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二匹だけのバカンス

二時間だけのバカンスのオマージュその2です。はい。

うちの猫たちは、水と油でも書いたようにお世辞にも中が良いとは言えない。

ちょっとした共通点といえば餌のときである。部屋のドアの前で狛犬のように鎮座していたかと思えば、「はやくえさくれ、はやくえさくれ」といわんばかりにうろうろしだす。

だんご(ブリティッシュ)はまだ、てくてくという感じなのだが、しょうゆ(ノルウェージャン)は猪突猛進で突っ込んでくる。途中にだんごがいてもなんのそのすっ飛ばす。

餌をたべているときは未だにしょうゆだけ隔離する。さっさと食べ終わってだんごの餌を強奪しに行くからである。

「俺の餌は俺のもの、お前の餌も俺のもの」

まさにジャイアンである。

よく車に乗ると人格が変わるという人間がいるが、うちは餌を見ると本気度が変わる。

そんな彼らは、人がいない間のバカンスをどう楽しんでいるのか?

まさに今週は人がいない時間が二時間くらいなので、ちょうどいいバカンス日よりだろう。たぶん。

寝るのもいいし、

窓の外を眺めるのもいい。

爪とぎをしてもいい

もちろん水はのんで

たまの戦闘はほどほどに。

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