すぎ氏

都内でバル2店舗と飲食店経営コンサルティング事業をやってます。 社内に向けた発信なので…

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都内でバル2店舗と飲食店経営コンサルティング事業をやってます。 社内に向けた発信なので、ひっそりやる予定です。 だけど、いいねやコメントは励みになるので出来ればお願いします。 毎週月曜日11時投稿

記事一覧

自然と壁打ち

GWということで妻と私の実家に顔を出した。 私の実家は静岡の山に近いところにあり、10分も歩けば大自然に囲まれる。 サッカーでも受験勉強でも、そして今でも気持ちのリ…

すぎ氏
3日前
5

余白を愛している

30平米に満たないマンションの一室で、誰かが言った何気ない冗談でその場にいるみんなが和む。 営業前の仕込をしながらたわいのない会話で気分を乗せながら準備を進める。…

すぎ氏
10日前
5

隣の事業部からチームが得られる効能

弊社はWEB広告コンサルティングとレストラン事業を経営しております。 「店舗経営×WEB広告・IT」の相互シナジーを期待できる経営母体です。 しかし、私は技術的な補完関…

すぎ氏
2週間前
11

我々のビジョン

私たちが扱わせていただく食材は間違いなく美味い。 そこに疑いはない。 あとは、消費者の口に届くラストワンマイルにいる我々に全てがかかっている。 我々次第で消費者の…

すぎ氏
3週間前
5

超一流の仕事を感じる

先日、宮崎へ尾崎牛の牧場と子牛セリ見学で出張に行きました。 今や神戸牛や松坂牛と並び世界的なブランドになっている日本随一の和牛「尾崎牛」の牧場見学の機会をいただ…

すぎ氏
1か月前
6

ビジネス筋力=スピード、運用保守、質問攻め

ルール・決め事の運用保守はスピードと共に非常に重要と考えます。 天才的な発案やルール自体に注目や賞賛が集まりがちですが、結局敷かれたルールをやりきる、追い切るこ…

すぎ氏
1か月前
3

「静かに退職する若者たち」を読んで

先日、Xでふと見かけて気になっていた本を読む機会がありました。 タイトルは「静かに退職する若者たち」 「関係が上手くいっていると思っていた若手社員から、ある日突…

すぎ氏
1か月前
6

夢のあと

今日は少し仕事の話から離れ、個人的な話になります。 先月2月に2週間ほど休暇をいただきヨーロッパを周りました。 会社は昨年満5年を迎え、黎明期からひたすら皆さんと走…

すぎ氏
1か月前
4

事業スピードの加速装置

それは報連相。 自戒を込めて書きたいが、とかく甘く見積もられがちなこの項目が事業の根幹だと思っている。 チームの報連相のレベルが高いと事業スピード加速と早くて正…

すぎ氏
1か月前
5

競合との本質的な差別化

商品/コンテンツの機能差が付きにくい現代において、競合との本質的な差別化はスピード文化だと考えます。 ビジネスにおいて最初から最後まで完全に目論見通りに行くこと…

すぎ氏
2か月前
6

ミドルマネージャーが組織の軸

またも「さかいさんの組織ネタか」と思われた方、その通りです。 組織の肝は、結局 現場で陣頭指揮を執るミドルマネージャーであり地上戦である という図のご紹介。 社…

すぎ氏
2か月前
7

結局は率先垂範

DeNA子会社代表を務めたさかいさんという組織マネジメントで注目を浴びている方が、次のような発信をしていました。 ※文章中のMVVという単語は「MVV=ミッション・ビジョ…

すぎ氏
2か月前
8

出会いと別れ

春が近づくと出会いと別れが多くなるのは皆さんも知るところ。 出会いと別れ、会社では「入社」と「退社」だ。 ここの考えについて問われることが偶にあるので、私のスタ…

すぎ氏
2か月前
10

目的地とガソリン

企業が長期的な成功を収めるためには、 明確なビジョンとそれを実現するための利益が不可欠とよく言われます。 経営学の権威であるピーター・ドラッカーは、企業の究極の…

すぎ氏
3か月前
5

ただ今日なすべきことを熱心になせ

お世話になっている社長と飲んでいる時にしっくりきた言葉です。 役職柄、ビジョンや未来のTOBEや事業計画を提示するが、自身に対して10年後どうなっていたいなど緻密な計…

