カウンター下収納。白色系でまとめるとこのぐらいの見積価格。公開。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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最初は既成品量産家具での
「カウンター下収納」をご購入予定だった
お客様が杉田木工所にオーダーメイド家具で
「カウンター下収納」を頼むとどのぐらいになるのか
（金額的に。）
未知のお買い物に対しての不安と
結局断念されたという記事を書きたいと思います。
最初のお問い合わせはお電話でした。
予算が決まっているのですが
家具を作ってもらうとどのぐらいかかりますか。
というお問い合わせをお電話より頂きました。
ありがとうございます。
ご自宅のカウンターの下に
収納をご希望とのことで
カウンターの下から床までが1,000㍉。
ご希望の「カウンター下収納」のサイズが
横幅約1,500㍉×高さ約800㍉×奥行約300㍉
上から1段引出しが横に3杯付きまして
その下は扉収納。中に棚板が1枚。
このようなご希望でございました。
カウンター下収納の場合の
見積金額のお問い合わせはすべての
お客様にお伝えしておりますが、
トータル￥110,000.-（消費税込み）以下の金額での
受注はコスト割れになりますので無理です。
とお伝えいたしております。
もし、この記事を読まれた方で
「カウンター下収納」をお考えのお客様がいらっしゃいましたら、￥110,000.-（消費税込み）までのご予算でしたら、
既製品量産型家具をお選びください。
今回のお客様は
お話を進める中で、￥150,000.-（消費税込み）だったら
出せるかもしれない。との事でしたので
お見積りをさせて頂く事になりました。
ご提示させて頂いた見積金額が
￥148,468. -（消費税込み）。
お客様のご予算内に収まりました。
お客様杉田木工所に来所されての打ち合わせ
2回目のお電話が
お客様からありまして、予算的にも良いので
製作してもらう考えにある。とのお返事。
杉田木工所に来所して
詳細がわからない事について奥様も入って頂き
打ち合わせがしたいとの申し出がありましたのが
家具屋 杉田了承後、来所されることに。
見積った化粧板
アイカカラーフィットメラミン K-6000KG
K-6000KG
真っ白で分かりにくくて
すみません。
アイカハイボード
ポリエステル樹脂合板
RB-6000G
ポリエステル樹脂合板
RB-6000G
真っ白で分かりにくくてすみません。
杉田木工所が作成図面
参考までにお考えの方は
こちらをクリックしてください。
奥様、旦那様とお二人でお見えになられて
オーダーメイド家具というモノがどのようなモノ
なのかが見たかったのだと思いますが
今回はすべて出払ってしまっていたので
申し訳なかったです。オーダーメイド家具を
お見せ出来ませんでした。
お二人から頂いたご質問
アウトセット引出しとインセット引出しはどう違いますか。
量産型既製品家具より耐久性がはありますか。
運び込むときに軽トラックのサスペンションで配送中に家具が壊れたりしませんか
家具全面を白色系（今回はアイカ6000番台）メラミン化粧板で製作すると現状よりいくら高くなりますか
ショートメールで送信させて頂いた「御見積書」は
白色系のポリ合板とメラミン化粧板で見積してありましたので
全部をメラミン化粧板で製作するといくら値上がるのか
なぜか聞かれました。
それと、キャッシュレス決済でお客様のお支払いを想定しましたので、
現金支払いをされるようでしたら、
キャッシュレス決済の決済手数料分は
お値引きさせて頂きますとお伝えしました。
約1時間ぐらいの打ち合わせ後、お二人は
お帰りになられました。
翌日になりまして、今回の
「カウンター下収納」の依頼はキャンセルにして欲しいと
ご連絡を頂きました。
杉田木工所から
お客様へお伝えしたい事。
かなりおふたりで悩まれ、迷われたのだと推察いたします。
おそらく、金額的な部分が
奥様には、それだけの価値がないと思われたのだろうと思います。
旦那様は、製作して欲しかったみたいです。
おふたりの間でどのようなやりとりがあったのかは
想像だにいたしませんが…。
「カウンター下収納」
オーダーメイド家具でも出来ますし
量産型既製品家具でも各社ご用意がある
極めてポピュラーな収納家具です。
圧倒的に
何かと何かが違うと言う事。
そこから来るコスト計算が違うと言う事。
ご理解の程
よろしくお願いいたします。
お客様の「迷い」が少しでも
解消されたらと書いた記事です。
こちらも読んで頂ければ幸いに存じます。
本日は、杉田木工所の「反省」と
説明が難しいお客様の「価値」への提言について書かせていただきました。
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