華村@中国

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華村@中国

中国に住んでます。 「一日ひとつ、中国にまつわることを言語化する」をコンセプトに、定期購読「中国を言葉にするマガジン」を週5回(月〜金)更新しています。 ご相談やご質問などはTwitterのDMにお願いします。

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    【月〜金 日本時間18:00/中国時間17:00 更新】 「毎日ひとつ、中国についての何かを言語化する」をコンセプトに、中国在住者の視点から、中国にまつわるいろいろな話題について書いています。 「近くて遠い」とされる中国のことを丁寧に言葉にして、それらを日本と対比しながら、お読みの皆様に気づきを得てもらえるようなものを目指しています。

  • 中国を言葉にするマガジン 2024年4月アーカイブ

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最近の記事

命の選別と、人間の「望ましい姿」

センシティブな話をするので、ほぼ全編購読者限定です。嫌な気持ちになる人もいるかと思うのでご注意ください。 なぜか推奨された検査嫁の妊娠期間中、不思議に思ったことがあります。 それは定期検診のなどで病院に通う中で、遺伝子異常の出生前診断——ありていに言えば、「子どもがダウン症でないかどうか」を調べる検査をやたらと促されたことです。

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    • 「過剰生産」は中国への妥当な批判か、はたまたイチャモンか

      近年、中国の「過剰生産」の問題がよく聞かれるようになりました。 先日はG7の財務省・中央銀行総裁会議の声明で中国を名指しにした批判がありました。 声明の該当部分(財務省の仮訳)はこちら。 個人的には、この「過剰生産」という言葉は若干わかりにくいと思っています。「過剰生産」というと単に「作りすぎ」のような印象を受けますが、たぶん本質はこの文章でいう「非市場的政策及び慣行、並びに歪曲的政策」の部分です。 政府が強力な補助金政策を出していたり、法律・法規違反を黙認するような

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      • 親を尊敬しつつ軽蔑する、現代の中国人

        前にもマガジンで書いたように、いま僕の家には義母とお手伝いさんが来て育児を手伝ってくれています。 言い換えれば、いま我が家には①僕、②嫁、③義母、④お手伝いさんという、4人の子育てプレーヤーがいるわけです。 手が多いことはそれだけで強みですが、これだけ多いと子育ての常識や「どうすべきか」という規範が食い違うことも出てくるし、場合によってはちょっと揉めたりもします。 ではここで問題。上に挙げた4人のプレーヤーのうち、もっとも意見や取りたい行動が合致せず、揉めやすいのは誰と

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        • YouTubeも気軽に見れないこんな世の中じゃ

          引き続き義母とお手伝いさんの住み込みによる、中国式子育て生活が続いております。今日はその中で感じた、子育てとはあまり関係のない話を。 +++++ 他人が家にいることに一定のストレスはあるといえ、もうこうした生活にもけっこう慣れました。義母はともかく、お手伝いさんはさすがこちらのプライベートにも配慮してくれるので、始まる前に懸念していたほどのしんどさはありません。手伝ってくれる人がいること、自分の時間が確保できることへの感謝のほうが大きいです。 ただ、こればっかりはどうし

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        記事

          中国のタクシーがここ数年でいろいろ変わった件

          昔、中国のタクシーって、座席と運転席の間に、物々しい鉄格子がついてたんですね。 この動画のように、後部座席と前の席が区切られているものが中心ですが、助手席と運転席の間にある場合もありました。 上の動画は11年前にアップロードされたものですが、実際には6、7年前くらいまではこうした鉄格子付つきのタクシーが主流だったでしょうか。それが気づけば最近、こうした鉄格子をつけているタクシーはほぼ見なくなりました。 なくなった理由は、やはり治安の向上によるものでしょう。もともとはタク

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          【購読者向けお知らせ】先ほどの突発的更新について

          先ほど、こちらの記事が投稿された通知がマガジン購読者の皆さんに届いたかと思います。こちら、本来は来週更新予定の記事だったのですが、操作ミスによりこのタイミングで誤って公開してしまいました。普段は更新のない土曜に突然のお知らせとなってしまい、申し訳ございません。お騒がせしました。 noteの仕様上、一度公開された定期購読マガジンの記事を差し戻したり削除したりすることができません。なのでせっかくですから、土日のどこかででもこの記事をお楽しみいただければと思います。 そのぶん、

          【購読者向けお知らせ】先ほどの突発的更新について

          日中友好の架け橋よりも、日中衝突のエアバッグになろう

          子どもができたことで、日本への帰国の可能性を前よりも考えるようになったんですね。 もちろん未来のことはまだわからないのですが、育児や教育は日本でやったほうが安定してそうだなというのと、子どもと嫁に日本での生活を経験してほしい、という気持ちがあります。東南アジアとか他の国に行くことにも興味があるんですが、その場合でもいったんは日本を挟んでみてもいいんじゃないかな、と。 でも、その際に問題になるのは「日本で何をやって食べていくのか?」ということだと思っているんですね。

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          日中友好の架け橋よりも、日中衝突のエアバッグになろう

