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不健康を甘く見積り過ぎていないか?

こんにちは!

本日から新年度スタートですが、皆さん4月の一発目はいかがでしたか?私は明日息子の入園式があり、明後日から新天地で稼働開始なので、家族3人最後のまったりDayを過ごしました。

決算期は企業により様々ですが、特にお子さんがいらっしゃる家庭は、やはり4月が新学期で、節目感があるのではないでしょうか。

そんなタイミングで何とも後ろ向きなタイトルですが…3月の実体験も交え、自分自身に向けて、また4月から新しい環境でスタートする方や、心機一転を図っている方に向けてのメッセージにしてみます。



先に結論

「健康を害すると全てが止まる」


それでは、本文いってみましょう!


3月は家族の時間にするつもりが…

私は3/1を最後に前職での正社員稼働を終了し、明後日4/3から転職先での稼働をスタートします。その間1ヶ月は、保育園入園前の息子・育休復帰前の妻と、家族3人の時間にする予定でした。

3月は個人の仕事も最小限にし、旅行やら日常の買い物・散歩やら楽しみつつ、いわゆる主夫っぽく毎日育児・家事に勤しんでいました。

ところが蓋を開けてみると、3分の1の実に10日は、怪我やら体調不良やらで通常の生活が送れていません。

(怪我など満身創痍の詳細は↓)

骨折×肉離れ×親知らず抜歯で痛すぎぃ!で終われば良かったのですが、地獄は抜歯後2〜3日後からでした。

上記の記事を執筆時点では、順調に回復し通常に戻っていく過程かと錯覚していたのですが、なんと日に日に歯痛が酷くなり、それに伴う頭痛・吐き気も酷くなる一方。

抜歯から1週間後だった抜糸の時点で、痛みも体調も最悪。一応大学病院の歯科ですが、「頭痛・吐き気も引き起こすケースなんてあんまないよ」と取り合ってもらえず。

どう考えてもタイミング的に親知らず抜歯が原因ぽい頭痛・吐き気ですが、抜歯から9日目の時点で、朝方から遂に嘔吐まで。立ってもいられなくなり、前に偏頭痛でお世話になった脳外科へ。

幸いMRIで異常は見られず、歯科の痛み止めとは別途薬を処方してもらい、今は何とか症状が和らいでます。(ただ薬が切れると、変わらず歯痛・頭痛・吐き気がするので、良くはなっておらずその場しのぎ…?)


という感じで、散々な状態で過ごしていたら、あっという間に10日経っていました。この間は、日中寝込んでいるのも含め、平均10〜12h位寝ていたと思います。

言い方を変えれば、本来は家族と出掛けたり、散歩したり、息子と戯れたはずの時間を、寝たり悶えたりして過ごしていたという事です。


仕事に置き換えてみて下さい。10日稼働停止って結構なインパクトですよね?私の場合は、今後数年は訪れないであろう家族とゆっくりできる時間を、10日も無駄にしたのです。

改めて、今回は怪我から始まり今も続く体調不良により、削られた自分の時間・体力・精神、そして家族の時間・楽しみ・機会 などを考えると、健康を損なった実害は半端じゃないです。


健康を損ってまでやるべき事はない

「死ぬほど頑張る」と「頑張りすぎて死ぬ」は、天と地ほど違います。

こういう時期だからこそ、鼻息荒く頑張っている人や、睡眠なんてしてる暇ないと思っている人、ブラックな環境で耐え続けている人、ぜひ一度自分に問うてみて下さい。

それって、自分を死に追いやってまで、今その火力でやるべき事ですか?

「死に追いやって」という表現は誇張し過ぎかもしれませんが、健康を害する事で、短期的にも将来的にも引き起こすあらゆるリスク、そういう習慣の積み重ねが寿命にもたらす影響など、考えるとあながち言い過ぎではないと思っています。

そして私個人の価値観では、そこまで(命を削ってまで)して、成し遂げるべきものはないです。せっかくの人生を最大限に全うする中で、成し遂げるべきです。


そして、今までの文脈は、要は「身体や心を壊すほどやるべきではない」というイメージですが、シンプルにちょっと体調や精神を崩すのも、結局は非効率です。

休んだり思考力が下がった状態が続くと、その間のアウトプットは著しく落ちますし、後からリカバリーに充てる工数を考えると、結局そこまで無理し過ぎず健康フルMAXでやっていた方が、成果上がったよね。みたいな話は結構あると思っています。

しつこいですが、私は健康を害してまでやるべき事はないと思っています。


基準は自分の中にしかない

という話をすると…

「よし、頑張り過ぎずコンフォートゾーンの範囲で最大限やってやるぞー!」

みたいな誤認をする人がいますが

甘ったれるなバカヤロウ!!!!


二重人格?と思った方、すみません笑
ただ、これって「死ぬ気で頑張る」と「頑張りすぎて死ぬ」の違いに似ていると思っていて。

限界まで(というか限界越えるまで)頑張らないと、やっぱり成長しないし、やり切る胆力は身に付かないと思います。

大事なのは、そのコンフォートゾーンを超えてまで頑張る要素が、極端に身体の行使 = 健康度外視に寄っていないか?という視点です。

睡眠時間を削る、毎日のように飲みの席や会食、体調不良や病気をしても休まない などなど。それは頑張り方が違うだろうと。

そもそも、睡眠時間を削ってまで頑張っている場合は、「睡眠時間を削るような時間の使い方しかできない自分の能力の低さ」に目を向けるべきです。(と言いながら私はめっちゃこの状態なのですが笑)

「自分はこんなに睡眠削って頑張ってる!」のではなく、「自分の睡眠すらコントロールできないほど仕事ができない!」と捉え、思考力・判断力・構造化力・ピッパ力・すぐやる力などを早急に鍛えるべきでしょう。


そして、仕事のスタンスを間違えないだけでなく、日頃の健康意識や健康への投資・習慣づくりも重要。ここをケアできていない人は、職場で偉そうにしてるくせに、全くinputせず学ばない人みたいなものです。仕事以外の過ごし方・時間とお金の使い方にも、気を付けたいですね。


今回、本当に実感しました。健康を害すると全てが止まります。マジで止まるし、その時間は不可逆です。


最後に自戒を込めて。新入社員や気持ち新たに頑張ろうとしている人に向けても、あえて辛辣な言葉で。

頭悪い頑張り方しようとしてない?それって気合いと根性でなく、無能の空回りだぞ。ちゃんと健康に投資してプロとして仕事しろ。


くー耳が痛い!頑張ろう!笑

ではまた。

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