やりたいことがわからない、の考察
【思い出してしまった】
タブレット純さんをご存じですか?
知人が推していたのですが、ずっとスルーしていました。
それがこの間、洗い物をしていると、テレビから鳥肌が立つような歌声が聞こえてきたのです。ふり返ると、「タブレット純」。昭和歌謡を愛する歌手&芸人さんでした。なぜか涙が出てきました。
そして、思い出してしまったのです。高校時代、ほんとうは音楽の道にすすみたかったことを。
【人生のうそ】
はじめて入ったイオンモールの書店の入り口。『天職の見つけ方』(中越裕史著)という本が目に飛び込んできました。
まったく、本一冊で天職がわかるわけないでしょ。と思いつつ目次を見ると、お、おもしろそう!結局買ってしまいました。
その中に、「人生のうそ」という内容があります。
ー ー ー
自分で自分をごまかしてしまうことを、心理学者のアドラーが「人生のうそ」と言ったそうです。
やりたいことがあっても、頭で否定してしまうため、いつまで経ってもぐるぐるしてしまう。
そこから抜けるには、勇気を出して行動するしかない。そうすれば、すっきりと筋の通った人生を生きられる、と。
ー ー ー
そのまんまわたしのことだと思いました。
やりたいことがわからないのではなく、「音楽で生きるのはむり。」と思っていただけ。当時、周りに言われて、そうだよね、と思ってしまった。自分で決めたことなので、仕方ないですね。
それでも。
「それでは食べていけないよ。」この台詞は言わないでほしい…!
食べることは必要です。でも、それ以上にたいせつなことがあります。
「あなたならできるよ。」と言ってあげてほしいです。
わたしは、音楽とは別の仕事をしてきました。というより、音楽のことなんて忘れていました。
でも、タブレット純さんの歌声をきいて、何かが「カチッ」とはまったのです。「あぁ、そうだった。見つけた!」謎がとけた気分。
仕事になるとかならないとかは関係なくて、やりたいことは、やっぱりやるしかなかったのです。
今は車の中で歌うだけだけれど、これからはライフワークとして、プライベートで歌を届けていけたらいいな、と思っています。
◇
今日お伝えしたかったことは、やりたいことというのは、かならず自分の中にありますよ。それは、忘れていたり、否定しているものかもしれません。ということでした。
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