マガジンのカバー画像

愛と笑いの昼と夜もしくは音盤&活字中毒生活。

618
基本的に思いつきで書いたことを一つに纏めることが適切かどうか?考えてしまうのですが、高校生の頃から私の趣味嗜好はあまり変わっていないことを毎日更新することで実感しております。 お… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

 ベスト・アルバムで重要なのは選曲もですが、実は曲順も相当大切なものですよね。
最近、アンソロジー的なベスト・アルバムで多いのは発表順に曲を並べるというものですね。
これは録音状態やその音質、演奏形態などを考えると、曲順で違和感が少ない形という意味ではベストに近い形ですね。

 伊勢正三さんには数多くのベスト盤が存在して、その中にもヒストリカルな編集がされているものが多いのでした。
この『伊勢正三

もっとみる
読書日記〜大塚英志「二階の住人とその時代 転換期のサブカルチャー私史」についてその1

読書日記〜大塚英志「二階の住人とその時代 転換期のサブカルチャー私史」についてその1

 私にとって新書本は文庫本に比べて、圧倒的に読むようになってからの時間が短かったりします。
まーこの数年、10年経たない位に新古書店が出店したことによって、新書本に限らず百均の本に注目することになったんですねー。

 その前に私が興味を持ったのが、文芸PR誌などの書店で配布するフリーマガジンの類でした。
その中にスタジオジブリの「熱風」もあったわけです。
それはアニメーション以外の音楽や社会的な話

もっとみる
今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

 先日、ZELDAの『空色帽子の日』の帯付CDが到着してから、『CARNAVAL』とこの『D.R.O.P.』を聴き直してみたんですよ。
個人的な彼女達のアルバムではこの3枚がベストです。
この『D.R.O.P.』からはシングル・カットはされなかったのですが、プロモーション・ヴィデオは制作されていますね。
この機会に紹介してみますか。

・ZELDA「MIDNIGHT WALK」P.V.

 作詞・

もっとみる
獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

 つい最近、某通販サイトで欲しいなCDが出品されていて、同じ出品者の方が出品していた中にこれがあったというわけです。
お目当てのCDはかなりお買い得でしたが、これとまとめ買いしたら、このCDも相当お買い得になったというわけです。
このCDについて雑誌「クイック・ジャパン」の特集で触れていたのを思い出して、あの値段なら買いと判断した私です。
じゃ、行ってみよー。

・フリッパーズ・ギター『TREAS

もっとみる
2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

 80年代、大好きだったバンド、ZELDAのプロデュースを白井良明さんがやっていた時期があって、そのうち『空色帽子の日』が箱帯付きでかなり手軽な値段で出品されていたので、これは買うしかないと判断したわけです。
そうしたら、盤やプラケースに歌詞カードもかなりコンディションがよかったんですねー。嬉しい。
で、この機会に白井良明さんがプロデュースした2枚のアルバムについて書いてみますか。
じゃ、行ってみ

もっとみる
My Favorite Best Album〜鈴木博文『First Compact Disc』

My Favorite Best Album〜鈴木博文『First Compact Disc』

 このCDをベスト盤にカテゴライズすることに対して自問自答してしまうのですが、鈴木博文さんの古希を祝うという意味でもよしとしましょう。
このCDの発売日は私の記憶の中では1988年9月15日で、リアルタイムで購入したものが届いたはずですね。
あ、でも当時は敬老の日だったから、その日には届いてないのか?にしても、かなり早く到着したように思います。
じゃ、行ってみよー。

・鈴木博文『First Co

もっとみる
読書日記〜「POP IND‘S 1989 Aug.-Sep. No.25」

読書日記〜「POP IND‘S 1989 Aug.-Sep. No.25」

 昔購入して何度も何度も繰り返して読んだ本がボロボロになってしまったものを買い直す機会が増えてきましたが、何分古い雑誌なもんで、期待しないようにしているんですよ。
が、新しく買い直したこれのコンディションはメチャクチャよくて、梱包を開けた時感動しちゃいましたよ。素晴らしい。
じゃ、行ってみよー。

・「POP IND‘S Aug.-Sep. 1989 No.25」(スィッチ・コーポレーション)

