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【全文無料】4KILL可能! メカ・ゴッド・ノヴァ・OMGワンショット徹底解説(2023/8)

『ビクトリーBEST』で数多くの新規カードを獲得したゴッド改めメカ・ゴッド・ノヴァ・OMG

本記事では、そんな新たなゴッドによるワンショットキルデッキのレシピと各カードの採用理由について紹介したい。

除去耐性を持つワールド・ブレイカーとフィニッシャーが4ターン目に並び立つ、非常にパワフルで豪快な、使って楽しいデッキだ。

本文はすべて無料となっているので、ぜひ本記事を参考にゴッドをお楽しみいただきたい。


新生ゴッドのポイント

『ビクトリーBEST』、そして少し前の『デュエキングMAX』で、新たなゴッドが多く登場した。

これらのゴッド、従来の面々に比べると圧倒的に軽く、リンクが容易になっている。

一方で、打点が伸びないという致命的な弱点を抱えることにもなった。一部のパワード・ブレイカー持ちを絡めない限り、2体でリンクしているのに1打点というあんまりにもあんまりな性能となってしまうのだ。

この長所と短所を踏まえ、「リンクしていると打点を伸ばせる」手段を探すと……

て、適任いたーーー!!!!!


デッキレシピ

というわけで、完成したデッキがこちら!

《Re:奪取 ブラッドレイン》から3~4ターン目にゴッドを展開。リンクしたら《ブラッドレイン》を進化元に《ゲンムエンペラー<ヘヴィ.Star>》をG・ゼロ。

これだけで4ターン目に致死打点が形成できる。

3ターン目に《偽神類 ゾロスター》が出せていれば、4ターン目にマナを使わずリンクを狙えるので、追加のアクションを取ることが可能だ。

特に《ヘヴィ.Star》を引けていないときは《黒神龍ドボルザーク》で探してくればOK。

《ドボルザーク》自身を進化元にすると、打点が増やせてなおオイシイだろう。


個別カード解説

《ゲンムエンペラー<ヘヴィ.Star>》

というわけでコンセプトカードにしてフィニッシャー。そのでたらめでべらぼうなステータスから、コスト参照・パワー参照の除去をほぼシャットアウトできる

スター進化の例に漏れず、進化元は同色またはレクスターズなら何でも構わない。シンカライズ持ちタマシードやRe:奪取サイクルをタネにできるぞ。


《偽神類 ゾロスター》

G・リンクの起点。1ターン生き延びてくれれば盤面を広げられるため、優先的に立てておきたいクリーチャーといえる。

また、デッキ内のゴッドで唯一のパワード・ブレイカー持ち。このデッキだと3体リンクしてもパワー13000(=T・ブレイカー相当)止まりではあるものの、《ヘヴィ.Star》以外の貴重な打点となり得ることは覚えておこう。

つい忘れそうになるけれど、スレイヤーブロッカーであることも便利だ。


《聖霊左機 コットン》

左の最軽量。

ブロッカーであり、初動めいた働きもしてくれる便利ゴッドだ。

登場時効果はゴッドなら何でも手札に加えられる。つまり、《ヘヴィ.Star》を引く助けにもなるぞ。

一方でゴッド以外がめくれてしまうとちょっと悲しい。今回はそのあたりを嫌って、かなりゴッド密度を上げた構築としてみた。


《悪魔右機 フリル》

右の最軽量。

除去対象がいないことも多く、ついマナに送ってしまいがち……なのだけれど、このデッキでは貴重なメタクリ除去
相手のデッキを見極め、返しのターンでメタクリが立ちそうであれば握っておきたいところだ。

増えたシールドはワールド・ブレイカーでまとめて消し飛ばすことになる。G・ストライク持ちを埋めた時なんかは残りアタッカーの数に注意しよう。


《極限龍神ヘヴィ》

左の4マナ。

元殿堂カードのスペックを擁したまま1マナ軽くなっている、間違いなく強力なクリーチャー……なのだけれど、このデッキはなるべく盤面のクリーチャーを維持したい。自壊の使いどころには注意が必要だ。
場合によっては準バニラとして場に残すこともあるだろう。

後述する《極限右神ダフトパンク・アライブ》との相性は抜群。


《神滅右神ラウドパーク》

右の4マナ。

やってることは《ホネンビー》系列に連なる「墓地を肥やして1回収」。基本的にはリンク相手となるゴッドを・盤面によっては除去持ちゴッドを拾うことになるだろう。

拾えるのはゴッド・ノヴァ・OMGのみなので、《ヘヴィ.Star》を拾えない点には注意。拾えてほしかった……


《光器左神サマソニア》

左の5マナ。

やってることはゴッド界の《ロードリエス》であり、出せば最低1ドローなのが偉い。《ヘヴィ.Star》を引けないときにお世話になるはずだ。

やや重いので、手札に見えたらマナに流してしまって構わない。メクレイドで登場するとオイシイぞ。

なお、ゴッド・ノヴァ・OMGの登場にしか反応しないため《ヘヴィ.Star》ではドローできない。そんなんばっかだな。


《極限右神ダフトパンク・アライブ》

右の5マナ。

《極限龍神ヘヴィ》との組み合わせが強力で、前のターンに自壊した《ヘヴィ》を蘇生することで即座にリンクを達成できる
デッキ内で唯一、無からリンクまで行けるカードであり、コイツを起点に大逆転できる可能性を秘めているぞ。

リアニメイトが強力なぶん(?)パワーは低めで、自力で肥やせる墓地も1枚のみ。
墓地が空の時は他のカードを優先してプレイしたいところだ。


《Re:奪取 ブラッドレイン》

2マナ初動枠。

《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》《輝晶奇面アクロレイン》との8枚体制・10枚体制も検討したのだけれど、多色率の高まりや中盤以降の不要牌になる点を嫌って1種4枚のみに。

受け札カウントできるのが嬉しいところ。


《アウゼスの天黒筺》

初速を落としている張本人。初速に全振りするならばコレを2マナの軽減持ちクリーチャーに差し替えたいところ。

じゃあなんで入っているのかといえば、とにかくメタクリに弱いため。

「コストの大きいクリーチャーを」「コストを支払わず出して」「出てすぐに殴る」という、あらゆるメタクリに巻き込まれるギミックが主軸となっているため、そうした妨害を処理する手段が必要だったのだ。

言わずもがな、シールド追加はワールド・ブレイカーの前では何の問題もない。

ちなみにシンカライズ持ちタマシードは現状すべてレクスターズなので、《ヘヴィ.Star》のタネになれる。
キャントリップ付きかつ最低限の受けにもなる《ゲラッチョの心絵》あたりを入れてみるのもオススメ。


《黒神龍ドボルザーク》

令和になってコイツのお世話になるとは思わなかったバイプレイヤー。《ヘヴィ.Star》をサーチしてくる適任として選出した。

1マナ軽い《ゴッド・ガット》の採用も検討したのだけれど、手札コストが捻出できないタイミングもあったためこちらに決定。


さいごに

というわけで、ワンショット型のゴッドデッキをご紹介した。

思った以上に爆発力があって爽快な本デッキ。比較的安価なカードを中心に構築できるため、ぜひ組んで遊んで、またカスタマイズしてみてほしい。

メタ読みとプレイングを見誤らなければ、イベント入賞だって狙えるはず。もし入賞した暁には、お知らせいただければ幸いだ。

それではまた、次の記事にて。


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