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過去の自分に届けたい本5選

なーんて、かっこいいブログタイトルでよく見る○選っていうのを使ってみました。中身は、大人が勝手に「こどもに読んで欲しい本」をいくつか選んだだけです。そして選ばれた本は、本が大好きで大学では国文科を専攻し卒業した尊敬している先生と協力して選んだものです。

選んだ本はこちら

君たちはどう生きるか(漫画版)
はらぺこあおむし(英語版)
こども六法
おバカ回答GOLD
こころいろどる徒然草

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私はこちらの小説を読んだことがなかったのですが、多少周りくどいけど(笑)昔から良い本だ、と言われる理由がわかりました。
私が本を好きになったのは最近のことなので、小学生時代の私時届けるとしたら漫画版一択です。でもそれでも字は多めでした。特に、この表紙の主人公とその叔父がメインキャラクターなのですが、ふたりの手紙のやりとりがそのまま活字になっており、それが長いのです。
こちらの本、何のきっかけもないこどもが読むより、例えば学園祭の終わった後、運動会の終わった後、夏休みキャンプへ行った後など、いつもと違う体験をしたあとにそっと差し出すと良いかな〜なんて思いました。

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英語版は別にありまして、こちらは日本語と英語が書いてあるはらぺこです。
私が中学生の頃、英語の自習をする際に『桃太郎』の英語版を読んで勉強しました。あんな簡単な内容なのに、中学で学習する英語では全く意味が理解できませんでした。(20年以上前)
ということで、同じように知っている物語を英語でどう表現されているのか興味を持った子にちょうど良いかなと思いました。でもうちの小学校の子、4年生で英検1級受けてる子もいるんですよねーーーーー。なので、幼稚園から上がってすぐの1年生か2年生向きかな。というか最初からこちらを買っておけばよいのでは…

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私は、物語を読むことにあんまり興味がなかったので(今は情操教育に重要だということは体感したけれど)、こういう、知識が増える系の本が好きでした。おバカな回答で笑えて、ちゃんと正解も書いてあるので知識も増えるという、今のところ一番人気の本です。というか、親がこういう本買わないようで、ほかの「良書」と呼ばれる本は、本が好きな子はすでに持っていたという調査不足でちょっとがっかりしたのですけれど、こういう、真面目な子がこの本を「バカになりそう」な本て言っていたのですが、は買って正解でした。バカになりそうな本、でほんとうにバカになる人はバカから脱出できない人ってだけです。

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この本はろくに説明も受けずにカゴにポンっといれてあったので、相当いい本なんだろうな〜と想像していましたが、ほんとうにいい感じの本でした(語彙力な)
っていうのは、『君はどう生きるか』は物語の中の大筋が人間が生きる意味を模索する主人公とすごく理想の大人との関わりを書いているのに対してこちらは、芸術作品から自分がどう感じるのか、短い言葉を自分はどう解釈するのか、こちらに任されているような感じでした。簡単に言うとライフハックの本なのです。

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こども六法は、話題になってすぐ購入したかったのに売り切れでしたが、店頭に並んでいてハッピーでした。小学生100人と過ごしていると、「いじめの芽」みたいなものは毎日発見するんですよ。でも、各各の正義を持って主張しているので大変です。だって、みんな正しいし、みんな違うんだもん。大人だってそうだもんね。法律がある国に生まれたからには、「法律を知らない」は通用しない。さて、何が悪くてなにが良いのか、話し合おうじゃないか。

こどもと過ごす上で、頭の回転がよいこととニュートラルでいることが必須だと思っていて、私が小学生の時の女性の先生はいつもわけのわからないところでキレていてあんまり好きじゃなかった。

人間として道を踏み外すような発言を耳にしたとき、なるべく面白く楽しく、正しい方を伝えたいと思っているのだけれど、やっぱり自分の調子に左右されがちで最近言葉がうまく出てこない。

ちょっと忙しかったので、ゆとりを持って先生たちと過ごそうと思いました。
みんな、疲れた顔をしていたかもしれない。
こどものいる場所の空気を良いものにするには、まず先生たちが楽しくなくっちゃ。これは最低条件。もうちょっと先生たちに楽しんでもらえるように考えてみようと思います。

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読んでくださってありがとうございます。

あなたは神か。