もっとみる
My Favorite Live Album〜鈴木博文『HIROBUMI SUZUKI & GREAT SKIFFLE AUTREY』

My Favorite Live Album〜鈴木博文『HIROBUMI SUZUKI & GREAT SKIFFLE AUTREY』

 明日、6/1に鈴木博文さんの古希記念のライヴが開催されるということで、鈴木博文さんの大好きなライヴ・アルバムをしたくなってしまいました。
うーと、これはほぼリアルタイムで当時行きつけだった中野の中古屋さんで購入した記憶がうっすらとあります。
帯代わりの小さなステッカーがないから安くしてと交渉して顰蹙を買ったんだ、確か。
割高というか相場価格だった記憶もある。
じゃ、行ってみよー。

・鈴木博文『

もっとみる
My Favorite Best Album〜あがた森魚『あがた森魚ベスト 大航海40年史』

My Favorite Best Album〜あがた森魚『あがた森魚ベスト 大航海40年史』

 入院していた際に聴きたくなったアーティストの作品は結構あるんですが、あがた森魚さんのベスト盤、特にこれを聴きたくなってしまったんですよ。
それには理由があって、あがたさんの歌声は持参したはちみつぱいの汐留PITでの1988年のライヴ盤があったので、聴くことはできたんですよ。
でも、ヴァージンVSの名曲「百合コレクション」のスタジオ・ヴァージョンがとにかく聴きたくなってしまって、他には「僕は天使ぢ

もっとみる
獲物の分け前〜伊勢正三『Light Mellow Shozo Ise』

獲物の分け前〜伊勢正三『Light Mellow Shozo Ise』

 金澤寿和さん企画・監修・解説でお馴染みライトメロウ・シリーズの伊勢正三さん編です。
入院中に購入したのはCharさんと松原みきさんでしたが、これもその2枚と同様にポニーキャニオンからのアイテムで、タイム・セールだったこともあって、かなりお手頃な値段で入手することができました。
元々2023年再発盤でしたから、オリジナル盤よりお買い得になっていた上にタイム・セールですから、オリジナルからかなり割引

もっとみる
獲物の分け前〜S•F•鈴木慶一 プロデュース 宇宙からの物体X 『Science Fiction』

獲物の分け前〜S•F•鈴木慶一 プロデュース 宇宙からの物体X 『Science Fiction』

 某通販サイトで鈴木慶一と検索をかけたら昨日までの『THE LOST SUZUKI TAPES』シリーズとこれがヒットして、まとめ買いを依頼したところかなり格安で入手することができました。
定価の半額とまではいかないにしても、それに近いくらいにはなりました。うーむ。

 このアルバム、初CD化だったのかな?
「天下一品」シリーズ盤(1993年発売の緑帯のやつですね)、を持っているので(勿論、今でも

もっとみる
獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.2』

獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.2』

 昨日、記事にした鈴木慶一さんのデモや未発表スタジオ録音やライヴ音源をまとめたCD『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』の続編であり、こちらは1980年代初めから1990年代のアルバム『SUZUKI白書』までかなり幅広い時期の録音が収録されています。
こうして鈴木慶一さんのソングライターとして改めて作品を振り返ると、プロデュースした作品の中で重要な楽曲を提供していたと強く感じる

もっとみる
獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』

獲物の分け前〜鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』

 最近、退院前にまとめ買いしたものが、早速届いたので、今回は聴きながら感想を書いているわけですよ。
オリジナル盤が出たのは1993年か。「ミュージック・マガジン」で発売記念ライヴ、日清パワーステーションでのライヴの写真が掲載されて、わしが最前列にいるのが写ってました。ちょっと恥ずかしい。
じゃ、その辺含めて行ってみよー。

・鈴木慶一『THE LOST SUZUKI TAPES VOL.1』(XQ

もっとみる
スキ10000突破。

スキ10000突破。

 なんだかんだで2年半ぐらいかな?
ほぼ毎日更新してきた結果、皆様からスキを10000以上いただくことができました。
ありがとうございます。

 noteを始めるきっかけをくれた水道橋博士と、当時のツイキャスメンバー、水八学級の皆様に感謝します。ありがとう。

 基本、読んだ本、雑誌や聴いたり見たりした音楽について書くことが楽しくて、ここまで続けてきましたが、まだまだ続きます。
始めた当初はかなり

もっとみる