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【入社エントリ】BtoBのデザイナーが、初転職でココナラに入社して半年が経ちました

はじめまして。株式会社ココナラの杉江と申します。2023年8月に入社し、プロダクトデザイナーとして働き始めました。

「今回が初転職」、そして「BtoBプロダクトからマッチングプラットフォームのデザイナーになった」など、変化の大きい半年だったので、振り返りを入社後半年エントリとしてまとめてみたいと思います✍️


自己紹介

杉江美祥(misachi sugie)と申します。
前職はHR系のBtoB SaaSプロダクトのデザインを担当していました。
2015年新卒で、組織人事コンサルタントとしてキャリアをスタートし、未経験からの職種転換でデザイナーになりました。

現在は株式会社ココナラで、新規事業を中心にプロダクトデザインに携わっています。趣味は美味しいご飯とお酒、漫画や本を読むこと、猫を愛でること🐈‍⬛

入社に至るまで

なぜ、ココナラに入社を決めたか?
前職は新卒から働いていた会社で、思い入れもやりがいもありました。
一方で、社会人10年目を前にして、「馴染みが深い」仲間や事業領域で働いていることに、漠然と不安を抱くようになりました。

  • 働く仲間にも恵まれていて、強みや弱みもわかってもらえている。けれども、その「ラクさ」に甘んじているのではないか?

  • デザイナーとして、他のドメインのプロダクトも経験したい。まだ形のないプロダクトを腕一本で作ってみたい などなど

恥ずかしながら、当時の悩めるメモ🐑

そんな思いから情報収集を始め、カジュアル面談や面接を通して少しずつ自分のモヤモヤを言語化していきました。

転職軸

言語化すると、以下の3つの「やりたい」=転職軸にまとまりました。

1. to Cなど異なるビジネスモデルのサービスに携わり、デザイナーとしての腕を磨きたい
2. ビジョンや目指す世界観を共有し、それを形にしたい
3. デザインへの期待感が高まっている、"勢い"がある環境に身を置きたい

1. to Cなど異なるビジネスモデルのサービスに携わり、デザイナーとしての腕を磨きたい
BtoBプロダクトの面白さは感じていたものの、経験の幅を広げるならば異なるビジネスモデルで、異なるニーズを持ったユーザーに向き合ってみたいと考えました。
特に、ユーザー自身が自分のお金や時間を投下するからこそ、サービスへの評価が直接かつ率直に現れるような、toCプロダクトやプラットフォーム型などのサービスに興味を持つようになりました。

2. ビジョンや目指す世界観を共有し、それを形にしたい
キャリアを選ぶ上で一貫して、ビジョンへの共感は大事にしていました。限りある人生の時間の多くを仕事に使うのであれば、実現したい世界に貢献している実感を持って働くことで、日常も豊かになると感じていました。

3. デザインへの期待感が高まっている、"勢い"がある環境に身を置きたい
デザイン畑出身ではないこともあり、初転職では「ゼロからデザイン組織を作る」よりも、デザインを主戦場としてきた他のデザイナーと共に「組織を大きくする」経験をしたいと考えました。
また、"勢い"がある=プロダクトドリブンで事業を伸ばしていく拡大・多角期の環境であれば、デザインが必要な場面や量が多く、「作ること」を通して腕を磨けると思ったためです。

ココナラとの出会いと入社の決め手

ココナラについては、以前にデザイン責任者の外崎さんが書いたnoteを読んだことがあり、興味を持っていました。

とはいえ、noteの取り組みから2年ほど経ち、現在のデザイン組織がどうなっているか実際のところを聞いてみたい、と思ったのが接点を持ったきっかけです。
お話をする中で、ココナラという主軸のプロダクト以外に、メディア事業やエージェント事業など、既に複数の事業に取り組んでいること。また、現在を多角期と捉えて、全社として今後も新規事業を立ち上げていく予定であることを知り、事業作りにおけるデザイナーへの期待を強く感じました。

また、ココナラのビジョンに惹かれたのも理由の1つでした。
一人一人が人生の主役として、自分が描いた「こうありたい」というストーリーを実現する舞台を作る。そのための人と人とのマッチングプラットフォームであり、新規事業にも取り組んでいること。
人の"意志"を信じ、それを叶えることが、自分の働くやりがいなんだろうな、と感じている私にとって、まさに刺さるビジョンでした。

そして、最後なんだかんだ決め手は、このチームで一緒に働きたいと思えたこと。初転職で不安もあり、懸念していることや私にとって苦手なことも含めて率直に伝えました。その上で、「なぜ私が今のココナラに必要と思っているか」「何を期待しているか」丁寧にすり合わせてもらうことを通して、私でも力になれるかも!と思うことができました。

実際どうだったか?

