2024ファジアーノ岡山にフォーカス3「ファジアーノ岡山選手名鑑2024」(監督&GK編)



1、選手名鑑(前置き)


 サッカー雑誌の選手名鑑より早くをテーマに作成しました。ファジアーノの各ポジション(クラブ公式発表のポジション)別に紹介しています。

 読み易い文章量を心掛けて書き上げていきますが、全選手(監督)の総勢31名なので、監督&GK編とDF編とMF編①&②、FW編の5部構成の選手名鑑となっています。

 各選手の良い所や期待したい所にフォーカスを当てて作成した選手名鑑の監督&GK編をよろしくお願いします。

『名鑑の方式』
①プロフィール
②通算成績
③選手(監督)紹介
④スギさん的視点

選手名鑑2024リンク
監督&GK編(5)は、この記事。
DF編(9)は、こちら
MF編①(7)は、こちら
MF編②(6)は、こちら
FW編(5)は、こちら

 全文無料公開。スキーやフォローや、購読などをして頂ける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。


2、選手名鑑(監督編)


木山 隆之 監督

生年月日:1972年2月18日
身長:180cm

Jリーグ戦通算成績
J1(6勝10分18敗)
J2(175勝141分148敗)
岡山(33勝31分20敗)
23(13勝19分10敗)

『 ≫≫戦術のマエストロ≪≪ 』
J2屈指の戦術家。4バックと3バック問わず、高い完成度のチーム作りに定評がある。1つの戦術を浸透させていくというよりもチーム状況に即した戦い方を選択できることが最大の武器であり、多くの選手が様々な形で起用して戦っていくので、チームとしての成長はもちろん、選手もシーズン通して成長できる。足りないのは「昇格」や「タイトル」の実績のみ。

『 ≫≫スギさん的視点≪≪ 』
逆境を逆境と感じさせない引き出しの多さが木山監督の武器の1つですが、その背景に「決断力」とぶれない「信念」という軸があるからではないかと感じています。監督としても人としても尊敬できる監督で、多くの方から慕われている監督ではないでしょうか。


3、選手名鑑(GK編)


1番 堀田 大暉 選手

生年月日:1994年10月5日
身長:182cm
利き足:左足
ポジション:GK

リーグ戦通算成績
J2(60試合0得点)
J3(59試合0得点)
岡山(60試合0得点)
23(33試合0得点)

『 ≫≫ゲームメーカー型守護神≪≪ 』
11人目のFP(フィールドプレーヤー)と表現しても差し支えない現代型のGK。厳しいプレスを受けても動じることなく、正確な長短のパスを通すことができる「視野の広さ」と「足下の技術」は、他のGKの選手の追随を許さない最大の武器。シュートへの抜群の反応の良さも武器で、勝ち点に繋がるビックプレーで、高い次元での攻守での貢献ができる守護神。

『 ≫≫スギさん的視点≪≪ 』
1番の堀田選手へサポーターとして自然と感じているのが「安心感」。攻守で1堀田選手への「信頼感」というのが、サポーター間では、より深まっているように感じますが、チーム間ではより深いのではないでしょうか。「1番」が似合う岡山の守護神と言える選手です。

13番 金山 隼樹 選手

生年月日:1988年6月12日
身長:186cm
利き足:右足
ポジション:GK

Jリーグ戦通算成績
J1(2試合0得点)
J2(150試合0得点)
JFL(9試合0得点)
岡山(65試合0得点)
23(2試合0得点)

『 ≫≫岡山のバンディエラ≪≪ 』
恵まれた体格を活かしたハイボール処理や守備範囲の広さが武器の正統派GK。近年は、ビルドアップ力にも磨きがかかっている。GKとしての経験も豊富で、ピッチだけではなく、リザーブメンバーとしてもできる事を100%完遂できる。岡山の粘り強い守備やビハインドでも諦めない雰囲気をベンチからも作っていく事ができる「岡山の精神的支柱」の選手。

『 ≫≫スギさん的視点≪≪ 』
スギさん的視点よりも広い視点を持たれているのが、13金山選手。チームのために、サポーターのために、ファジのために、多くの方の想いを受けて、伝えていく、作っていく。今季のメンバーの中で、試合出場以外のシーンでも「昇格」のためには、必要不可欠な選手ではないでしょうか。

21番 川上 康平 選手

生年月日:2001年4月24日
身長:187cm
利き足:左足
ポジション:GK

リーグ戦通算成績
新人選手(1年目)

『 ≫≫主役型守護神≪≪ 』
GKとしてのセーブでの守備の安定感だけではなく、機動性のある守備範囲の広さ、高さを活かしたハイボール処理、力強い高精度のフィード。現代的でありながら基本的な部分もしっかりしている総合力が高い守護神。GKではあるが、魅せることができる武器が多く、試合での主役になれる可能性を秘めている選手で、心技体でまとまった次世代を担うGK。

『 ≫≫スギさん的視点≪≪ 』
一昔前の岡山であれば、文句なしで正守護神を任されたであろう力を持っている選手ではないでしょうか。練習でもビッグセーブ連発で、歓声が沸き起こっていました。その21川上選手でも、リーグ戦での出場機会を掴むためには、厳しい競争が待っています。日本サッカーの成長を感じ、まさしく「日進月歩」を21川上選手の岡山での現在地から感じました。

