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【第二弾】FinTリーダー合宿インタビュー 中途メンバー編

FinTをお手伝いしてるEast Ventures大柴です。三部作第二弾はSNSマーケティング事業部 部長の石本亮さん。通称「おりょう」へのインタビューです。おりょうは隔週で行っている取締役と僕とのMTGにも参加しており、取締役の二人からの信頼も厚いメンバー。そんなおりょうの簡単な経歴から今回の合宿での気づきなどを聞いてみました。
第一弾、FinTのリーダー合宿のレポートはこちら

石本 亮(いしもと りょう)
1996年生まれ。早稲田大学文学部卒。
新卒で大手飲料メーカーに入社したのち、2019年に株式会社FinTに入社。
アカウントコンサルタントとして新規案件獲得およびコンサルティング業務を経験後、2020年6月よりマーケティングおよびアカウントコンサルタントのチーム責任者に従事。
2021年1月よりSNSマーケティング事業部部長に抜擢。FinTでのあだ名は「おりょう」。

友人の活躍に焦り、大手からスタートアップへ転職

ーー リーダー合宿の新規事業ワークでは見事にチーム優勝しました。おめでとうございます!今日はその優勝チームのおりょう(石本)さんにいろいろ聞きたいと思いますが、そもそも大学時代からゆいちゃん(FinT代表の大槻祐依)と面識があったんですよね?
同じサークルの一年先輩にゆいさんがいました。でもゆいさんはサークルにはあまり顔を出さず、ビジコンに出場したり、スタートアップでインターンしたり、留学したりとサークルの外でアクティブでした。「あぁ、そういう系の人か」って思ってました。笑

ーー 「そういう系」笑 サークルは英語劇?かなんかですよね。なんでそのサークルを選んだんですか?
実は英語が苦手で、嫌いだったんです。でも英語が話せる人や帰国子女に負けたくなくて、このサークルに入りました。その結果、3年生の時には英語スピーチの大会で優勝することができました。

ーー 英語が苦手だったのに優勝って凄いですね。
勝ちたい、負けたくないという気持ちは強かったです。笑

スピーチを考える上でロジカルシンキングが鍛えられました。独創的なスピーチをすることは苦手なので、ロジカルな内容にならざるをえないのですが、元々ロジカルな方ではあったので、その強みをさらに鍛えられたなと感じています。

ーー なるほど。その後はゆいちゃんのようにスタートアップには行かず、大手に就職されますね。
ゆいさんは「そういう系」なので、僕は普通に就職活動をして、普通に就職しました。大手の飲料メーカーに新卒で入社しましたが、そこは待遇面も良いし、安定もしていました。ただ働いていくうちに「このままでいいのか?」という焦りとも疑問ともとれるような問いが自分の中で生まれて。

ーー 何かきっかけのようなものはあったのですか?
大学時代の友人がコンサルで働いていたのですが、彼らを見てると自分よりも成長しているように感じたんです。このままだと自分は彼らにスキルも経験も置いていかれてしまうと焦りました。それで会社を辞めてコンサルやスタートアップで自分を鍛え直そうと考えました。

ーー FinTにはどういう経緯で?
ゆいさんの活躍はSNSや噂で知っていたので、まずはゆいさんに話を聞いてみようと思って連絡しました。話を聞いていくうちに「ここならば自分が成長できそうだ」と感じて入社を決めました。

ーー 実際にスタートアップで働いてみた感想は?
想像していたよりもカオスでしたね。笑 資料もレポートも結構大雑把で「これで商談行ってるのか...」と驚きました。入社して早速資料を作り直し、レポートも整えて、みんなにエクセルの使い方とか教えたりしました。

ーー よくある話ですね。笑
最初は驚きましたが、もちろんその辺は覚悟してたので問題は無かったです。それよりも、ゆいさん、恵さん(FinT取締役の山下恵)の視座の高さ、優秀さに改めて気づかされました。自分もここで研鑽積んで、この人たちと同じレベルにならなければと気を引き締めました。インターンの人たちもみんな優秀でバリバリ働いてて凄いなと思いました。自分の大学生時代と比べたら何倍も凄い。

