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【お笑い】なぜ近年は賞レースきっかけで売れる芸人が多いのか

こんにちは!本日は私が疑問に思ったことと自分なりの考察を書いていきたいと思います。

賞レースきっかけで売れる芸人

最近「おいでやすこが」テレビに引っ張りだこですよね。小田さんのツッコミは昔のアンジャッシュ児嶋を彷彿とさせるほど面白い。

あと「ぺこぱ」もよく出ています。誰も傷つけないツッコミで去年大ブレイクしました。

他にも「霜降り明星」「ハナコ」「ミルクボーイ」「マヂカルラブリ―」「ニューヨーク」「見取り図」「すえひろがりず」などの芸人がブレイクしています。

これらの芸人には共通点があります。それは賞レースでの出場を機にブレイクしているということ。M-1、R-1、キングオブコントなどの賞レースで決勝に進み、その後ブレイクしています。

そこで生まれた疑問

そこで私は疑問に思いました。なぜ最近賞レースを機にブレイクする芸人が多いのか。

ブレイク芸人ランキングから比較

もちろん昔からⅯ-1で優勝してブレイクする芸人さんはいました。しかし近年はその傾向が特に強いように感じます。

2019年のブレイク芸人ランキングは1位リンゴちゃん 2位霜降り明星(M-1 優勝、粗品がR-1優勝)3位チョコレートプラネット 8位ミキ(Ⅿ-1 4位)

2020年のブレイク芸人ランキングは1位ぺこぱ(Ⅿ-1 3位)、2位フワちゃん、 3位 3時のヒロイン(THE W 優勝)5位ミルクボーイ(M-1優勝)9位かまいたち(M-1 2位)

では以前はどうだったのでしょうか

2014年のブレイク芸人ランキングは1位日本エレキテル連合 2位どぶろっく 3位ウーマンラッシュアワー(THE MANZAI 優勝)

2015年のブレイク芸人は1位とにかく明るい安村 2位おかずくらぶ  3位ピスタチオ

このランキングから見ても近年は賞レース出場後にブレイクすることが多いように感じます。

私なりの考察

※私は芸人でも業界人でもありません。あくまで視聴者視点での考察です。

これには「第七世代」の台頭が大きく関わっていると思います。

2018年ごろ、せいや(霜降り明星)がこの頃売れた若手芸人を「お笑い第七世代」と総称しました。これがメディアに取り上げられるようになり、浸透していきます。

テレ朝の「霜降りバラエティー」日テレの「ウチガヤ」「有吉の壁」「THE突破ファイル」フジテレビの「ネタパレ」TBSの「霜降りミキXIT」など、第七世代を起用するテレビ局が増えました。

若者に人気の「第七世代」をテレビで起用することで、YouTubeに取られた視聴者を取り戻そうとしたのではないでしょうか。

このように2018年以降、テレビ各局は若手を積極的に起用したり若手自体を発掘してブレイクさせようとする流れになっていきました。

一方、M-1やKOCなどの賞レースに出場する芸人のなかにはテレビ出演の少ない若手まだ世間では知られていない芸人が沢山出てきます。

M-1だと2018年優勝が霜降り明星、2019年優勝がミルクボーイ、2020年優勝がマヂカルラブリ―。いずれのコンビも優勝前年までテレビ出演は少ない印象。

この若手芸人やまだ売れていない芸人を起用したいというテレビ局にとって、賞レースで結果を残したそこそこ若い芸人は起用したい芸人像にマッチしているため近年は賞レースきっかけで売れる芸人が増えているのではないでしょうか。

まとめ

なぜ近年は賞レースがきっかけでブレイクする芸人が多いように感じるのか。私の結論としては、テレビ局は近年視聴率を上げるために第七世代に代表される若手芸人や実力はあるが売れていない芸人を起用している。そのテレビ局にとって賞レースに出る芸人は比較的若くて実力があり、起用したい芸人の像に当てはまっているから起用される。起用されることで業界注目度が上がり、ブレイクするからだと思います。

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