いよいよ出発! 日本出国・ジップエア・仁川国際空港・eSIM【初の韓国訪問記 その3】
先日行ってきた韓国(ソウル)旅行の記録を、つれづれと書いている。
前回の記事はこちら。
3記事目の今回は
出発の朝
最近の出入国事情
初のZIPAIR(ジップエア)利用
仁川(インチョン)国際空港
eSIM(イーシム)の受取
電車から見た韓国の風景
空港鉄道 A’REX(一般電車)
……などについて。
出国手続、搭乗前の過ごし方のヒント
飛行機は朝9時の便。
朝真っ暗な中、4時半過ぎに目覚めて5時頃の出発。
ロングスリーパーで早起きがめちゃくちゃ苦手のため
「本当に起きられるか……?」
が旅行における1番の心配だった。いやー、我ながら頑張った!
京成スカイライナーで、ジップエアの就航する成田空港第1ターミナルへ。
この国際線出発ロビーに来ると、
「これから本当に海外に行くんだなー!」
というドキドキ感に包まれる。
成田空港内には、こんなガラスもあって。
ポケモン推しがすごい。
ニャオハ(緑の猫みたいなキャラ)、可愛いよね……
保安検査場はほぼいつも通り。
ただ出国手続は顔認証ゲート・自動化ゲートの導入により、以前よりもずっと簡単になっていた。便利!
着いた時には搭乗口付近のドトールコーヒーがまだ開店しておらず、遠くにあるマクドナルドでコーヒーを買ってきた。でも戻ってきた時には開いていて少々がっかり。
営業時間を見ておけばよかったな……
セブンイレブンでお茶と軽食を買い、トイレを済ませてコーヒーを飲んだら、もう搭乗時間に。
乗るのはこの機体。いざ、韓国へ!
ジップエアのメリット・デメリット
ジップエア(ZIPAIR)の利用は初めて。
そもそも私はLCC利用に慣れておらず、今までにジェットスター(Jetstar)くらいしか乗ったことがない。
便利だったのは、出発24時間前以降から可能なWEBチェックイン。事前に公式アプリをダウンロードし、手続きしておいた。
そのおかげで、空港では荷物の重量をチェックされただけで保安検査場に向かうことができた。(預け入れ荷物がなかったせいもある)
「ジップエアは機内持込荷物(7kgまで)の重量制限が厳しい」
とネットの口コミでさんざん噂されていて、前日にヤバいかもと思って測ってみたら……なんと9.5kg!
ビビりの私は普段から荷物が多め。遠出する時に持ち歩く非常用品ポーチなども入れていたので、余計に重くなっていた様子。
仕方なく、災害用品・読みたい本・モバイルバッテリー予備・無印良品のトラベル変圧器(変換アダプタではなく)を諦めたり、服をとにかく最低限にしたりして乗り切った。
その結果7kgギリギリOK! いやー良かった……
でも、化粧品はほぼ持ってない(アイブロウパウダーのみ)。
スーツケースの重さは約2.5kgなのに、なぜ9.5kgになってしまったんだろう? ガイドブック2冊が重かった? 無印の変圧器のせいか?
ちなみに、持ち物の詳細は1つ前の記事に載せてある。
ジップエア公式ホームページには、手荷物についてこんな説明が。
空港で重量オーバーが判明したら結構面倒そうなイメージだったため、もし心配だったら出発24時間前までの追加購入を検討したほうがいいかもしれない。(2024年3月時点では)
機内の様子はこんな感じ。
新しく大きい機体で、端から横に3・4・3席の配置だったような。
座席の幅は少々狭かったような気もするが、まぁ許容範囲内。座面の革も新しい雰囲気!
なんと、窓の下に明るさを5段階に調節できるスイッチが!
