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シンガポールでブラックジャックのベーシックストラテジーを実装・実践してみた

こんばんは!
今回は、シンガポールのカジノで無双するべく、ブラックジャックのベーシックストラテジーを実装して実践してみたのでそれを記事にしていきます。

ブラックジャックはカジノで遊べるゲームの一つで、ディーラーに勝てばお金を得られ、負ければベット額を失うギャンブルです。他のカジノのゲームと比較して期待値が高いと言われており、ベーシックストラテジーという戦略に従ってプレイすれば期待値がプラスという噂を聞いたことがありました。

そこで私は、実際にブラックジャックとベーシックストラテジーを実装・シミュレーションし、期待値がプラスになるのかどうかを検証しました。

実装はgithubにあげたので詳細はこちらをご覧ください:

こちらを用いて「1000回プレイしたときの平均の報酬」の分布を、1000サンプル採集してヒストグラムにまとめてみたのが以下になります。

1000回プレイしたときの平均報酬のヒストグラム

0.00付近を平均とした正規分布に見えます。
平均はプラスなのか…?
平均を算出したところ若干プラスでした!

ならば、お金を投入すればするほど儲かるのでは??
というわけでシンガポールで実践してきましたよ!!

シンガポール旅行は数学科(と数学科卒)の3人(ネッシー/A君/恩田)で行きまして、行きの飛行機でベーシックストラテジーを覚え、ホテルではブラックジャックの予行演習を行い、ウォーターパークやユニバーサルスタジオシンガポールにいるときも思い出してはベーシックストラテジーの問題を出し合ってました(「9-9が配られたときのスプリット条件は?」「ディーラーが7以外の9以下のとき!」)。

初日

サムネの恩田が笑顔ですね
全員勝ちました!
気分を良くした我々はコイン型のチョコレートを購入して夜のホテルでの予行演習で使おうと意気揚々です。

「カジノがこの旅行で一番の冒険かもしれないです!」
ネッシーがそう言っていたのを覚えています。

そういえば、実装したルールと実際のルールが若干違ってました(AAが配られたときにスプリットしたあと、ヒットは1度しかできないというルール)が、勝ったしまあいいや!

2日目

ネッシーがやられてしまいました。
ホテルに帰るとそこには、積まれていたコインチョコがありました。物悲しすぎる。
全員が勝つわけではないのだ。
カジノは冒険なんかではない。
カジノに突っ込むなら株を買おう。

最終日

ネッシーがやられてしまったのを目の当たりにし、私は尻込みをしていました。ネッシーと恩田は、もう最終日はカジノに行かなくていいんじゃないか十分楽しんだというモードでした。しかし、A君は賭けるつもりです。ネッシーと恩田は観戦はしようということでついて行きました。
戻ってきた時には、僕の財布から50000円分のシンガポールドルがなくなっていました…
A君は鬼勝ちしてました

感想

ネッシーは5万円負け、A君は7万円勝ち、恩田は3万円負け。
トータルでマイナスです。
ギャンブルにハマれば必ず負ける。期待値が負であることは薄々わかっていました(じゃなければカジノ側は儲けられない)。
そうわかっている上で、カジノの前を通ると、マリーナベイサンズの匂いを嗅ぐと心拍数が上昇するのがわかりました。
カジノにハマらないためには、期待値が負であることを認識するだけでは不十分で、人間がギャンブルにハマる心理学的背景やギャンブルで路頭に迷っている人の例を把握するなど、さまざまな観点からギャンブルの負の側面を理解したほうが良いのだろうと思います。

責任あるギャンブルをして行きましょう。
二度とやらん!

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