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美容師としての自分に足りなかった『強さ』

こんにちは😃ERIKOです。

岡山出身の超田舎者、
且つ内向的、HSP気質を持つ私が、
美容師をしていて、新しい自分に出会い、
東京の美容室激戦区表参道で働き、
そしてニューヨークでも働いてしまうという、
自分でも想像し得なかった人生。

子供の私が見たら、
恐ろしい程の道を歩んでいることに、
きっと驚くでしょう。

去年、2022年の末に本帰国し、
2023年からは日本を拠点に生きているわけですが、
また日本の美容室業界に戻り、
『あーこれこれ』と感じた事を綴っておきます。

良い面を記すと、

①とてつもなく丁寧な接客
②平均的に高いレベル
③安価である

こんな感じでしょうか。

コンビニの数より多い、日本の美容室。
平均的なレベルは高く、
さほどの事が無ければ、
相当変な髪型になる事は無いのでは?
(たまにあるみたいですが)

サロンに行けば、
ある程度は丁寧に接してもらえ、
さらにクーポンで安い。

なんとも天国。
消費者目線で考えれば、
非常にありがたい🥹💓

ですが、働く身としては?

価値観は人それぞれなので、
『それで良い』
『それが良い』
と、感じている美容師さんであれば、
問題ありません。

ただ、個人的には、
限界』がくるのではないかと
思っています。

ニューヨークで働いて感じた、
良い点は

①過保護になりすぎない接客
②美容師はアーティストとして信頼
③それ相応の単価

すなわち、

お客様と美容師は対等であり、
良くも悪くも、お互いにラクな状態である
ということ。
(もちろん、それが全てではありませんが)

そして、お客様側も、美容師をアーティスト、
プロフェッショナル
と受け入れており、
こちらの提案を待つ人も多い。

時間や、経験に対しての対価も、
安売りをしない。

どちらが良くて、
どちらが悪い、
とか言う話ではないのですが、

アメリカで働き始めた時に、
『グッ』と気付いたことが一つ。

私、アーティストとしての自信、無い。

すなわち、日本で提案型の美容師として
働いていた様な気分になっていたのですが、

やはり、日本人だったのでしょう。
(間違いなく日本人です🇯🇵)

『これがかっこいい、
間違いないから!
任せて!』


という強さ、自信の無さを
痛感しました。

冒頭にも書いた通り、
人の気持ちを考えすぎてしまう私は、

『それは良いと思いますが、こちらの方がいいかもしれません〜(でも確信は無い😶)』

そんな感じだったのです。

心の底から胸張って言って、
スパっとかっこよく仕上げて、

私はベストを尽くしたんだ、どーだい
キレイでしょう?!

それを言い切る強さ、
そして自分を褒める習慣。

日本人美容師は、
基本的に技術がハイレベルで、
ある程度日本で経験があれば、
世界でも通用するのです。

そのあと一つ足りないのが、

『自信持って言い切る強さ』

日本社会美容業界に
再度帰って来て、
前とは違う何か?を
日々感じ、

『何が変わったのだろう?』
と自問自答する。

その1つの答え、

それが、
美容師として私に足りなかった
アーティスト、プロフェッショナルとしての
『強さ』。

何事もバランスなんですけどね🤫


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