GPA学年2位の勉強法【医学部2年生】

はじめに

ご無沙汰しております。サクシニルCoAです。
今回は医学部に編入した私の勉強法を共有させていただきたいと思います。

手前味噌ではあるのですが、タイトルの通り2年生でかなりいい成績を取ることができたので、どのように勉強したのかを共有させていただき、これから基礎医学を学ぶ方々のために情報発信できればと思い執筆しています。

過去問へのアクセスを確保

月並みではありますが、まずはありったけの過去問を貯蔵しているプラットフォームへのアクセスを確保することが大切です。
科目によっては、12年分過去問をやり込むことで高得点に直結することがありました。

勉強仲間をつくる

テスト前は毎日友達と集まって勉強会を昼過ぎから夜まで実施していました。勉強会は一長一短なのですが、僕は以下のようなメリットがデメリットを上回ると判断し、積極的に勉強会を開催・参加していました。

【勉強会のメリット】
・ピアプレッシャーにより集中しなければいけない状況を作れる
・わからない部分を即答できる人が同席している可能性がある
・仲間に教えることで、自分自身の理解が深まる
・理論を理解する系の科目の学習に向いている

【勉強会のデメリット】
・自分一人で集中して勉強しづらい=暗記に不向き
・会話が盛り上がると時間が溶ける
・慣れてくるとピアプレッシャーが消滅する
・勉強ができる人は沢山質問されるので自分の勉強時間が減る

僭越ながら、僕は勉強会で質問するよりも教えることが多かったです。それにより、多くの人に質問してもらえたのでとてもいい勉強になりました。

ラーニングピラミッドという概念がありますが、正しいように思います。積極的にアクティブラーニングに時間を投資することで、非常に効率よく理解を深めることができたと感じています。

独自の対策資料を作成する

先ほど過去問へのアクセスが必須と申しましたが、科目によっては過去問とは全く違う形式で出題される科目がありました。そういった科目に対しては、有志10人弱で授業レジュメを基に試験対策プリントを作成し、自分たちでやり込むとともに、無制限に配布しました。具体的にはリード文穴埋めや記述問題の解答例作成、模擬試験の作成などを行いました。
また、他の科目においても独自のまとめ資料や問題演習資料を作成し、配布するなどしました。

勉強開始時期は試験2週間前

編入生はコツコツと日頃から勉強を行う人が多いイメージですが、僕はコツコツ勉強することが得意ではないので、試験2週間前から勉強会を開催・参加することで徐々にモチベーションを上げていくスタイルで勉強していました。
ただ、日頃から勉強しておくに越したことはないと思います。(笑)

授業は基本的に全て出席する

当たり前ですが、基本的に代返はせず、授業には全て出席するようにしています。試験前に一度も聞いたことが無いことを勉強するのと、授業に出て少しでも聞き覚えのある状態を作っておくのでは、雲泥の差だと思っています。医学部で習う内容は覚えることが多いからこそ、授業に出て沢山の情報に何回も暴露されておくべきだと感じます。
また、投入された税金で勉強させてもらっているという意識も大切でしょう。国立大学医学部編入生には、専門性を活かした医学の発展・国民の医療水準の向上に寄与する責任があります。(自分に言い聞かせる)

学習目標は「授業内容を他人に説明できること」

結果的にテストの点数は良かったのですが、「○○点以上取る」といった定量目標は設定していませんでした。学習目標はいたってシンプルで、「授業内容を他人に説明できるようになること」という定性目標のみでした。極論、授業内容を100%説明できれば、テストで100点とれるでしょう。

まとめ

今回は医学部2年生時にどのような勉強をしたかをお話しさせていただきました。
まとめると、いかに効率よく点を取るか、そのカギは過去問収集やアクティブラーニングに収束するのかなと感じている次第です。

本記事が医学部で勉強される皆様のお役に立てば幸いです。

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