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中根すあまの脳みそ

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中根すあまが考えたことや、気づいたことを徒然なるままに記録していきます。毎週金曜日に更新。読んでやってください。
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2020年11月の記事一覧

中根すあまの脳みその68

コンビニのおにぎりが好きだ。
てづくりのおにぎりももちろん好きだけれど(母のつくった「塩むすび」は一体なぜあんなにもおいしいのだろうか。正真正銘、米と塩だけであのおいしさはおかしい。もはやミステリーである)、それとはまた別の、特別なワクワクが、コンビニおにぎりには詰まっている。

私の祖父母は、愛知県と岐阜県に住んでいる。そのため長期休みになると、祖父母の家まで家族で長距離ドライブをすることが、中

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中根すあまの脳みその67

湯船に浸かっている状態から、立ち上がる。
その行為が、この世でいちばん嫌いだ。

重力が一気にのしかかってくる感覚、体から離れていく液体がたてる騒々しい音、そしてこれから待っている煩わしい時間への予感、その全てが私を辟易させる。

湯船に浸かっている時間は嫌いではない。
携帯を持ち込んで動画を見たり、湯船に浮かべたみかんと戯れたり、近所迷惑を気にしながら歌を歌ったり、ひたすらぼーっとしたり、過ごし

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中根すあまの脳みその66

どんなに意志の強い人間でも、睡眠中の行動までは制御できないものである。

私は、電車の端の席が大好きだ。もし、座ることができたなら、電車の中という公共の場でにやにやすることを避けられないくらいに好きだ。知らない人に挟まれなくてよい上に、頭を預けて眠ることができる。終点まで乗ることが多い私の場合、電車の中で快適な睡眠をとれるのは非常にありがたいことなのである。
だが、混んでいる時はなかなかそうもいか

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中根すあまの脳みその65

先日、「水曜日のダウンタウン」という番組に、自分の姿が少しだけ映った。
それは、人気芸人たちの替え歌を芸歴3年以下の若手芸人が審査し、優勝者を決めるという企画で、私はその“若手芸人審査員”として収録に参加したのだ。
私なんてのはまだまだ芸も振る舞いも未熟なので、テレビ局に入っていくだけでもなんだか恐れ多い気持ちになる。それと同時に、シャンと背筋が伸びるような気持ちにもなるので、ついつい怠けてしまい

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