長芋（ながいも）のおいしい食べ方
こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というアプリをつくっている、すどうといいます。
さて今回は、長芋（ながいも）についてです。
同じ芋でも、じゃがいもなどと比べるとニッチな存在感の長芋ですが、
あっさりしていて食感が良く、和洋問わずどんな味付けにもあう食材です。
長芋ってどんな食材？
【旬】12月〜1月（冬）と4月〜5月（春）の2回収穫時期がある
【特徴】水分が多く、粘りは弱めで、淡白な味わい
【選び方】表面に傷や斑点がないものを選ぶ。パックに入ったものは、切り口が変色していない白いものが新鮮
旬の時期が2回ありますが、春の長芋は冬の時期に掘り出さずに越冬させたもの。
冬の長芋は皮が薄く、みずみずしくシャキシャキしている
春の長芋は、旨味や甘味が増し、粘りも強め
という特徴があります。
山芋との違いは？
どちらもヤマノイモ科に属する芋類で、長芋も山芋の一種です。
山芋（大和芋）の方が、水分が少なく、甘味と粘りが強いです。
長芋のおいしい食べ方
【煮る】 梅煮
長芋はあっさりしているので、豚肉や鶏肉と一緒に煮て、旨みを吸わせると美味しいです。また、梅肉を加えることで、肉の臭みが抑えられ、スッキリとした仕上がりに。
【焼く】 長芋ステーキ
厚めに切って、焼き目をつけるようにフライパンでじっくり焼くと、長芋ならではのシャキッとした食感とほっくりした食感を同時に味わえます。
【炒める】ガーリックソテー
にんにくの香りを移したオリーブオイルで、長芋をさっと炒めます。塩やハーブで味付けしても良いですし、醤油で和風に仕上げても。
【揚げる】おろし揚げ
長芋はすりおろすことで生地にすることができます。すりおろした長芋に薄力粉を加えてもったりさせ、コーンなどの好きな具材を加えて油で揚げます。
【あえる】たたき長芋
長芋をビニール袋に入れ、麺棒などで叩き、好きな味付けであえます。長芋のねばりとシャキッとした食感がたのしめます。
長芋の切り方
長芋は切り方を変えることで様々な食感をたのしめます。
千切り
長芋と水菜のサラダなどに。
皮を剥いた長芋の端を切り、切り口を下にして安定させる
端から1~2mmの板状に切る
少しずつずらして並べ、端から1~2mmの幅に切る
ひょうし木切り
ソテーや浅漬けなどに。
切り口を下にして安定させ、縦に1cm幅で切っていきます
90度回転させ、同じように縦に切ります
輪切り
煮物やステーキなどに。
滑りやすいのでしっかり押さえて切ります
半月切り
炒め物やスープ・汁物に。
切り口を下にして安定させ、縦半分に切ります
さらに切り口を下にし、同じ厚さに切っていきます
やってみよう
旬の長芋でバター風味のポン酢炒めをつくってみよう！
つくりかた
長芋を半月切りにする
砂肝を小さめに切り、塩・こしょうをふって下味をつける
フライパンにサラダ油をひき、砂肝の色が変わるまで炒める
長芋を加え、平に並べ表面にすこし焼き色がつくまで炒める
バターを落とし、ポン酢を加え、炒め合わせる
調理のポイント
砂肝に塩こしょうをふった後、手でよく揉み込むとしっかり下味がつく
炒める時はあまり動かさず、焼くように炒め、色が変わったら裏返す
バター・ポン酢は焦げやすいので、仕上げに加えてさっと炒める
というわけで、長芋のおいしい食べ方の紹介でした。
それではまた〜👋
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