          日中ハーフの名づけに苦労した話

          子どもが生まれたので、当然名前をつかなければいけないわけですが、この名づけにちょっと苦労した……というか、いろんな要素を気にしているうちに考えんでしまって、決まるまでにかなり時間がかかりました。 まあ子どもの名づけに悩むのはどんな親でも同じだと思うのですが、うちの子の場合は日本人と中国人の間に生まれた子ということで、いろいろと考えることが多かったのです。今日はそんな話を。 要素①:事前に性別がわからなかったマガジンにも書きましたが、中国では決まり上、生まれてくるまでに子ど

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          日中ハーフの名づけに苦労した話

          中国式「家族+お手伝いさんガッツリ育児」のメリット・デメリット

          嫁の出産前から、嫁のお母さん、つまり僕から見た義母に手伝いに来てもらっています。出産にあたっても手伝ってくれたり、産後の入院期には僕と交代で嫁と子どもの面倒を見てくれました。いまも義母は嫁・子どもを世話しながら家事をやってくれており、助かっています。 ところで、中国(中華圏)では「坐月子」という一カ月の徹底した産後ケアの習慣があって、産後の母が子どもとともに「月子中心」といわれる専門のケアセンターに入居したり、「月嫂」と呼ばれるお手伝いさんを家に呼んだりします。うちでは、「

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          「交渉」が当たり前の社会、けっこう大変です

          先日に引き続き、小保下グミさんのマガジンに僕の記事を取り上げていただきました。 日本人ってたぶん、実際に意見を口に出してすりあわせるという意味での「交渉」って苦手ですよね。 自分の希望を忌憚なく伝えたり、通らないであろう要望でもワンチャン言ってみたりするようなことは、むしろ恥だというような意識があるからでしょうか。ともかく「とりあえず言ってみて、落とし所を探る」という形での「交渉」は、日本には根づいていないといえるでしょう。 さて、対して僕の住む中国は「交渉」が当たり前

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          子どもが生まれてくるまで、性別を知らなかった話

          今日も子どもにまつわる話題です。 +++++ タイトル通り、僕ら夫婦は実際に子どもが生まれてくるまで、その性別を知りませんでした。 別に意識してそうしたのではなく、中国では基本的に生まれてくる子どもの性別を調べてはいけない決まりになっているからです。医者や医療スタッフは、性別がわかってもそれを親に教えてはくれません。そういう法律も存在しています。 病院(産科)にも、このことを述べた文言が至るところに書いてあったりします。 ただ、「医学的需要」があるということにして検

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          子どもが生まれてくるまで、性別を知らなかった話

          「外国人割引」に期待するのは、ここらでやめにしよう

          子どもが生まれたのは近所のローカル公立病院だったんですが、これが結構大変だったんですね。 中国の病院というのは、行けば余計に具合が悪くなってしまうくらい大変な場所です。 延々と待たされたり、わかりにくい説明を聞き逃してしまうと次に何をしていいかもわからず、右往左往したりすることになります。人に聞いてもロクに教えてくれなかったり、間違ったことを教えられて混乱したりもします。 嫁の出産の過程でもそれは同じでした。産気づいてから子どもが生まれるまでのスタッフはよく対応してくれ

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          子どもの言語はどうしよう? 日中夫婦で話し合ったこと

          昨日お伝えした通り、子どもが産まれました。まだ夫婦ともどもわからないことだらけであたふたしていますが、とても楽しいです。 さて、うちの子は両親の国籍が異なる日中ハーフです。まだ産まれたばかりで気にすることではないかもしれませんが、親としては子どもの言語をどうしていこうか、日本語で教育していくのか中国語なのか、バイリンガルにしていくのか、ということをやはり考えてしまいます。子どもが産まれてくる前に、嫁ともたくさんその話をしました。 今日のマガジンでは、その嫁との話し合いでま

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          子どもの言語はどうしよう? 日中夫婦で話し合ったこと

          子どもが生まれました。子が日中ハーフということについて、いま考えていること

          突然ですが、子どもが生まれました。元気な男の子です。 出産にはフルで立ち会いました(昨日、一昨日とマガジンの更新をお休みしたのはそのためでした。お騒がせしました)。14日の早朝に産気づいて病院に行き、そこから24時間以上をずっと嫁とともに過ごし、15日の朝に無事に生まれてきました。長時間を戦い抜いた嫁、そして頑張ってこの世に出てきてくれた子を、心から尊敬しています。 生まれてきた子を初めて見た時は立てなくなるほどに涙が溢れてしまって、看護師さんたちに呆れられてしまうほどで

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          子どもが生まれました。子が日中ハーフということについて…

          【お知らせ】今日も更新をお休みします

          昨日もマガジンの更新をお休みしたのですが、そこで少し触れた通り今日もお休みとさせてください。昨日と合わせて、更新を楽しみにしていただいていた方には誠に申し訳ございません。 そのかわりと言ってはなんですが、明日の更新では明るいニュースをお届けするつもりです。ご期待ください。

          【お知らせ】今日も更新をお休みします

          【お知らせ】今日はマガジンの更新をお休みします

          タイトル通り、本日は急用のためマガジンの更新をお休みいたします。また、明日もお休みになる可能性が高いです。ご了承ください。 更新を楽しみにしていただいた方におかれましては、申し訳ございません。 よろしければ、過去記事等をお読みになって次回の更新をお待ちください。

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