見出し画像

米津のYANKEEが良い

読んだ本の感想をnoteに投稿しませんか?
って言われた。

みなさんこんにちは、すあまです。
諸般の事情によりしばらく投稿できずにいました。申し訳ねえ。

受験もあり半年くらいボカロ関連の情報を追えずにいるので、データ関連の記事はしばらく書かないことにしました。

じゃあこれから何投稿するんだよって話なんですけど、とりあえず感想系の記事でしばらくお茶を濁そうと思います。
気が向いたらデータ系の記事も出します。

ということで今回は、我らが米津玄師の2ndアルバム「YANKEE」を聴いた感想を書いていこうと思います。

3月の終わりごろに買って一か月間聴きこみました。
YANKEE、必聴のアルバムです。

1.好きだった曲

WOODEN DOLL

まず曲がとてもタイプです。
そして歌詞が素晴らしすぎます。つまりは最高の曲です。

僕はネガティブで性根が捻じ曲がっているため適当な応援ソングを聴くと「全然寄り添ってないじゃないか」とイライラしてしまうのですが、米津の歌詞は一味違う。

この曲に出てくる「あなた」も僕のようにネガティブで捻じ曲がった人間だと見受けられるのですが、そんなめんどくさい「あなた」をこの曲では否定せず、優しく寄り添ってくれています。

特に好きなのは「自分嫌いのあなたのことを 愛する僕も嫌いなの?」という歌詞。
若干ツンデレ味も感じて良きです。

アイネクライネ

言わずとしれた超ヒット曲。
再生数3億回越えってよく考えたら凄いですよね

恋愛の歌、あんまり刺さらない傾向にあるんですけどこの曲は何故かとてつもなく刺さります…

特に歌詞、人物の葛藤やネガティブな感情、そこから希望を見出していく様が美しく表現されていて惚れ惚れします。
どこで鍛えたらこんな国語力がつくんでしょう 憧れますね

花に嵐

YANKEE収録曲、なんなら米津玄師の曲全体でトップクラスに好きな曲。
アルバム限定曲です。MVはありません。

この曲はハイテンポで疾走感があり、聴いていて思わずノってしまうほどテンションが上がります。

特に好きな歌詞のフレーズが「はにかんで笑うその顔が とてもさびしくていけないや」というもの。
はにかんで笑うその顔が、とてもさびしかったら、
いけないんですよ!!!!!!!!

変に遠回しな表現をせずに、ストレートに「いけないや」と表すそのチョイスに痺れました。

そりゃあそうですよ。笑った顔がさびしかったらいけませんもん。
米津はこういうところで絶対に外さないから信用できます。

眼福

こちらもアルバム限定曲。

この曲はもうとにかく曲が好き。
なんなんでしょうね、聴いていて琴線に触れる音楽なんですよ。

米津の高音はあんまりキンキンしないというか、儚さを感じるような声で、凄い心に響くんですよね。

聴いてほしいです。

TOXIC BOY

これぞ米津の真骨頂、THE 米津玄師といった曲。

すちゃらか感というか、すっとんきょうな音が鳴っててポップな感じがするんですよ。一見。

けど、歌詞をしっかり見るとただ明るいだけではないのが分かるんですよね。

闇を前面に押し出していくのではなく、ポップに包んで明るいふりをしているっていうのがめちゃくちゃツボに刺さります。

2.アルバムを通しての感想

アルバム全体での感想ということなんですが、本当に捨て曲がないです。
アルバム限定の曲も外れがなく、非常に完成度が高いなと思います。

米津玄師名義でデビューして間もないころの作品というのもあり、全体を通してハチ味が強いというか(特にアルバム限定曲は顕著)

それでもアイネクライネとか花に嵐とか、そんなにハチ感がない曲もあったりして、そこらへんのバランス感を楽しむのも面白いなーといったところです。

僕が言う必要もないくらいの名盤で、すでに超有名なんですけど、まだ聴いたことないという人は聴くべきだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?