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サクセスビルダーズ通信2023年9月23日号

サクセスビルダーズ会員向けに、毎朝、朝の挨拶のコンテンツを配信しています。朝の挨拶のコンテンツはリアルにおける朝礼です。コンテンツは下記の5つから構成されています。
・朝の挨拶
・偉人の名言・格言
・偉人にまつわるトリビア
・心理テストのコーナー
・明日の心理テストの予告
サクセスビルダーズ通信は朝の挨拶のコンテンツを元に作っています。心理テストは女性向けが多いですが、ビジネスマンにふさわしい内容に書き下ろしています。ぜひ、ビジネスにお役立てください。なお、心理テストの回答は有料(100円)になっています。テスト結果を知りたい方は課金をお願いします。


おはようございます。

中学生のころ、共産主義や社会主義、全体主義について研究したことがあります。中国やソビエトの放送を聞いて知識を得ていました。わからないところは社会科の先生に質問していました。そうするとレポートにまとめて発表しろと言われました。こんな展開になるとは思っていなかったのでビックリです。すっかり思想が左寄りになったわけですが、おかげで過激派扱いされるようになりました。当時は過激派が色々やらかしていましたからね。こんな話を若い人にすると嫌がられますが。笑

【今日の名言・格言】

究極的真実は、一歩手前まではつねに誤りである。最後に正しいと判断される者は、その前では間違っていて、害さえあるように見えるものだ
The ultimate truth is penultimately always a falsehood. He who will be proved right in the end appears to be wrong and harmful before it.

アーサー・ケストラー
Arthur Koestler

1905年9月5日-1983年3月3日
出生地 ハンガリー ブダペスト
職業 ジャーナリスト、小説家、政治活動家、哲学者

歴史や科学の進歩において、新しい発見や理論は、しばしば当時の常識や価値観と矛盾するものであったことを示しています。そのため、新しい発見や理論は、当初は誤りであると考えられ、その発見者や支持者は、社会から批判や迫害を受けることもありました。しかし、最終的には、新しい発見や理論が正しいことが証明され、社会の常識や価値観が変化していくのです。

具体的な例としては、コペルニクスの地球中心説が挙げられます。コペルニクスの地球中心説は、当時の常識である地動説と矛盾するものであり、異端思想として迫害されました。しかし、最終的にはコペルニクスの説が正しいことが証明され、地球中心説は否定されました。

真実は常に変化するものであり、私たちが今正しいと思っていることが、将来的には誤りである可能性もあるということを示しています。また、新しい発見や理論は、しばしば社会の既存の価値観や秩序を脅かすものであり、そのために批判や迫害を受けることもあるということを示しています。

新しい発見や理論に対して、オープンな心で受け入れる姿勢を持つことが大切です。また、私たち自身も、常に新しい知識や情報を吸収し、自分の考えをアップデートしていくことが大切です。

Arthur Koestler

【今日のトリビア】

アーサー・ケストラーは、ハンガリー生まれの著名な作家で、ジャーナリスト、哲学者としても知られています。1905年にブダペストで生まれ、オーストリアで教育を受けました。

1931年にドイツ共産党に参加して、ソビエト各地を旅行しました。その後、パレスチナ、パリ、ベルリンでジャーナリストとして活動しました。1936年には英字紙の特派員として内戦中のスペインに派遣されました。1938年にスターリニズムに幻滅して脱退しました。1940年にイギリスに移住した後、彼は反全体主義作品である『真昼の暗黒』を出版し、国際的な名声を得ました。

ケストラーの作品は政治、哲学、心理学、超心理学など多岐にわたります。彼の著書『第十三支族』では、アシュケナジムユダヤ人のルーツはユダヤ教に改宗したハザール人であると指摘しました。

彼はまた、科学と創造性についての著書『機械の中の幽霊』で知られています。この本では進化が人間の脳構造に及ぼす影響を議論しています。

彼の生涯は抑鬱状態に悩まされ、飲酒を好み、晩年は抗うつ薬も使用していました。1983年3月、自身のパーキンソン病と白血病を理由に、安楽死推進団体の規定手順に従い、妻であり長年秘書を務めたシンシアと共にバルビツール酸系薬(睡眠薬)を用いて服毒自殺を行い議論を呼びました。

アーサー・ケストラーの有名な作品

『真昼の暗黒 (Darkness at Noon)』
スターリン専制下のソビエト連邦で1930年代後半に行われたモスクワ裁判の犠牲者をモデルとした政治小説であり、観念小説、心理小説でもあります。ジョージ・オーウェルはこの作品を「傑出した小説」と絶賛しました。

『機械の中の幽霊 (The Ghost in the Machine)』
彼の発明による概念「ホロン」の提唱などで、ニューサイエンスムーブメントの発端となりました。

『ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎』
アシュケナジムユダヤ人のルーツはユダヤ教に改宗したハザール人であると指摘しました。

『日蝕 (Sonnenfinsternis)』
スターリン専制下のソビエト連邦で一九三〇年代後半に行われたモスクワ裁判の犠牲者をモデルとした政治/観念/心理小説です。ジョージ・オーウェルが「傑出した小説」と絶賛しました。

【心理テストのコーナー】


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