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中根すあま
2023年12月29日 01:25
激しい川の濁流に流され、息をつく暇もなかったのが私の2022年だとすれば、2023年は、その川からあがり、水を吸って重くなった体を引き摺りながら己の足で歩き続ける、そんな日々だった。なぜ進むのか。それが分からなくなって立ち止まり、またしばらくして歩き出す。己の足で立ち、己の足で踏み出す、そんな当たり前を強く実感する毎日であった。1月は行ってしまう、2月は逃げてしまう、3月は去ってしまう、