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命を繋いでくれる時間

夢中になって我を忘れる瞬間ってありますか。

私にとってそれは、YouTube、散歩、読書だ。

私はうつ病にかかっている。
だから元気がない時は、ベッドから一日中起き上がれなくなる。
眠ることもできず、頭の中は自分を責める声や不安でいっぱいになってしまう。

そんな時の処方箋としてYouTubeが活躍する。
内容はくだらないほどいい。

例えばお尻で習字をするだとか、冷凍食品を凍ったままで30分以内に食べ切るだとか。
そういう、「なにやっとんねん」とツッコみたくなるような無意味な番組であるほど、バカバカしくて思わず笑ってしまう。

「ふっ」と笑っている自分に気づく。
まだ自分にも笑う力が、前向きな力が残っているのだと安心する。


ちょっと元気がある日は散歩をする。
歩くことは前に進むことだ(物理的な意味で)
体が前に進んでいることで、思考もつられて、最悪な方向へは行かないで済む。
それに、周りの景色が刺激になって気が逸れる。

読書は一番体力を使う。
でも本を読めて、その世界に没入できたなら、数時間は余計なことを考えなくて済む。
本は我を忘れるための、最高の処方箋だ。


YouTubeチャンネル、本、歩ける体。
そういったものに繋いでもらって、今日も私は生きている。

全ては人の作ったものだ。
会ったことのない人、数え切れないくらいの人に支えられている。
ありがとう。

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