全然知らなくて
「なんか今日の空はやけに青いな?」
と思っていた。恥ずかしい……
ジップエアで特に良かったのは、各座席にコンセントがあること。
Standard座席はテーブルの下(1番前の座席は足元のところ)にコンセント付きで、スマホの充電を常に100%にしておきたい心配性の自分にとっては、非常にありがたい存在だった。
また、タブレットホルダーがあるのも初めて見た。
私はタブレットではなく、もっぱらペットボトルやスマホを仮置きしていた。
余った時間で、最後のあがきとしてハングルの勉強。万が一はぐれたりスマホを無くしたりしてもいいように、簡易メモを作成した。
またLCCには珍しく、専用Wi-Fiも使えて便利だった。
特に必要なくて私は使ってないが、友人はLINEや動画視聴などで便利に利用していた。
また、地味に嬉しかったのはトイレが広い機体だったこと。
行きは飛行機のトイレでメガネからコンタクトに切り替えたので、物を一旦置いておける平らなスペースが多くて助かった。
日本語での案内も多く、さすが日系……という感じ。(ZIPAIRはJALの100%出資だそう)
「具体的にここが違う」
とまでは言えないが、久々の海外旅行をする身として安心できたのは確か。
初上陸! ソウルの仁川国際空港
約2時間半で、韓国の仁川(インチョン)国際空港に到着。
沖縄よりも近いなんて驚き!(東京からは)
空港主要部分から離れた搭乗棟(コンコース)に着いたため、シャトルトレインで第1ターミナルへ移動。
LCCは安い代わりに不便よね……
空港は新しく、とても綺麗で快適だった。
春休みのせいか外国人の入国の列はかなり混んでいて、立って待つ時間が多い。
でも手続き自体は機械でラク! 指紋とパスポートと顔写真を登録して入国した。
特に入国審査官と会話する必要もない。(おそらく通常は)
さっそく、申し込んでおいた空港セットを受け取りに向かう。
予約済だったので、パスポートを確認されるだけでOK。とても簡単に手続き完了。
WOWPASSへの日本円チャージは後で。(付近に機械がなさそうだった)
初の試みで心配だったeSIMは、説明書の通りに操作したら簡単に手続き完了!
QRコードを使って設定するのだが、めちゃくちゃ便利。
「これからの海外旅行は、ルーターでもSIMカードでもなくeSIM一択!」
という気がした。
仁川国際空港は、広くてすごーく綺麗。
「世界で最高の空港」上位など、様々な受賞経験のある空港ならでは。
第1旅客ターミナルの設計は、イギリスの建築家テリー・ファレル氏。外観は空気や水の流れや大型船舶の帆、内部は経済や科学技術の発展をイメージしているそう。
直結している駅へ行き、Tmoney(ティーマネー、交通系カード)に入金。WOWPASSの中に入っていても、金額は別々に管理するシステムらしい。
ちなみに「子ども用」の設定は、コンビニでないとできないようだった。
直通電車ではなく普通列車で弘大へ
空港からホテルのある弘大入口(ホンデイック)へは、空港鉄道 A’REX(エーレックス)で。
ただし直通電車だとソウルまでノンストップのため、今回は普通列車を使ってみる。
電車から眺める、初めての韓国の風景。
欧米ではないアジアの景色のせいか、異国感は多くない。
なんとなーく成田空港付近の景色にも似ている。(余談だが、仁川空港と金浦空港は成田と羽田に例えられるとか)
もし文字がハングルじゃなくて日本語なら
「あれ、ここ日本かな……?」
と勘違いしてしまうかもしれない。
とは言え、違いももちろんある。ビルやマンションがとにかく高層なのと、海の光景が全然違った。うまく言い表せないけど……
ホテルで荷物を預け、観光に出かけよう
無事、弘大入口駅に到着。
今回泊まる『ホリデイ・イン エクスプレス ホンデ』は、駅直結ですぐ!
下はショッピングモール(AKプラザ弘大)になっており、7階以上がホテルという構造。
もちろんセキュリティに配慮された仕様であり、ロビーより上には部屋のカードキーがないと入れない。
ロビーでパスポートを見せて予約確認し、いったん荷物を預けて身軽になっておく。
ロビー横にWOWPASSの機械があったので入金し、観光を楽しむべく出発!
次回はいよいよソウル市内を巡る。
まずどこへ向かい、何を食べたのか?……どうぞお楽しみに!
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