中根すあまの脳みその1

作文が苦手だった。原稿用紙の最初のマスは開けるとか、句読点がいちばん最後にきたら文字と同じマスに書くとか、作文を書こうとするたびに『どっちだっけ?』と迷ってしまうようなルールが煩わしかったからだ。小学生のときに、日記を書く宿題があった。毎日、その日体験したことや気づいたこと、考えたことなどをノートに好きなように、好きなだけ書いていく。その作業はたのしいと思った。自由になにかを書くのはたのしい。『犬とその飼い主の顔はなぜ似ているのか』ひたすら考察したこともあれば、『緊張することは良い影響を与えるか、悪い影響を与えるか』担任の先生と日記を通して激しい議論を交わしたこともあった。最近ふとそれを思い出し、自分の思ったこと文章にして見えるようにしておくことはなんだかとっても有意義なことのように思えた。そこで、小学生の頃のわたしにもどった気持ちでそれをやってみようと思う。週に一回、なんてことない文章を更新していく。(これを続けていくことで、なにかの仕事につながらないかな。いつか本になって、重版かかりまくって、印税で一生暮らしていけるくらいにならないかな。お金ほしいな。遊んで暮らしたいな。あー、働きたくない。お金ほしー。)別に変な下心はない。文章力の向上のためだ。お付き合いいただけるとうれしい。

最近よく『寝落ち』をしてしまう。
これまでの人生の中でわたしは、はみがきをせずに硬い床の上で朝まで眠るなんてことはありえなくて、『昨日寝落ちしちゃってさー』って言っている人をとんだバカものだと鼻で笑っていたのだが、今のわたしは違う。今では世界中にいるすべての寝落ちピーポーに謝りたいと思っている。ごめんなさい。
やらなきゃいけないことも、やりたいことも膨大にあって、ただでさえ一日が一瞬で終わってしまうのに、その上睡眠時間もとらねばならないとはどんな無理ゲーだよと神様に文句を言いたくなる。何が腹立つって、この世には全然睡眠をとらなくても元気でいられる人間がいることだ。何かにつけては『今日2時間しか寝てない〜』だの『オールした〜』だのぬかしやがって。羨ましいにも程があるじゃないか。一生の中で元気に活動した時間を、ショートスリーパーとロングスリーパーとで比べたら莫大な差ができるだろう。わたしは、『睡眠をとらなくても元気な人間』と『たくさん食べても太らない人間』に関しては許せないと思っている。
この世界は、人間という生き物は、なんて不公平なんだろうか。その事実にへこたれずに生きていくには相当なパワーが必要で、わたしみたいにプライドが高く自意識過剰な人間にはそれがとても難しい。でもそれを………zzzz


自分が書いている文章がつまらなくて、結局寝落ちしてしまった、もう朝だ。
睡魔に打ち勝つ方法を知っている勇者がいたらぜひとも教えていただきたい。

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