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小田香監督からコメント到着!4月27日(土)より、横浜シネマ・ジャック&ベティ、大阪シネ・ヌーヴォで公開スタート

『すべての夜を思いだす』の7週間にわたる、渋谷ユーロスペースの上映が終了しました。

そして4月27日(土)からは、横浜のシネマ・ジャック&ベティ、大阪のシネ・ヌーヴォで公開がスタートします。

【横浜】シネマ・ジャック&ベティ
https://jackandbetty.net/

【大阪】シネ・ヌーヴォ
http://cinenouveau.com/

※シネ・ヌーヴォでは、清原惟監督の初長編作品『わたしたちの家』も特別上映されます。ぜひあわせてご覧ください。


さらに、映画作家の小田香監督(『鉱 ARAGANE』『セノーテ』)から、『すべての夜を思いだす』へのコメントが到着しました。

縄文人が聞いた土鈴の音を、
2024年を生きるじぶんたちが聞けるように、
朝の公園でバンドが鳴らす音たちや、探し人の町内放送は、
復元され、再生されるだろうか。
未来の、最上層にあるニュータウンで。

土地に、風が、人生が、音が、とおる。
記憶になる。

各々が独立して立ちながら、
空間/土地に和するイメージの心地よさに、
なぜときどき一抹の切なさも感じるのだろう。

リサイクル店のコップも、
現像された写真に遺されたイメージも、
過去を帯びるものだけど、誰かが見て、誰かが触れて、
その存在を更新していく。

「だって踊んなきゃ意味ないじゃん」。

小田香(映画作家)

今週末からのゴールデンウイーク、ぜひ映画館のスクリーンでご覧ください!

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