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ゼロイチタイプではなくても新規事業は作れる

ーー 前段が長くなってしまいましたが、今回のリーダー合宿の話を聞きたいと思います。そもそも自分自身の強み弱みみたいのはどう認識されていたのですか?
自分の強みは純粋なセールス力、ロジカルシンキングだと考えていました。

ーー 弱みは?
足りない部分は視座。どうしても日々の業務に視点がいきがちで、俯瞰して物事を見たり、幅広い視点を持ったりはまだまだ足りないなと思います。苦手なことは「ゲリラ的」な動き。ある意味、スタートアップ的なそういう動きが苦手。今後身に付けていかないとなとは思っています。ゼロイチも苦手ですね。論理を飛躍して何かを生み出したり、考えたりするのが苦手です。独創的なアイデアとか。英語スピーチで優勝したときもオリジナリティは無かったので、そこは全く評価されなかったですね。

ーー なるほど。
自分のようなタイプは新規事業には向いていないと思ってたんですが、今回の合宿で、自分のようなタイプでも新規事業を作ることはできるんだなと感じました。新しい気づきです。

ーー ほう。
突拍子もないことを言うことはできないけど、メンバーのアイデアを「実現可能性」の観点から検証したり、意見を言うことで関与できる。みんなよりアクセスできる情報が多いので、引き出しの数は多いと思うんです。その情報力を活かして事業アイデアに還元していったり、実現可能性を検証したりで新規事業創出の一端を担えるなと。今まではゼロイチ場面を避けてたけど、これからは積極的に関与していきたいと思います。

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「理想のリーダー像」はまだ定まってない

ーー 合宿のワークではがくと(HRチーム)とまるもちゃん(メディアチーム)と同じチームでした。この二人はどうでしたか?
普段業務で関わることが少ない二人だったのですが、一緒にワークをしてて意外な一面を知ることができて良かったです。がくとさんは普段HRの仕事をメインでやっているので、事業アイデアを出していくようなタイプではないのかなと思ってました。でもそんなことはなくて、会社の既存の強みやアセットから新たな領域の事業を考えることができた。少し驚きました。まるもちゃんは、ブレストで出てきたアイデアを組み合わせたり、相乗効果を狙ったり。議論が盛り上がって拡がりすぎてしまうところを上手くまとめていました。それにめちゃくちゃガッツあるんですよ。そしてとにかく酒が強い。笑

ーー 「とにかく酒が強い」はパワーワードですね。笑
めちゃめちゃ強かった。笑

ーー おりょうは今回のチームでリーダーシップを発揮できましたか?
いや、そんなに発揮できませんでしたね。普段の自分のリーダーシップのスタイルは、理想の答えがあらかじめあって、メンバーをその答えに誘い、納得もって次のアクションにつなげていくようなスタイルなんです。今回はもう少しメンバーに発散させることをテーマに持ってのぞみましたが、上手くできなかった気がします。今後はその辺を身に付けないといけないなと実感しました。

ーー 今回の反省や改めて実感した強みなどもあったと思います。おりょうは今後どんなリーダーになっていくのでしょうか?
自分の「理想のリーダー像」はまだ定まってないんです。今回のような経験や日々の経験などをもとに理想を考えて追求していきたいなと思っています。なんだろう、「普通の人の究極系」なのかな。そこを目指していきたいと思います。

ーー 最後に野望でも聞きますか。笑
野望ですか。笑 実は新規事業とか子会社社長とかやってみたいと思ってるんですよ。そして起業も興味あったりします。自分の得意を最大限活かして、大きな社会課題を解決できるようなチャレンジを将来的にしてみたいと思うようになったんです。見せかけの表面的な課題解決”風”ではなく、根本的な課題解決に繋がるような事業をやりたいですね。

ーー なるほど。ありがとうございました!

次回は新卒でFinTに入社し、2年間で数多くのチームの責任者を任されているメンバーのインタビューをお送りします。


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