人でそれを読み漁りながら推理していくという体験はテレビゲームでは不可能で、物理ゲームの醍醐味だなと思い直した。

つまったときはヒントサイトを開けば小出しにヒントを見ていくことができるため、幅広い人が楽しめる設計にもなっている。

謎解きが好きな人はぜひ。
今回CASE FILE #1ということで、今後#2の発売も期待できるので楽しみ。

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