すぎ氏
3か月前
7

【独立志望者向け】創業から5年間の私のライフスタイル

本記事ではタイトルの通りいくつかのテーマに分けて会社をやっている私のスタンスを書きたいと思います。 弊社でも少なからず独立志向を持った方や新規事業に興味のある人…

すぎ氏
3か月前
11
自然と壁打ち

自然と壁打ち

GWということで妻と私の実家に顔を出した。
私の実家は静岡の山に近いところにあり、10分も歩けば大自然に囲まれる。

サッカーでも受験勉強でも、そして今でも気持ちのリフレッシュと運動のために実家裏山から始まるウォーキング、ジョギングをやる。

山の木が風で擦れる音、川のせせらぎと鳥の囀り以外何も聴こえない静けさの中で、いま向き合ってる課題に頭をダイブさせたり、次の展開、今後2-3年のビジョンを想像

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余白を愛している

余白を愛している

30平米に満たないマンションの一室で、誰かが言った何気ない冗談でその場にいるみんなが和む。

営業前の仕込をしながらたわいのない会話で気分を乗せながら準備を進める。

なんともないこの日常のワンシーンが、私にはたまにとても愛おしく思え、胸にグッとくることがある。

創業当初2人で始まった会社は、その日その月を生きるために必死で、他者との交わりという点で無機質な毎日だったように記憶している。

そん

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隣の事業部からチームが得られる効能

隣の事業部からチームが得られる効能

弊社はWEB広告コンサルティングとレストラン事業を経営しております。
「店舗経営×WEB広告・IT」の相互シナジーを期待できる経営母体です。

しかし、私は技術的な補完関係だけでない効能があると考えます。

それは
組織の経験値の溜まり方が2倍速い
点です。

人生2周目の人間またはシリアルアントレプレナーを抱える会社でもなければ、組織が拡大していく過程で質の異なる得体のしれないと感じる数十の問題

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我々のビジョン

我々のビジョン

私たちが扱わせていただく食材は間違いなく美味い。
そこに疑いはない。
あとは、消費者の口に届くラストワンマイルにいる我々に全てがかかっている。

我々次第で消費者の食材の評価が大きく変わる。

最高の食材だから、どの食材も最低限の調味料とシンプルな調理法でとんでもない威力が出てしまう。

そういう形でも勿論楽しんでいただきたいのだが、それだけであれば我々レストランの介在価値はない。

今日、人件費

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超一流の仕事を感じる

超一流の仕事を感じる

先日、宮崎へ尾崎牛の牧場と子牛セリ見学で出張に行きました。
今や神戸牛や松坂牛と並び世界的なブランドになっている日本随一の和牛「尾崎牛」の牧場見学の機会をいただけたことに、一飲食店経営者として至上の喜びと感謝を感じます。

「自分が毎日食べられる牛肉を作る。
次に家族、社員、そして友人。
最後に消費者の方々に食べてもらう」

シンプルである意味で最も消費者ファーストなミッションを貫く”尾崎牛”で世

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ビジネス筋力=スピード、運用保守、質問攻め

ビジネス筋力=スピード、運用保守、質問攻め

ルール・決め事の運用保守はスピードと共に非常に重要と考えます。
天才的な発案やルール自体に注目や賞賛が集まりがちですが、結局敷かれたルールをやりきる、追い切ることが出来なければ全く意味がない。

例えばそれが「トイレ掃除の際に便器の裏までしっかり拭き上げる」という追加ルールでも毎日やり上げる。抜けてたらチェック機能が働き自浄作用が働いて漏れない、または無駄だと思うならチーム会議にかけて止める、とい

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「静かに退職する若者たち」を読んで

「静かに退職する若者たち」を読んで

先日、Xでふと見かけて気になっていた本を読む機会がありました。

タイトルは「静かに退職する若者たち」

「関係が上手くいっていると思っていた若手社員から、ある日突然退職代行で退職届を出してきた」

という現象に代表されるような
現代の職場における世代間コミュニケーション問題
について研究データに基づいての仮説や提言、解説をした本です。

著者は、バブル世代からZ世代まで、多様な世代が一つの職場で

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夢のあと

夢のあと

今日は少し仕事の話から離れ、個人的な話になります。

先月2月に2週間ほど休暇をいただきヨーロッパを周りました。
会社は昨年満5年を迎え、黎明期からひたすら皆さんと走り続けてきた結果、今年から次のステップへの挑戦権を得たという感覚を持ってます。
このタイミングを一つの節目と考えて、小休止をもらいました。

