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隣の事業部からチームが得られる効能

弊社はWEB広告コンサルティングとレストラン事業を経営しております。
「店舗経営×WEB広告・IT」の相互シナジーを期待できる経営母体です。

しかし、私は技術的な補完関係だけでない効能があると考えます。

それは
組織の経験値の溜まり方が2倍速い
点です。

人生2周目の人間またはシリアルアントレプレナーを抱える会社でもなければ、組織が拡大していく過程で質の異なる得体のしれないと感じる数十の問題にチームが向き合うことになります。

対峙した課題が多いほど、事業が停滞しにくく前進しやすいです。
この点において、当然ですが事業が複数あれば課題と対峙する経験が初期フェーズでは2倍近くになります。
そこを乗り越えると、指数関数的に経験するはずだった課題が少なくなると感じはじめました。フェーズが変われば常に課題は現れるので、今まで対峙してた課題をスキップする感覚でしょうか。
おそらく、他事業部で発生しうる問題を事前に予見ができるため、事前対策やリスクヘッジをすることができるからではないかと思います。

課題は大小さまざま、無限に思えるほどあるでしょう。

事業フェーズに見合わないチーム編成や業務内容、ホウレンソウ文化の形成、採用基準の変化による社内変容、チーム内の世代間ギャップ、MVVと業務が結びついてない、理系脳vs文系脳、人材育成の目線が揃えられない、熟練者と初学者のスキルギャップが激しいと出る各所ひずみ、短所が目立たせ長所が活きない”個性”を活かせない枠組み、チーム内の性格の相性不一致、”ヒト”への理解不足、社内恋愛騒動や内部分裂までいくらでも挙げられます。

多岐にわたるこれらの問題は、順不同に時には10個同時に襲ってきて、放置すればどれも心臓に届きうる課題です。
一見なんでもないような問題も、実は大きな問題だったりもする。

常にどちらかでの課題対峙が、他方でこれから起こりうる課題の未然防止やリスクヘッジ策になっています。

互いの苦しみから生まれた経験が互いを支えている

普段顔を合わせない隣の事業部メンバーも、実は裏でしっかり繋がっています。

2024年に入って両事業部の相互連携を徐々に始めており、この先もどんどん強化してく予定です。ぜひ互いにリスペクトをもって仕事をさらに楽しんでほしい。

いつか全社飲み会ができたらうれしいなー

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