取り組んだこと

入社以降は、新規事業のプロダクトデザインに携わることになりました。そもそも新規事業でゼロからサービスを作る経験がなかったので、最初はかなり戸惑いました。戦略やターゲットを検討しながら、どのようにプロトタイピングの解像度を高めていくか。解像度を高めた上で、どのように事業としての意思決定をしていくかなど、知識として聞くのとやるのでは大違いで、手を動かしながら学ぶ日々でした。
また、そもそもプラットフォーム型であるために、「受注者」「発注者」両方の体験を、PC/モバイル両方のデバイスで考慮して…など、シンプルに作り込む量が多く、"「作ること」を通して腕を磨きたい"という入社時の思いは十分過ぎるほど叶う環境でした笑

そうしてチームで取り組んできたプロジェクトは、ココナラ募集として先日無事リリースを迎えました🎉
これまでのココナラ=「個人がスキルを出品し、欲しい人が買う」モデルから、「企業が求める人材を募集し、多様な形態で採用できる」モデルの拡充を行いました。2012年のサービス開始以降、様々なスキル・経験を持ったユーザーさんが使ってくれているココナラだからこそ、「求める人材が見つからない…」という採用ニーズに応えられる実感を感じています。また、働きたい方にとっても、働き方の選択肢を広げることで、望むキャリアを実現する機会を提供できると考えています。

ありがたいことに、ココナラ募集はリリース初日から多数の募集や応募、マッチングが生まれるなど、嬉しいスタートを切れています👏

ココナラ募集

併せて、デザイン組織づくりにも携わっています。チームで定めたデザイン組織としてのバリューの浸透や、デザイナーの採用・育成、デザインシステムの整備など。幅広く楽しみながら取り組んでいます。
このような取り組みの結果、3月には全社表彰でバリュー賞をいただくことができました🏅(ココナラの表彰について、詳しくはこちら

感じたこと

あーでもない、こーでもないと、チームで頭を悩ませながら作ったものをユーザーさんに触ってもらう中で、「これ使いやすいですね!」など声をいただいたり、利用いただいた結果の数字として返ってくるのが、やはり何より嬉しく感じました。とはいえ、まだスタートしたばかりの事業なので、ここからもっとより良くしていきたいと思います💪

入社してみて、ココナラの文化に触れて感じたことも併せてお伝えできればと思います。

"Beyond Borders"
ココナラでは先述のビジョンのほか、ミッション・バリューも浸透しています。
それぞれに意味が込められているのですが、中でも日常の業務で実感しやすいのがBeyond Bordersでした。役割や部署という境界線を超えて協力し合う文化が根付いており、例えば「何か困ったことがあれば、slackのオープンチャネルで広めに投げても誰かがすぐに答えてくれる」という絶大な安心感があります🙋‍♀️

小さなことではありますが、社員が200名以上在籍し、階層や部署が分化している中ではなかなか難しいことだと思うので、素敵な文化だなと感じています。

カルチャーブックより


"ユーザーさんとの接点を大事にする"
ユーザーさんとの定期的な交流イベントがあったり、ユーザーさんからのご意見フォームに投稿された内容が全社員に公開されていたり、とにかくユーザーさんとの接点が多いです。「本当にユーザーさんのためになっているか?」が、デザインにおいても、それぞれの意思決定においても軸になっているのは、日常的な会話からも実感しています。
ちなみに、ユーザーさんを理解する上では、自分たちもユーザーになることが大事という思いから、slackには #ココナラ買ってみた というチャネルもあり、日々実際のユーザー体験を共有しあっています。

実際に私が入社後に投稿した内容(社内のあだ名は夏彦…)

おわりに

「ココナラのおかげで、一度は諦めていた⚪︎⚪︎になれました!」など、誰かが夢を叶える瞬間に立ち会うことができるのは、やはりこの上ない喜びです。

私自身まだまだ力不足だなと感じる場面もたくさんありますし、より多くのユーザーさんにより良い体験を届ける上では、デザインチームとしてももっと貢献できる範囲を広げなければと感じています。

一人一人が「自分のストーリー」を生きていくためのきっかけや、広がりをデザインすることに一緒にワクワクしていただける方がいれば、ぜひお声かけください☺️

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