かねてから大の海外サッカーのファンである私は、ヨーロッパでサッカー観戦旅行をすることが夢であ

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事業スピードの加速装置

事業スピードの加速装置

それは報連相。
自戒を込めて書きたいが、とかく甘く見積もられがちなこの項目が事業の根幹だと思っている。

チームの報連相のレベルが高いと事業スピード加速と早くて正確な意思決定ができる下地が作られる。
たった報連相、されど報連相。
この強度と正確性を追求するだけでも事業を次の次元へ押し上げることができる。

・タイミング
BEST:事前
BETTER:事中
NOT GOOD:事後
BAD:報告なし/

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競合との本質的な差別化

競合との本質的な差別化

商品/コンテンツの機能差が付きにくい現代において、競合との本質的な差別化はスピード文化だと考えます。

ビジネスにおいて最初から最後まで完全に目論見通りに行くことは稀であり、機動的に戦略を切り替えながら成功するまでやり抜くことが求められます。

スピードが速いと多くの試行回数を生み出し、
試行回数が質に変換されていき、
質が付加価値や機能差を生んで成功の確度を上げてくれる。

あらゆる業務に対して

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ミドルマネージャーが組織の軸

ミドルマネージャーが組織の軸

またも「さかいさんの組織ネタか」と思われた方、その通りです。

組織の肝は、結局
現場で陣頭指揮を執るミドルマネージャーであり地上戦である

という図のご紹介。

社長がダイレクトに打てる施策はとかく空中戦になりがちです。
勿論、そこはそこで整備・発展させるべく時間と資金を投資します。

しかし、結局は現場を指揮するミドルマネージャー(チームリーダー)を見てメンバーが動き、組織風土ができあがります

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結局は率先垂範

結局は率先垂範

DeNA子会社代表を務めたさかいさんという組織マネジメントで注目を浴びている方が、次のような発信をしていました。
※文章中のMVVという単語は「MVV=ミッション・ビジョン・バリュー」の略です。

結局のところ、メンバーへの組織文化・スタンスの浸透は
接触範囲内にいるリーダーの行動に依存していて
日常業務の中の一挙手一投足の中で、「そうだよな。これだよな。」
と現象面で感じる方が、よっぽどリアルと

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出会いと別れ

出会いと別れ

春が近づくと出会いと別れが多くなるのは皆さんも知るところ。

出会いと別れ、会社では「入社」と「退社」だ。
ここの考えについて問われることが偶にあるので、私のスタンスをお伝えします。

出会い-入社-入社したあなたへは、この会社が自身にとっての良い転機になるよう
事業と共に全力で伴走してほしいと思っています。
ともに働けることにとてもワクワクしています!
会社を次のフェーズへと進めるために採用した

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目的地とガソリン

目的地とガソリン

企業が長期的な成功を収めるためには、
明確なビジョンとそれを実現するための利益が不可欠とよく言われます。

経営学の権威であるピーター・ドラッカーは、企業の究極の目的を「顧客を創造すること」と位置づけ、これを達成する手段としての利益の重要性を強調しました。
 また、長期繁栄企業の共通項を見出した名著『ビジョナリーカンパニー』の中でも、最も重要なことは強固なビジョンと、そのビジョンを実現するための絶

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ただ今日なすべきことを熱心になせ

ただ今日なすべきことを熱心になせ

お世話になっている社長と飲んでいる時にしっくりきた言葉です。

役職柄、ビジョンや未来のTOBEや事業計画を提示するが、自身に対して10年後どうなっていたいなど緻密な計画を立てたことがないです。

なぜなら、計画を立てることに大きな意味を感じたことがないからです。

目まぐるしい速度であらゆることが変化する現代において、外的変数で明日、1週間後、1か月後、1年後、10年後の未来はいくらでも変わって

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【独立志望者向け】創業から5年間の私のライフスタイル

【独立志望者向け】創業から5年間の私のライフスタイル

本記事ではタイトルの通りいくつかのテーマに分けて会社をやっている私のスタンスを書きたいと思います。

弊社でも少なからず独立志向を持った方や新規事業に興味のある人や今自分でビジネスをやっている人もいるかと思います。
その方々に向け、そして、今後新規事業など再度ゼロイチをやる機会に向け、思い出が美化されず忘れないうちに忘備録として書いてみたいと思う。
★くれぐれも言いたいのは、メンバーの皆さんに私の

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