【バチェラー】視聴者の楽しみ方の幅を広げたシーズン2

今世界で一番アツい戦いはもちろんワールドカップですが、

その次くらいにアツいのがバチェラージャパンだと思います!

1人の男性をめぐって多数の女性がバトルを繰り広げるという内容なのですが、

「あいのり」とも「テラスハウス」ともまた違う、恋愛エンターテインメントの最高峰です。

シーズン1からドはまりしているのですが、シーズン2の最終回を観て、猛烈に誰かと話したくなったのですが、僕の周りに観ている人がいない!

というわけでここに書くことにしました。笑


実は坪田塾とバチェラージャパンにはちょっとしたご縁がありまして、

初代バチェラーの久保裕丈(ひろたけ)さんが以前本郷三丁目校で講演をしてくださったんですよね。

その時の様子はこちら↓からどうぞ!

番組の内容と違わぬイケメンっぷりに、ご挨拶だけでド緊張したのですが優しく対応してくださって、「さすがバチェラー…♡」と男ながら感激しました。笑

シーズン1の楽しみ方は久保さんの完璧な王子様ぶりと、その周りの美女たちを「雲の上の世界」として眺めるというものでした。

番組中のデートも非日常感にあふれていて、久保さんと女性陣のやり取りも1つ1つがトレンディでドラマチックなんですよね。

日常で聞いたら思わず赤面してしまうようなセリフもバンバン飛び交います。

でもそんな異空間を成り立たせてしまうほどに、久保さんは終始完璧な振る舞いを見せてるんですよね。


シーズン2が始まると聞いた時に、楽しみに思う気持ちと共に、

「あの久保さんを超えるのはちょっと難しいんじゃないか?」

という思いがありました。

(小柳津さんが期待外れだったということではなく、それくらい久保さんが凄かったと思ってくださいね!笑)


そしてシーズン2の配信が始まり、前半戦までは

「面白い!けどやっぱり久保さんってすごかったんだなー」という久保ロス(笑)状態に陥っていました。

しかし、後半戦に入り、その見方が間違っていたことに気づきました。

「どちらが凄い」ということではなく、お二方の性格の違いがあっただけなんですよね。

久保さんはどちらかと言えば、自分の感情をきっちりとコントロールして、周りに合わせていく感じで、

小柳津さんは、自分の感情を積極的に押し出して行き、時には女性陣の感情とギャップが生まれることもあるという。

「完璧さ」は時として「冷たい」ように映りますし、

「粗さ」は時に「人間味がある」というように映ります。

どんなものにも表と裏があるわけで、どっちが良いということではないですが、

シーズン2の後半戦では小柳津さんの感情表現がどんどん豊かになってきて、回を重ねるごとに小柳津さんのことを好きになっていくという。笑

自分の父親に怒りを見せたシーンは僕も一緒に怒っていましたし、

最終回の涙のシーンでは僕も一緒に泣きました。笑

全然違う人間なのに、思わず自分と重ね合わせてしまう場面が多かったんですよね。

「同じ目線になる」というのは、個人的にシーズン1では全くなかったことだったので、

こういう楽しみ方も出来るのか!と驚きというか、興奮というか。

各エピソードだけでは、不満を感じたり、物足りなく感じる場面がありながらも、全エピソードを通して1つのエンターテインメント作品にきっちり仕上げている製作陣凄すぎますよね!

序盤では「あれはないわー」とか「あそこであんなことする?」とかブツブツ文句言いながら見てたのに、最終話では一緒に泣くという。

完全に掌の上で踊らされてますよね。もう脱帽です。

まだ観たこと無いという方は是非見てください!


まだまだ語ろうと思うと無限に続いていきそうなので、最後に1つだけ。

完全な主観なので、一切合理性はないですが、

久保さんと小柳津さんの価値観の大きな違いとして、「運」の捉え方があるのかな、と思いました。

久保さんは「運」や「勢い」をそもそも意思決定に入り込ませないように考えていらっしゃるのかな、と。

短期的なブレを排除して、より長期的な安定を考えるというか。

「結局外見かよ!」という意見もレビューでちらほらありましたが、「外見」って長期的に一番変動しない要素ですからね。

長期的な目線で考えた場合、重要視するのは当然ですよね。

結婚相手であればなおさら長い付き合いになるわけで、

「真剣に結婚相手を選んだ結果として外見を重視せざるを得なかった」というのは決して批判することじゃないのかなと。


一方で小柳津さんは「運」や「縁」の積み重ねが人生であり、さらに「運は自分で引き寄せるもの」という価値観を重視しているように感じました。

実際、「運命」という言葉も良く出てきましたし、

最後の結果をわけたのは「運を引き寄せるための行動の有無」だったのではないかと思います。

最後に敗れた女性は「重たくなりすぎないように」という配慮からその行動を控えたのだと思いますし、

最後のアレは人によっては「重たい」と感じる可能性もあったと思います。

しかし小柳津さんは「重たい」ではなく、「運を引き寄るための行為」として捉えたから、選んだのではないかなと。


いやー、アツいですよね。

アツいです。

最後の2人の戦いは、アルゼンチン対フランスぐらいのアツい戦いでした。

バチェラーについて語りたい人、是非コメントしてください!笑

それでは!

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