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中根すあまの脳みそ

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中根すあまが考えたことや、気づいたことを徒然なるままに記録していきます。毎週金曜日に更新。読んでやってください。
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2022年6月の記事一覧

中根すあまの脳みその147

荷物が多い日はリュックを背負う。
私の場合、ほぼ毎日だ。外出する際には、ある程度大きさのあるリュックぱんぱんに荷物をいれて持ち運ぶ。荷物が小さいといいな〜と思う。しかし、気づいたらいつもそうなっている。人は私の膨れ上がったリュックを見て、何が入っているの、と聞く。私は少し考えてからいつも、夢と希望だよ、と答える。
もちろんそれは嘘だ。だが仕方がない。だって、入っているものひとつひとつ丁寧に答えたと

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中根すあまの脳みその146

都営大江戸線はちょっとびっくりするほど地下だ。ホームに降り立つための、あのエスカレーターの急降下ぶりといったらない。都会そのものがテーマパークだとしたら、あのエスカレーターは、ここぞとばかりに恐怖を煽りながら、じわじわと降下するタイプのジェットコースターだ。毎回新鮮な衝撃を与えてくれる。

私が都営大江戸線を利用するとき、乗車時間はあまり長くない。せいぜい、10分くらいだ。10分というこの世でもっ

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中根すあまの脳みその145

大学の授業で、簡単な製図をした。
実際に書き始める前から嫌な予感はしていたのだ、それはもう、ひしひしと。

私は、この手の作業が苦手である。
どのくらい苦手なのかというと、いつも笑顔で愛嬌があり、それでいて優しくキメ細やかな気配りのできる、女の子として非の打ち所が見つからない友人が、私の製図の腕前を見るやいなや「ほんとにポンコツ」と断言したくらいの話である。ポンコツという言葉は、その語感的にも、細

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中根すあまの脳みその147

「ピ逃げ」という言葉を知っているだろうか。
私は、この言葉がごく身近に使われている環境に身を置いているが、未だに言葉の響きの特異さに慣れない。

『おじゃる丸』というアニメがある。
「坂ノ上おじゃる丸」という名の5歳の平安貴族の日常を描いたアニメであるが(5歳の平安貴族とは一体何なのか深堀りたい気持ちを抑えて次へ行く)、そのおじゃるの敵として登場する鬼(いちいち設定がカオスすぎて、流すのがもったい

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