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御社のビジネスをAIに「潰されない」方法。

前号ではここ1年、AIの驚異的な進歩で
変化のスピードが

「1ヶ月ひと昔」

というくらい大きく加速していることを
お話ししました。

その象徴とも言えるのが
生成AI「ChatGPT」の登場です。

そして、マイクロソフトが
「bing」で追随し、そしてGoogleも
「Bard」の進化版「Gemini(ジェミニ)」
を今年になってリリース。

ジェミニのほうがChatGPTよりも
出力が優秀だと語る人も
多くいるようです。

このように、AI自体も競争が激化して
どんどん変化を遂げているわけですね。

生成AI以外のところでは、最近
テスラ社のイーロン・マスクCEOが
AIに約1兆5000万円投資して
自動運転技術の向上を図ると表明して
話題になりました。

テスラ社は自動運転タクシーを開発しており
これが普及すればタクシー運転手は仕事が
AIに奪われることになります。

「仕事がAIに取って代わられてしまう」

以前から言われているこの話が
いよいよ現実になるわけですね。

我々中小零細企業にとって
これはとても脅威であり、
業種によっては事業存続も危ぶまれる事態に
なるかもしれません。

では、AIに潰されない手立てはないのか?

私が提唱するのは
「AIに絶対侵されない領域を作る」
ということです。

たとえば生成AIは、

・ネット上などにある記事や専門知識や
 ノウハウを瞬時に高精度に、
 かつ体系的にまとめ上げる

・そのまとめ上げたものを元に
 「汎用性のあるアドバイス」をする

という能力には極めて優れています。

しかし、これは逆に言えば
「独自性には弱い」ということです。

誰にも真似できない御社独自の知識や
スキル・ノウハウ。

こうした企業秘密の部分は
AIにはリーチすることができません。

そして「自社の成功事例やお客様の声」。
これも独自性のあるものですね。

御社の成功事例やお客様の声は
御社にしか作ることができません。

仮にAIが勝手に作ったら
「捏造」になります。
もちろん、他社も流用できません。

このようにして、「独自性」という
「AIに絶対侵されない領域」を作ることが
これからの時代に生き残るための
必須の戦略です。

「絶対侵されない領域」を作るのは
ランチェスター戦略にも通じますね。

その上で、AIに作業代行させていいところは
代行させて経営を効率化させていく。

これもひとつの「変化対応」ですね。

このように

「AIにビジネスを潰されない」
「AIをうまく活用していく」

という2つの戦略を車の両輪のように
走らせていくことが、
これからの中小零細企業の経営には
求められるのではないでしょうか。

では、

・誰にも真似できない御社独自の知識や
 スキル・ノウハウ

・自社の成功事例やお客様の声

を具体的にどのように
積み上げていけばよいのか。

これについても、前回より予告している
新たな企画の中でお伝えしようと思います。

企画の詳細につきましては、現在のところ
6月上旬頃に発表できるように
準備を進めています。

進捗につきましては
後日の続報をお待ちください。

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