49番:スベンド・ブローダーセン 選手

生年月日:1997年3月22日
身長:188cm
利き足:右足
ポジション:GK

Jリーグ戦通算成績
J1:(29試合0得点)
J2:(35試合0得点)
23:(13試合0得点)

『 ≫≫ゴッドハンド型守護神≪≪ 』
ドイツ出身のドイツ国籍のGKでありながら、既に日本語をマスター。日本語でのコーチングもできる。49ブローダーセン選手しか届かない高さのハイボール処理と彼にしか防げないセーブを可能とする長い腕と大きな手がある。本場仕込みのGKテクニックも合わさり、チームの勝ち点を掴むことができるハンドを持った漫画の主人公のような若き守護神。

『 ≫≫スギさん的視点≪≪ 』
日本語でのコーチングも可能ではありますが、切羽詰まった時のコーチングで、どちらの言語の言葉がでてくるのかは、気になりますね。また、インタビューを受ける機会があれば、彼の一字一句は、やはり注目ですよね。プレー以外でも岡山について語ってくれそうな人柄の良さを感じる選手です。


4、選手名鑑(後書き)


 選手名鑑(監督&GK編)では、木山 隆之 監督、1堀田 大暉 選手、13金山 隼樹 選手、21川上 康平 選手、49スベンド・ブローダーセン 選手の4選手+監督を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 23シーズンまでの岡山のサッカーを観てきた「スギさん的視点」と練習や試合で観た「客観的視点」の二本柱とした構成で、作成してみました。

 私が語り切れなかった選手の魅力や武器があれば、教えていただきたいですし、私と違う視点についても教えていただきたいです。

 皆さんの反響があれば、嬉しく励みになるので、noteでの「スキボタン」や「X」で、アクションを起こしていただけると嬉しいです。

 最後まで読んで下さり有難うございました。続編の残りの4部であるDF編~FW編もよろしくお願いいたします。

選手名鑑2024

監督&GK編(5
木山監督
1堀田 選手 13金山 選手 21川上 選手 49ブローダーセン 選手

DF編(9)は、こちら
2高木 選手 4阿部 選手 5柳 選手
15本山 選手 16河野 選手 18田上 選手
43鈴木 選手 55藤井 選手 88柳 選手

MF編①(6)は、こちら
6輪笠 選手 7竹内 選手 10田中 選手
14田部井 選手 17末吉 選手 19岩渕 選手

MF編②(6)は、こちら
20井川 選手 24藤田 選手 25吉尾 選手
27木村 選手 42高橋 選手 44仙波 選手

FW編(5)は、こちら
8シャビエル 選手 9グレイソン 選手
11太田 選手 29齊藤 選手 99ルカオ 選手

文章=杉野 雅昭
text=Masaaki Sugino


筆者紹介
 冷静さと熱さを両立した上で、自分の感じた事を自分の言葉で表現することを大事にしている。ハイライトやテキスト速報をレビューを書くために確認するが、極力SNSは、情報を遮断して、レビューを執筆している。流石に通知なので、軽く目にすることこそあるが、綿密に分析するというよりは、サッカーというスポーツの魅力を発信することを一番大事にしており、ファジアーノ岡山だけではなく、対戦クラブにも最大限のリスペクトの気持ちで、サポーターとの交流や魅力を語り合うことが好きで、レビューを書き始めて、中断期間や書けなかった試合もあるが、10年以上、ファジアーノ岡山を中心にサッカーのある生活をエンジョイしつつ、応援してきた。


5、アディショナルタイム(ファジ造語24)


『 ≫≫力を出し切る三原則≪≪ 』
「決め切る・勝ち切る・逃げ切る」という課題と語ったGMの服部 健二 氏の言葉から想起した「力を出し切る三原則」という2024シーズン第一弾のファジ造語とさせていただいた。来季を観て行く上で、勝利するために、チームがどう強くなったのか、是非、結果から「力を出し切る三原則」をクリアできているか注目したいですね。

『 ≫≫虹色の右足≪≪ 』
24シーズンがルーキーイヤーとなる24番吉尾 虹樹 選手の右足から放たれるパスやクロス、シュート、プレースキックの全てが、高精度であることをより魅力的に伝えるファジ造語。24吉尾選手の名前の「虹樹」の「虹」があり、「虹色の右足」に相応しい選手であると思います。プロとして経験を積む中で、「虹色の右足」は、大樹のようにチームを支えることができる可能性を秘めていることも間違いないでしょう。

『 ≫≫木山マジック≪≪ 』
固定概念を作らない木山 隆之 監督の自由で大胆な決断により、チームを勝利に導くことができる試合采配や選手起用を指すファジ造語。誰にも思いつかない自由な発想と大体な一手で勝利を手繰り寄せてきた将棋で一時代を築いた羽生 善治先生の一手が「羽生マジック」と呼ばれていたが、そこに由来して、「木山マジック」と命名した。22シーズンは、サポーター間でも浸透した。24シーズンでも聞きたいワードですよね。

『 ≫≫剛よく剛を制す≪≪ 』
「サッカーにおいても剛強なものが、剛強な力によって、無慈悲にも剛強なものを押さえつけてしまうという弱肉強食の世界である」という意味の造語」本来は「柔よく剛を制す=柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、かえって剛強なものを押さえつけることができる」という意味の造語だが、99ルカオ選手のフィジカルが、あまりに凄すぎるので、諺(ことわざ)を弄ることでその強さを表現したファジ造語。


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