ノラない時期の、ノリ切り方
やってらんねぇ。てやんでぃ。
とか言いたくなる時期、ありますよね。
今回のポイントは「とき」とか「日」ではなく、「時期」一定期間であることだ。
私の場合、多くて年に1-2度やってくる。
程度はピンキリで、「なーんかパッとしない」という小規模のものから〜「何をやっても面白くない、楽しめない」という中規模のもの〜「何を食べても味がしない。やりたいことが1つもない。早く居なくなってしまいたい。」という大規模なもの(ここまでのクラスとなると人生で二度程だが。)と、さまざまである。
明確な要因やきっかけをもつ場合もあるし、気づけば「ノラない時期」に入っているという無自覚パターンもある。
後者の場合は、客観的には仕事も家庭も遊びその他もそこそこ悪くない状況にもかかわらず、本人はしっくり来ていない・うまく動けない、ということが多く対処が難しい。期間は長くて半年〜1年、短くて2-3ヵ月ほどである。
クソ対処法:ぢっと待つのみ。
『ノラない時期の、ノリ切り方』などというタイトルでハウツー的な内容に見せかけておきながら身も蓋もないのだが、こういう時期は「ただ過ぎ去るのをじっと待つべし。」が持論である。
全容もみえていないのに、無理に改善しようとしてジタバタ動くと、状況が悪化することが非常に多い。
海でもプールでも、溺れたときは暴れるべきではない。じっとしていれば、自然と浮かんでくるものなのだ。
ただ本当に何もしないのはツラいので、今回は私が「ノラない時期」の暇潰しに、多めにやっていることを紹介したい。
①読書
アニメや映画、Youtubeも悪くないが、音に疲れることも多いので、ノラない時期は読書の割合を増やす。深く考えずに読み進められるライトなものからスタートして、慣れてくると密度・難度を上げていく。アタリを引けば、ブレイクスルーに繋がることもあるし、そうでなくとも良い現実逃避になる。
※ノラない時期には基本的に自己啓発・ビジネス系のものは読まない。
そんなものを読む人は既に「より良くなりたい」という前向きなマインドを持っており、そのマインドさえあれば物事の7-8割は解決している、と思うからだ。
そういえば、最近のなかでは読書noteが好評で有難かった。
②ストレッチ
体がかたくなると、心も頭もかたくなる。
ありきたりワードだが、ヨガを始めて強く実感するのは心と身体は繋がっている、ということだ。
心や頭が上手く働かないときは、身体と呼吸のコントロールに集中すると、すこしマシな気分になる。
背中・お腹・前もも・もも裏・ふくらはぎ…とざっくりしたゾーン分けで、レッスンのような緻密さのない、おおらかなストレッチを行っていく。
急にしなやかでおおらかな人になるのは、難しい。
でもストレッチは、誰にでもできる。
③暴飲暴食
①②と比べると急に乱暴だ。
お前仮にもヨガインストラクターだろう、と言われそうである。(今更。)
生徒さんから何度か「先生は、爆食いしたいときはどうしてますか?」と聴かれたことがあるが、毎度「したいときは爆食いしています。」とどうしようもない回答をしている。私の場合はお酒とお菓子。
すっごく可愛いインフルエンサーの女の子が「どうしても甘いものが食べたいときは、ハチミツをひとさじを舐めると落ち着きますよ」と話していたが、ハチミツひとさじで収まるような食欲なら、警察は要らないわけである。※この人は、頭がよくありません。
数回の暴飲暴食で身体を壊したり、激太りすることはない。
ノラない時期にむしゃくしゃして「やってらんねぇ!」となったら暴飲暴食を自分に許すことにしている。大体根気が無いので、そう長くは続かない。
落ちていくのも、また一興。
「あぁ、ノラない時期に入ったな。」と気づいたら、あえて小手先の改善を試みないことにしている。
落ちるところまで、いったん落ちたらよい、とも思うのだ。
大切な人を、傷つけたり悲しませたりしない範囲で。
転がる石は、絶望などせず落下を愉しんでいるかもしれない。
落ちていくのに飽きたら、ぜひ一緒にヨガでもしましょう。(あれ、これ宣伝だったのか。)
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