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転職エージェントの選び方

転職をする時に絶対に使いたいもの、それは「転職エージェント」です。

Linkedinや様々な転職サイトに登録をすると、「エージェント」と言われる人からオファーが来ます。彼らは、転職サイトに利用料を支払い、特別なアクセスを手に入れています。そして、求職者の情報を日々調べ、オファーを送っているのです。ちなみに、エージェントを使用する際に、求職者はコストはかかりません。エージェントの報酬は、採用企業が支払うこととなります。この点だけでも、エージェントはぜひ使いたいですよね!

では、今日の本題です。転職を考えているあなた。あなたは、転職エージェントをどうやって選んでいますか。

私が思うエージェントの見極め方は3つです。

その1:返信が速く的確であること 転職活動中は、想像以上にストレスがかかります。通常の仕事に加え、書類を作成し、修正し、提出し、面接に進みます。面接に進んだところで、仕事を何度も調整しながら、命からがら、面接の時間を捻り出します。そんなに頑張っているのに、不採用の通知が平気で来たりするわけです。そんな状況の中で、頼れるのが、エージェント。ですから、せめてエージェントとのやり取りにはストレスを感じたくないですよね。ストレスを感じるポイントは人によって異なります。ですから、最初にオファーをいただいて、メールでのやり取りをする中で、「このエージェントさんとずっとコミュニケーション取っていけるかな」と確認してみましょう。選考が始まってから、エージェントとの相性が合わなくてイライラするのはお勧めできません。

その2:一度は対面で会ったことがある 「そんなの当たり前じゃん」と思ったあなた。結構、エージェントに会ったことがない候補者さんは多いのです。なぜかというと、コロナ以前は、エージェントといえば、候補者のランチ代を払うのが仕事、というくらい候補者に会っていたものです。優良な候補者とは、最初からランチに行ったりするエージェントばかりでした。しかし、幸か不幸か、コロナがはじまり、全てがリモートに。そのため、現在でも、電話のみ、もしくはオンラインミーティングのみで選考を始めようとするエージェントはたくさんいます。裏側の話をしてしまうと、冒頭にお伝えした通り、彼らは成功報酬なので、選考の段階では利益がないのです。ですから、ランチをしたり、お茶をするのは、ただの先行投資なんですよね。だから現在は、ランチやお茶を避けるエージェントが多いです。その中で、私のおすすめは「エージェントと一回会ってみる」ことです。タダのランチが食べたいからではありません。電話で話すことや、オンラインで会うことの、何倍も意味がある行為だからです。そのエージェントが待ち合わせぴったりに来るのか、前もってくるのか。待ちあわせのお店が、センシティブな内容を話し易い場所に設定されているか、予約されているか。この捌き方で、そのエージェントの力量が図れます。そもそも「直接会う時間がない」と言うエージェントは最初から断った方がいいと思います。

その3:プロフェッショナルな意見を伝えてくれるか 最後のポイントは、エージェントがどの程度、「応募業界に通じているか」、「応募会社の人事の人と親しいか」、さらには「あなたとポジションの親和性が見えているか」という点になります。綺麗ごとだけを並べるエージェントはいりません。真のエージェントとは、あなたが見えていないあなたの価値を見つけ、その魅せ方を教えてくれる人です。時には厳しいことを言ってくれることも必要です。例えば、日系の大企業に転職する場合は、集団行動できることをアピールした方がいいでしょう。一方で、外資系やベンチャーであれば、個人プレイをできることがアピールになります。同じ人物であっても、見せるべき要素が異なってくるのです。非常に残念なことではありますが、「転職さえさせてしまえば終わり」と考えるエージェントも正直います。そういうエージェントにはやり取りに「愛」がありません。採用されるだけでなく、候補者が転職後にその職場で輝けるのかまで、イメージできるエージェントが最高のエージェントといえます。

本日のまとめ:転職活動にエージェント活用は必須。
エージェント選びのポイントは3つ。
1:コミュニケーションが取り易いか 
2:直接会う時間を取ってくれるか 
3:プロフェッショナルとしてあなたの転職に意見を言ってくれるか。

エージェントは転職のプロ。使わない手はありません。ぜひあなたにあった最高のエージェントと組んで、最高の転職ができますように。

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