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意図せず"カスタマイズ"化を選択してしまった。落としどころは「自己責任」になります。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。



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【杉田木工所 代表 杉田 光正 プロフィール】

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2024年05月15日(水曜日)
本日は、杉田木工所noteより
blogを発信いたします。

意図せず
"カスタマイズ"化を選択してしまった。
落としどころは「自己責任」になります。


杉田木工所のblogやホームページから
毎月、数名の方から、いろいろな木工や
オーダーメイド家具についてのご質問や
お問い合わせを頂きます。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

ありがとうございます。

その中でも
これは、お伝えした方が良いのかな。と
思った事について今回は書きたいと思います。

みなさまがお住みになられているご自宅内に
設置してある。または、新規で設置する
いろいろな収納システムがございます。

  • システムキッチン

  • オーダーメイド家具

  • 家具量販店さんから購入してきた収納家具

その中でも
システムキッチンや家具量販店さんから購入された
家具について。
購入されたまま、カタログと全く同じ仕様・レイアウト。

メーカーが用意しているシステム収納を
そのまま、設置してお使いになられる。
これは、これで何も問題はございません。

ご自身の意向を反映した純正規格から外れた仕様。

それは"カスタマイズ"。

メーカーが販売しておられます
純正規格品。この純正規格品にお客様ご自身の
希望・意向をひとつでも組み込んでしまった製品。

これは、「カスタマイズ。」

というカテゴリーの中に入った事を意味しています。

【カスタマイズ】
特定の個人の目的に適う(かなう)ように購入した商品の一部分を変更すること、またはそのようにされた品物のことである。

オーダーメードでない商品は特定の顧客の特定の使用目的に特化して作られなていない。そのため客が自分の使用目的に適うように購入前または購入後に品物の一部分に修正を加える場合がある。購入前のカスタムは製造者が修正の選択肢をいくつか客に提供し、客はその中からが特定の選択肢を選んで発注することで行われる。対義語としては、カスタムされていない仕様のままの物品を「ノーマル」や「ストック」、「オリジナル」と呼ぶ事もある。こうした改造に用いられる部品は、他機種やグレード違いの純正部品から流用する場合や、純正部品を加工ないし単品製作(ワンオフ)をする場合の他、市販されている改造用のパーツを使用する場合もある。市販されている改造用パーツは特に「カスタムパーツ」とも呼ばれる。また、こうした改造を行う個人製作者や専門業者はカスタマイザーとも呼ばれる。通常は既製品の状態で販売される商品を、納品前段階から特別な仕様となるように注文をする場合には「カスタムメイド」などと呼ばれる。一方「オーダーメイド」は製品全ての仕様を決めて注文する物である。しかし、両者の中間的な物もあり、よりオーダーメイドに近い「フルカスタム」やカスタムメイドに近い「イージーオーダー」といった用語も存在する。

ウィキペディアより。

実際に杉田木工所にお寄せになられた事象。

  • 新築でおうちを建ててますが、お風呂場横の脱衣室の鏡付収納と壁の装飾が建築屋さんが用意しているバリエーションに「これ !」と思う選択肢がありません。杉田木工所で製作してて頂けますか。

  • 某システムキッチンを大工さんに取り付けて頂いて、食器洗い乾燥機だけを別会社の製品を無理やり組み込んで頂いたのですが、正面化粧板の加工と取付が大工さんで出来ないと言われました。杉田木工所でお願い出来ますか。

このふたつの事象とも、
杉田木工所で可能ですが。当然お金もかかります。
それ以上に、お客様にご認識頂きたい事がございます。

このような選択肢を選ばれた場合
製品の責任の所在は、お客様でご負担して頂くという事。

純正規格品については、
大概が大手メーカー品です。

お客様がご使用にあたり、
いろいろなテストを実施して耐久性や製品寿命を
あらかじめお客様に提示して、製品ご購入後も

販売メーカーさんは、「責任」を持って不具合や
新品での残念な製品の交換などに応じてくれています。

これが「カスタマイズ」化してしまいますと
一変にして「責任」の所在はお客様ご自身がご負担する。
という事態になってしまいます。


最初から、この事を自覚されて
「カスタマイズ」を施した製品を希望されるお客様。

全然そんな事はつゆ知らず、気が付いたら
「カスタマイズ」化してしまって不具合やトラブルに見舞われるお客様。

後者のお客様がときどき見受けられる。
時々、感じられることがございます。


大手メーカーさんにしても
もう少し、バリエーションを増やしたり
痒い所に手が届くような対応をして頂ければ

杉田木工所が心配する必要もないのですが
お客様が「カスタマイズ」をご選択、
あるいは、「カスタマイズ」化に踏み込んでしまった

事で、杉田木工所でも、どうしようも出来ない結果に
杉田木工所としてすべてに「責任」が持てない。と

歯がゆい思いがございます。

残念ですが、
お問い合わせや仕様のすべてに
杉田木工所で持てる「責任」にも限界がございます。

大手メーカーさんも
採算性や在庫維持にかかるコスト。在庫から廃棄物に
変化した場合の処分費。

いろいろと鑑みてのご判断もありまして
結局のところ、最終的な「責任」が
お客様に。というのが「カスタマイズ」・「カスタマイズ」化
をご選択されたお客様の「自己責任」となる部分が多いです。

なんとか出来るところは
最大限の努力はいたします。

しかしながら、大手メーカーさんが
純正品にかけている「保険」や
化粧板メーカーを杉田木工所の仕入れルートから
入手した場合などは、出荷時規格品しか入手出来ません。

「保険」に関しては、手が出せません。

出荷規格品の仕入れ価格は、それだけで
職人の1日あたりの製作費・取付施工費の
対価と同額ぐらいは必要になります。


さいごに


「カスタマイズ」・「カスタマイズ」化に陥る。
この事については、「自己責任」であるということ。

大手メーカーの補償してくれる範囲から外れるという事。
いろいろと、トラブルや不具合が出てきても
お客様ご自身で「責任」を持つ覚悟が要ると言うこと。

これは、申し訳ありませんが
ご理解・ご承諾頂くしかありません。

ニッチなところは
大手メーカーさんは想定していません。

カスタマイズな使い方は
「補償」から外れるので、お金もかかります。

そのお覚悟を心得て
「カスタマイズ」をご選択ください。

出来るだけの事はいたします。が
繰り返しになりますが、限界がございます。
落としどころは「自己責任」。

よろしくお願いいたします。

次回予告。


次回、
アイカ工業さんから
新作のメラミン化粧板を含む
カタログが届きましたので
それらをご紹介しようと思います。

次回予告。


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