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2020年2月の記事一覧
中根すあまの脳みその30
一昨日、新型コロナウイルスの影響により、3月27日の単独公演を予定通り開催できないということが決まった。
マネージャーからその連絡の電話が入ったとき、わたしは家で爆睡していて、電話の通知音で飛び起き、マネージャーの名前の文字を見て飛び出た(そんな言い方はしない)のだが、
その内容は寝起きすぎる頭にはどうにも理解し難く、衝撃的だった。
ちょうどその日に、アルコール消毒液の設置についてやマスク着用の呼
中根すあまの脳みその29
「なかね…あすま?」
「なかね…す…す、あ、ま?」
初めてわたしの名前を読む人の典型的なパターンである。
わたしはこの名前で活動をし始めてから、「中根すあま」という名前が、案外読みにくいということを知った。
みなさんは和菓子の「すあま」をご存知だろうか。
「もちろん知っている!」という人もいれば、「なにそれ全然知らない!」という人もいて、そしてそれが、出身地や住んでいる地域関係ないところがなか
中根すあまの脳みその28
小学生の頃は、バレンタインがとても盛んだった。
というのも、放課後は外に出れば必ず誰かに会えるし、何時にどこどこね!と約束をしなくてもお菓子の交換ができる、その気軽さがそうさせたのだと思う。
小学校低学年のわたしは、アルミのカップにとかしたチョコを流し入れて固めたものを配っていた。
なぜ、もともと固まっているものをわざわざ溶かして、また固めるんだろう。はたしてそれを「手作り」と言うのだろうか。物体
中根すあまの脳みその27
冬のふとんほど恐ろしいものはないと思う。
(ちなみにうちにはこたつがない。それは、こたつが廃人製造機だということを一家全員が自覚しているからであり、ふとんよりこたつのほうが恐ろしい可能性は否定できない。その点ご了承いただきたい。)
朝、一晩の人間の熱を充分にたくわえて、ぬくぬくになったふとんというのは、驚く程に心地よく、戸惑ってしまうほどだ。
できることなら残りの一生をここで過ごしたい、この温度、