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【プレイジム殿堂デッキ解説】リザバク偽装ファイヤーLO


今回はプレイジムTOKYOポケットモンスターカードゲーム(旧裏)対戦会に出て優勝できたので、その構築解説記事になります。


レギュレーションはこちら

レシピ

プレイジムTOKYO殿堂環境を想定

ファイヤー(化石)×2
ベロリンガ(ジャングル)×1
ヒノアラシ(イントロ)×4
マグマラシ(neo1)×2
バクフーン(neo1)×4
ヒトカゲ(R)×2
リザードン(PF2)×2
カツラのヒトカゲ(ジム拡張2)×1

パソコン大暴走×3
マサキ×4
エリカ×4
ポケモン交換おじさん×2
ポケモン育て屋さん×4
ポケモンマーチ×2
エネルギーリムーブ×2★★
ポケモンいれかえ×1
ワープポイント×1
トラッシュ交換×2★★
夜の廃品回収×2

炎エネルギー×11


デッキ選定経緯

殿堂を見ていてバクフーンが0なので、使うことを考えました。(安易)

新殿堂やハレツーで対戦したことない、はじめましての方もくるのでは?と思って初見殺しにも期待してました。

正直なところ、プレイジム殿堂の旧裏環境はまだよくわかっていませんが、既存の強ポケモンに重めの殿堂がかかっているのが大きな特徴です。

そのためわるいヘルガーやブラッキー、やさしいランターンのような中打点アタッカー+わるいクロバットのような構築が多いのかなと想像していました。

リザードンであれば、それらのポケモンから一撃で倒させる可能性もほとんどないのがメリットになります。

また、色相性で不利なカメックスもリザードンを2体立てれば、突風などの呼び出しカードを使わせ、さらにエネルギーカードを使わせた上で倒せるので、その後はベロリンガで粘りつつ、ファイヤーを育てればギリギリなんとかなるのでは?(未検証)と思っていました。

戦略


序盤はファイヤーやカツラのヒトカゲ、エネルギーリムーブで相手のリソースを削りつつ、ヒノアラシを大量に展開してバクフーンを準備する。

エネルギーリムーブを1回打った頃にトラッシュ交換で、エネルギーリムーブを山札に戻しつつトラッシュに炎エネルギーを送って、ファイヤーリチャージを使える状況を作る。

ファイヤーリチャージでバクフーンやファイヤーにエネルギーをためつつ、手札にヒトカゲ、ポケモン育て屋さん、リザードンが揃ったら、タイミングを見てヒトカゲをベンチに出して、次ターンで一気にリザードンに進化させ、圧をかけていきます。

以前の構築ではハンデスしながらバクフーンの圧とファイヤーで山を焼きながら相手のリソースを削っていくコントロールLOでした。


今回はバクフーンはシステムとして割り切り、リザードンの圧で相手のデッキを回させながら、本筋のファイヤーを通すビートLOとなりました。(なんだそれ)


個別解説

メインのバクフーンとファイヤー、トレーナーカード、やまやきで焼きたいカード等については以前の記事を参照

ヒトカゲ(R)×2
リザードン(PF2)×2

ハレツーのフリーで遊んでいた時に採用したわるいリザードンの感触が良かったので、さらに安定感のあるこちらを採用。

元は1-0-1で採用していましたが、ビートダウンで攻める展開になった際にコマ不足ならないように、2-0-2ラインで採用。
リザードンという大型ポケモンを対処しないと負けに直結するため、相手はデッキを回さないといけない状況になります。

基本的にファイヤーリチャージでファイヤーにエネルギーを貼りつつ、殴る時だけ、ファイヤーレイズ(ほのおをもらう)でエネルギーを持ってる動きをすることで、ファイヤーに山を焼かれるかリザードンに動かれるかの選択を迫ることができます。

偽装LO構築としていますが、相手のデッキによっては一般的なリザバクと同じをすることができるので、火力で制圧することももちろん可能です。

エネルギーリムーブ×2★★
トラッシュ交換×2★★

今回の殿堂では、くすぐりマシーンに殿堂がかかり不採用となったことで、殿堂は他のカードに回した方がいいと思い、以前に使っていたトラッシュ交換のギミックを採用しました。

直近でユミルテミルさんも似たギミックのデッキを作っていたので、意見交換しながら採用しました。

使い回すカードは、カツラのファイヤーを採用しないのであれば、超エネルギーリムーブが有力でしたが、殿堂の兼ね合いと、リザードン採用の場合にはエネルギーの消費がきついので、エネルギーリムーブを採用。

序盤からタイミングをあまり選ばずにリムーブを打てるようにし、トラッシュ交換を早めのタイミングで1回打つことを意識しました。
序盤からトラッシュ交換を積極的に打つことはアドバイスをもらったのは新しい気づきで、無理なく炎エネルギーをトラッシュに送りならリムーブを回収できる動きが可能となりました。

戦績

○ 中押し わるクロナツユンピクシー

エネルギーリムーブとやまやきを絡めたエネルギー不足とメインアタッカーの枯渇によってリソースをからせて、相手がサイドを取れなくなり、サイド落ちした夜の廃品回収を拾えず投了

○ LO ニドランフレンズwithタケシのキュウコン

絶望のヒトカゲスタート
タケキュウが化けたキングドラとニドキングに苦戦しますが、ベロリンガで対処していく。

4枚あるバクフーンのうちの3枚がサイドに落ちるというインシデントが発生。

バクフーンでニドリーナをワンパンするプランをとれず絶望感はありましたが、ファイヤーを最後まで隠しておいたので、残り2枚のやまふだを手張り+ファイヤーリチャージ50%を通して勝ち

○ サイド取り切り ニューラわるヘルポリ2

絶望のヒトカゲスタートその2
順調にニューラを育てられますが、HP120のリザードンを一撃で倒すのは難しく、相手のコインにだいぶ助けられました。

その後はカツラのヒトカゲで相手のエネルギーを枯らしながら時間を稼ぎ、バクフーンが4体並んだ状態を作り、再度リザードンの連射体勢を整えサイドを取り切って勝ち


改良案

out
ファイヤー(化石)×1
ポケモンマーチ×1

in
マンキー(ジャングル)×1
マグマラシ(neo1)×1

バクフーンが3枚サイド落ちした際のケア、さらには相手のデッキトップ確認、にげ0要員確保の観点からマンキー(ジャングル)を採用

また育て屋とバクフーンが手札に揃わないと進化出来ず、ウツギはかせが使いにくかった場面があったので、マグマラシ(neo1)を追加


最後に

というわけで、プレイジムTOKYOポケットモンスターカードゲーム(旧裏)対戦会 全勝優勝することができました🏆

2018年の杉並オフでの惨敗から、5年近くかけて、ファイヤーLOでやっと優勝という名前を掴むことができました。

だいぶリザードンの力に助けられましたが、それもLOを促進したことと、通常通り殴り合う選択肢もあることでできた優勝でした。

昔どこかの偉い人が言っていた気がしますが、

殴れるLOは強い

それを体現できたデッキだと思います。


今後もファイヤーLOについては研究を続けていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。



おまけ


2018年11月に杉並殿堂2018で開催された時に使用したデッキ

初の旧裏大会でこれ持ってくるのヤバいやつだろ…

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